
いやいや、先週は激動の日々でしたわ。
火曜日と水曜日は東京ドームで開催された、ももいろクローバーZの結成10周年記念コンサートin桃響導夢に参加。
2日とも4人のメンバーとバンドのみなさんの魂が伝わってくるような内容で、2日目のエンディングでは感動のあまりに涙を流す人が多数。
私のとなりの席のオバサンも声を出してすすり泣いていましたが、私も涙腺決壊までもうちょっとのところでした。
(よっしゃ行くぞ)
すばらしいコンサートを体感できて、とても幸せ。
しかし当初の目論みどおりにはなかなかいかず、2日とも東京ドームにノートパソコンを持って行って開演前にひと仕事。
その翌日は「来年のダービー馬を探せ!」という、2歳馬関連のトークイベントがあるために大阪へ。
昼過ぎの飛行機で関空に飛んで、南海電車でなんば駅から徒歩圏内にある会場に向かう途中で、
ふと「そういえばこの近所に場外馬券売場があるはず」と思い出したのでした。
そこでさっそく調べると、トークイベントの会場である「ロフトプラスワンウエスト」の前の道をまっすぐ行ったところにあることが判明。
場外馬券売場完全踏破のために、ちょっとだけ立ち寄りましょう。
イベント会場を通り過ぎて進むこと3分。
この辺だよな……と見回すと、商店街のなかにちょっと場違いな緑色の服を着た警備員さんを発見。
ということは、この周囲に公営競技関連施設があるってことですな。
はたしてその推理のとおり、そこに「DASH心斎橋」がありました。
(DASH心斎橋はステキなビル内に)
その外観を眺めると、このビルは本来ならスナックやバーとか、
そういった小さめの飲食店を入居させるために作られたという雰囲気ではないですか。
実際、その周囲にあるのはそういういわゆる“雑居ビル”。
そのビルの2階から4階までを使っているって、こりゃ賃料がお高いんじゃないかしら?
そのあたりの事情はわかりませんが、さっそくエスカレータで2階に上がると、木曜日の夕方5時でも40人ほどの競馬ファン。
白衣を着た板前さんとおぼしき人も数名いましたから、
このあたりの飲食店では「休憩時間にひと勝負」という流れが定着しているのかもしれません。
というわけでこちらもひと勝負。
この日は園田と名古屋と大井が発売対象でしたが、園田と名古屋は最終レースの終了後。
というわけで自動的に、大井の第7レースで勝負することになりました。
あたりをざっと見ると、専門紙を持っている人が2割ほどで、スポーツ紙が8割ほど。
出馬表で勝負している人は見当たらなかったかな?
南関4場に行くと、出馬表でがんばっている人をわりとよく見かけますが、
関西のファンは各種情報とともに勝負する傾向があるのかも。
そういえば、園田競馬場でも出馬表だけを持っている人って見た記憶がないなあ。
しかし私は1レースだけなので、パドックとオッズを頼りに買い目を決定。
とりあえず当てることを主眼に置いて、ワイド1点で勝負だー!
(DASH心斎橋2階入口)
馬券を買ったあとは3階と4階の視察に向かいましょう。
しかしこの日は3階がお休み。
でも4階には20人ほどのお客さんがいました。
4階には有料席があるのですが、そこがどんな雰囲気なのか、チェックするのを忘れたのはウッカリ八兵衛……
ともあれ、これで「DASH心斎橋」の踏破が完了。
すぐにロフトプラスワンウエストに移動して、舞台上でパソコンを開いて買ったレースの中継を見ると、
オヨヨ、途中までハズレっぽい展開だったのに、ゴール地点では当たっててビックリ!
(大井7レースを観戦中)
ということで、先週の園田の的中馬券をオフト後楽園で払い戻したのに続き、今週も当たり馬券を持ち歩くことになってしまいました。
このありがたい“馬券のほとんど全国共通化”の恩恵をもっとも受けているのって、もしかしたら私かも?
トークイベントは盛り上がり、時間の都合で終了直前に会場を後にして、夜行バスで江戸に帰還。
しかしそんな日程では、さすがにヘトヘトでございますよ。
でも土曜日は快楽亭ブラック師匠のバースデー落語会があるので浅草に行かねばならんし、
日曜日は作家の乗峯栄一先生が大阪から来るので東京競馬場に行かねばならぬ。
そんな一連の疲れを溜めこんだまま、月曜日を迎えております。
そして今週も予定がたくさん。
まずは火曜日に金沢競馬場に行ってきます。
その後もいろいろ詰まっているのですが、
週末に「ももいろクローバーZ・結成10周年記念展」(銀座のデパートで開催)を観に行くために頑張らなくては!
その展示会で得たエネルギーは、6月3日に大井競馬場で行われる「すぱっと的中大作戦」で活用しますよ。
その前に今週は浦和競馬場でさきたま杯!
◎2.サクセスエナジー
○7.ノブワイルド
▲10.ベストウォーリア
△11.グレイスフルリープ
△4.ネロ
△1.キタサンミカヅキ
サクセスエナジーの前走、かきつばた記念は名古屋競馬場で見ていました。
馬群が苦手なタイプなのだそうで、今回も地方競馬のコースを味方につけられそう。
ちなみに調教助手は、かつてナリタブライアンを担当していた人です。
相手筆頭には浦和のノブワイルドを指名します。
もともと2歳夏のJRA札幌で、ダート1000mで2着に1.7秒差をつけて逃げ切ったというスピード馬。
その後は調子を落としたり脚元に不安が出たりで順調にいきませんでしたが、最近2戦の走りならここでも通用する可能性が十分。
3番手には一昨年2着、昨年3着のベストウォーリアを配置。
出走歴の大半が左回りですから、かしわ記念からさきたま杯は予定どおりなのでしょう。
というわけで、今回はこの3頭の三つ巴が本線。
あとの3頭も応援したいんですが、グレイスフルリープは通算41戦19連対でも3着が2回しかなくて、
なおかつ前に行きたいタイプでは展開的に厳しそう。
ネロはコーナー4回の競馬が初めてというのが不安点。
キタサンミカヅキは過去の戦歴的に、気温が上がってくる時期がイマイチっぽい……。
珍しくネガティヴな見解を書きましたが、でも3連勝式では押さえます!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。