コラム”

「絶不調のさなかではありますが」
2018年1月16日

川崎競馬場から帰ってきた翌日、1月6日の土曜日に38度オーバーの発熱があり、
翌日もそれが継続したことで「休日夜間診療所」に行ったら「インフルエンザではない、ただの発熱」という診断。
そこでもらった解熱剤が効いたのか、熱は月曜日になったらまずまず下がりました。
しかし大量のフトンで体を蒸し焼き状態にする、
個人的にいつもやっている風邪の治しかたがまったく通用しなかったことに違和感がありました。

なんでこんなに体温が高いのに汗がまったく出ないんだろう……
でも水分はいつもより多めに摂っているものだから、いわゆる夜間頻尿状態。
それでも絶好調ではなく絶不調でもないということで、水曜日は人間ドックを受けてきました。

ということでバリウムも飲んできたわけですが、
汗がまったく出ないという状況は大腸方面にも影響していたようで、下剤の効き目がまったくなし。
そうしたら人間ドックを受けた夜、再び38度の熱発を計測してしまいました。
これって人間ドックでの数値にも影響するんじゃないかしら。
今年は精密な血液検査のオプションをつけたのに。

仕方なく木曜日に医者に行ったら「インフルエンザB型ですね」と判定。
しかし治りかけということで薬はもらわず、木曜日と金曜日は自宅で静かにしておりました。
そのおかげで熱は下がったし体調もボチボチなので、土曜日の夜は神保町の「らくごカフェ」に行ってきました。
主な用事は快楽亭ブラック師匠に代理で買った航空券を渡し、師匠に頼まれて買った負馬投票券のお代を回収すること。
でも木戸銭を払って落語も鑑賞したので、コストがかかる集金活動となっております。


快楽亭ブラック師匠の毒演会

(写真:快楽亭ブラック師匠の毒演会)

楽しく落語を聴いてから用事を済ませ、さすがに打ち上げは辞退して自宅に戻り、日曜日はひたすら静養。
しかし月曜日の朝になると一気に体調が低下。
久々に起きていられない状況になってしまいました。
こんな感じの症状は、一昨年の6月に夜行の飛行機に乗ったとき以来。
そのときは体の内部に熱がこもった影響で、猛烈な吐き気が発生したのでした。
でもトイレで30分ほど体を冷やしたら無事に回復したので、その後の影響はとくになし。

しかし今回はインフルエンザとの合わせ技ですから、ひたすら寝てやりすごすしかありませんでした。
とはいえ、これが1週間早く襲来していたらと考えればラッキーだったといえるのかも。
本格的なインフルエンザにかかったのはたぶん23年ぶりでして、前回はサラリーマン時代。
休日出勤の代休を含めた3連休をまるまるインフルエンザのために使ったのでした。
あのときも運がいいのか悪いのかと思ったなあ。

インフルエンザではないですが、キツいノロウィルスにかかったときも同じ。
そのときは沖縄や与那国島で1週間ほどテレビのロケがあって、
それが終わって帰ってきた翌々日、最終最後の開催となる北見競馬場で潜伏期間が解除されてゲッソリ。
女満別中央病院に5時間入院させてもらいました。
それがもし与那国島でノロを発症していたらと思うと……。
これもいわゆる不幸中の幸いといえますよね。

そして今年は川崎のバックヤードツアーの翌日から調子が悪いまま。
そのおかげで予想がまったく当たらないわけでして、原稿で提出した予想も自分で買った馬券もことごとくハズレ。
改めて、健康第一だなと痛感している次第でございます。

このままダラダラと治ったり治らなかったりが続くのが最悪の展開なんですよね。
追い打ちをかけるように月曜日の午後、ももいろクローバーZの有安杏果さんがグループを卒業するというニュース。
しかしながらこの件につきましては冷静に対応できておりまして、
涙で枕を濡らすという状況にはなっていないことを報告しておきます(汗)。
しかし馬券は絶不調。

その状況で船橋記念の予想を出すのはどうよと思うのですが、だったら「データ予想」という揺るぎないものにすれば問題なし!?
船橋記念は「負担重量が53㎏以下の馬が3着以内に1頭だけ入る」というのが最近の定説。
ならば、53㎏以下の4頭のうち1頭だけを組み込むべし!

◎8.スアデラ
○5.アピア
△1.ロイヤルトリニティ
△3.シークロム
△6.サマーダイアリー
△7.ラスパジャサーダス

船橋の1000mで2戦2勝のスアデラと、1戦1勝のアピアの馬連ワイドが大本線。
そして該当馬の4頭を加えた、2頭軸の3連複か3連単が狙いどころでしょう。

ちなみに馬券は絶不調でも、ほかの的中はなぜかゲットしてしまいました。
なんと、お年玉つき年賀はがきの1等が当たってしまったのです!!!
その1枚は、印刷失敗のせいで自宅にとどまっていたもの。
年賀状のクジ部分は幸運を誰かにプレゼントするのが趣旨なのでしょうが、今回は自分でごっつあんさせていただきました。
ちなみにその年賀はがきは「金沢→船橋→笠松」の弾丸ツアー後に名古屋駅の近くで買ったもの。
まったくもって、人間万事塞翁が馬!


1等

(写真:1等!)

プロフィール

プロフィール

浅野 靖典

1969年8月1日生まれ

1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。

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