
先週のスパーキングレディーカップに出走した私の出資馬、ブランシェクールは5着でした。
私としてはまったく落胆しておりませんで、逆によく頑張ったと思いましたよ!
だいたい、スタートダッシュがイマイチなことはわかっているので、内枠に入った時点で半分アキラメ。
それなのに単勝1番人気になった時間帯が一瞬あったと友人から聞いたときには「なんで?」と思わず言ってしまいましたわ。
(ブランシェクール登場)
案の定というかなんというか、スタートのタイミングが合わずダッシュもつかず、御神本訓史騎手が外に進路を見出そうとしていましたが、
14頭立てではそう簡単に隙間ができるわけもなく、最初のゴール地点では後ろから2番目。
昨年のエンプレス杯も1枠1番のスタートで後手を踏んで、そこから追い上げることもできずという内容で7着。
2100mでその結果なのに、1600mではなおさら厳しいと考えるのは、きわめてまっとうな予想だったと思います。
だから川崎競馬場には行きましたが、ブランシェクールさんに対しましては「ケガしないで戻ってきてね」というテイストでの応援。
いちおう馬券は買いましたけど『複勝』が上に表示されている点からも私の気持ちを察していただけることと思います。
(いちおう購入)
それなのにブランシェクールさんは最後の直線だけで差を詰めて、なんと5着に入線!
これは御神本騎手のファインプレーですよ。
これで文句を言ったらバチが当たる!
と、レース直後はちょっと興奮してしまいました。
さらにしばらくして、スパーキングレディーカップが“グランダム・ジャパン”の対象レースだということを思い出して、
さらにテンションが上昇。
もしかしたらブランシェクールは、その路線でチャンピオンを狙えたりするのかも!?
格付け的にはA2クラスではありますが、遠征という選択肢も考えられそう。
8月16日のブリーダーズゴールドカップ(門別)とか8月26日のビューチフルドリーマーカップ(水沢)に向かうという手はありますよね!?
それがターゲットになるのならば、10月11日のレディスプレリュードがチョー楽しみ。
さらには11月4日のJBCレディスクラシックも視野に入ったりして!
と、秋が楽しみになってしまったのでありました。
ぜひぜひ健康第一で、順調に夏を過ごしてくださいね!
と、レース後はウキウキ感があふれる状況になったのですが、レース前は正反対。
川崎駅から無料バスに乗って競馬場に着いて、まず向かったのが競馬場入口の反対側にあるスーパー。
ここでお惣菜とビールを買ってから場内に入ることにしたのです。
落ち着いた先は、パドックの近くにある「馬王」さんの前。
ここにはテーブルとイスが置いてあって、運よく空きが出たのですかさず着席。
そして「馬王」さんが販売する川崎名物“スパイシー焼きそば”とチョリソーを買って、宴会のはじまりはじまり~
(川崎競馬場で飲んでます)
パドックの大型ビジョンではレース映像も見られますが、競馬は完全にそっちのけ。
競馬場でガーデンパーティーみたいなことをするのって、私の小さな夢だったのです。
それが実現できたのがうれしくて。
さらに酒を飲んだら判断能力が下がるというのも私の特性で、飲むとまず当たらないということも確認済み。
だから競馬場では基本的にアルコール類を摂取しないようにしているのですが、もう飲んじゃったから残念。
いちおう、11レースと12レースは真面目に考えましたが、やっぱりハズレという結果でした。
やはり競馬場においては禁酒しなきゃダメですな。
でも競馬終了後なら問題なし。
というわけで、日曜日は東京競馬場の花火大会に行って、宴会してきました。
17時すぎに着いたらスタンド側にシートを敷く余地はゼロで、イス席も花火が見えるエリアはほぼ満席。
内馬場に行くかと考えましたが、4コーナーの土手の裏側にテーブル席が確保できたので、
花火は見えないかもしれないけれどここでいいかということになりました。
(東京競馬場でも飲んでます)
そしてけっこうな量を飲んで花火を鑑賞。
打ち上げ地点からは100m程度なので、この位置でもなかなかの迫力でした。
(東京競馬場の花火大会)
いや~、やっぱり屋外で飲むのは気持ちいいですな。
こんどは船橋競馬場のハートビートバーベキューに行ってみたいなあ。
でもそのときはノンアルコールビール限定で!
さあ、今週はジャパンダートダービー。
私は今年、金沢と大井と高知で地方競馬のダービーを見ましたが、
その3カ所からダービー馬が出走してくるというのが興味深いところです。
◎1.ルヴァンスレーヴ
○11.ハセノパイロ
▲14.オメガパフューム
△3.グレートタイム
△8.ドンフォルティス
△9.テーオーエナジー
上位拮抗の感がありますが、中心視するのはルヴァンスレーヴ。
休み明けの伏竜ステークスは2着でしたが、ちょっと余裕ある体つきに見えましたからそれは度外視。
ユニコーンステークスの内容なら2000mも問題ないでしょう。
2番手に置いたのはハセノパイロ。
最近5年とも、東京ダービー馬が4着以内に入っているんですよ。
JRA勢に注目が集まりがちな条件なら妙味ありといえるかも。
オメガパフュームは青竜ステークスで差し脚届かず3着でしたが、コーナー4つの競馬では3戦3勝。
臨戦過程は違いますが、なんとなくテスタマッタ的な雰囲気を感じます。
あとは重賞での連対実績があるJRA所属馬をピックアップ。
競馬には絶対がありませんから、やっぱりこのレースもボックスがいいかな?
ちなみに大井と川崎でもバーベキューができます。
私は大井では10年くらい前に経験しましたが、けっこうインパクトのある思い出になっています。
ぜひみなさまもお試しを!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。