
じつは先週から体調がイマイチだったんです。
原因はおそらく、予定に無理があったこと。
ちなみに先週の「膝栗毛」は、台中空港の到着ロビーを出たところの待合スペースで書き上げたもの。
その後は台中市から60kmほど南にある斗六市に移動して、午後6時前に宿にチェックイン。
夜は野球を観に行きましたが、試合終了後はすぐに帰還して早め就寝としました。
(目的地は斗六棒球場)
でもその前後が、ちょっとキツかったのかもしれません。
香港から台中に行く飛行機が朝7時発だったもので、私が香港空港に到着したのは日付が変わるころ。
そして3時間ほど、勝手知ったる香港空港でイスを2つ使ってウトウト……
空港夜明かしはちょいちょいやっているので慣れたもの。
しかしホテル1泊のあとに敢行した桃園空港での夜明かしが大きめのダメージになった模様なのです。
斗六駅を20時すぎの特急列車に乗って、23時前に桃園駅に到着。
駅前からは23時15分発のバスに乗って空港に向かいます。
到着したのは24時頃。
帰りの飛行機が6時40分発だったので、私としての選択肢はこれだけ。
というわけで4時間ほど仮眠せにゃならんのですが、その場所として選んだ地下1階のフードコートに罠があったのです。
東南アジアの公共施設はけっこうな割合で「冷やすことがサービスだ!」みたいな感じがあるんですよ。
このフードコートもそこそこ寒かったので、日本の冬の格好をして寝たのですが……
午前4時に目覚めたとき、ノドに痛みを感じたのです。
(私が乗るのは「酷い航空」だそうで……)
それでも飛行機ではガッツリと寝て、成田から自宅に戻って荷物を置いてから船橋競馬場に突撃。
到着したのはクイーン賞のパドックの最終周回という、
間に合ってよかった~というタイミングでしたが、わが出資馬のブランシェクールはプラス17kgという馬体重。
この時点で、SPAT4で買った馬券がハズレることを確信しました(涙)。
さらにブランシェクールは5着からハナ差での6着に敗れてしまい、ノーマネーでフィニッシュ。
さらに最終レースのワイド1点買いが1着4着となったところで、全身に寒気が……
(キャロッタ君がクイーン賞をアピール)
それでも土曜日には市川市内で、毎年恒例の老人ホームの清掃があったので参加して、そのまま中山競馬場に突撃。
しかし健全でない体には健全な馬券が宿らないようで、ハズレ続きでノーマネー。
おとなしくすべきだったなあと反省しつつ体温を計ると、36度後半でした。
普段よりは若干高めでしたがいわゆる熱発ではないし、なんかちょっとヤな感じを抱えることになってしまいました。
そんなわけで、火曜日に誘われていた野球系の忘年会は欠席。
それでも水曜日の川崎競馬場には、笠松愛馬会の正月飾りの売店を手伝うと言った手前、これには行かねばなりませぬ。
ただ、体調イマイチなのでゆっくり目の出動にして、午後6時頃に川崎競馬場に到着。すると、わりと品薄になっているではないですか!
リーダーの後藤さんに聞くと「正月飾りは100個くらい用意して、早い時間にけっこう売れたんです」とのこと。
それなら余裕で完売に持ち込めるのでは?
(特設会場で展示即売)
と思ってカウンターの内側に入ったのですが、もともと買う予定だった人の需要は満たしたようで、
どうやらこの先は「笠松競馬の正月飾り」を知らない人が販売対象になる様子。
商品は残り40個くらいというところだと思うのですが、なかなか足を止めてくれる人がいない……
川崎駅からの無料バスが到着したとおぼしきタイミングを中心に呼び込みしましたが、商品の減るスピードはなかなか上がらず。
こりゃイカンということで、正月飾りを持ってパドック周辺を練り歩くことにしました。
でもさすがにここで「販売してまーす」と声を出すわけにはいきません。
それでも何人かは「なんだアレは」という視線をくれましたから、それが集客につながってくれるかも……?
それでも商品は少しずつ減っていき、ついに第10レースの終了直後に正月飾りが完売!
金銀の蹄鉄は3つくらい残ったけれど、これは再利用できるからいいでしょう。
ともかく大きめの商品が残らなかったのはメデタシ!
そして私の体調ですが、最初はノドが痛くて頭も回らなくて、声がよく出なかったのですが、徐々に快復してきた手応え。
そして完売のときは汗がけっこう出ていて、それでデトックスできた感じになりました。
やっぱり私の場合は、外に出ると治りが早くなるんでしょうなあ。
とはいえ、まだまだ本調子まではもうひとつ。
これから年末まではイベントやらテレビやら大量の原稿締め切りが控えている繁忙期で、
さらにももクロのコンサートがあるから気合を入れていかなくては!
競馬の開催もクライマックスに向かっていく感じですね。
12月第4週は浦和と大井のダブル開催があって、29日からは3日連続で重賞。
そのスタートとなる重賞は、浦和のゴールドカップですよ!
◎1.ロードフォワード
○8.トロヴァオ
▲5.キャプテンキング
△4.トキノエクセレント
△6.キャンドルグラス
浦和競馬場は10月に砂を全面的に入れ替えてから時計が速くなりましたが、今開催もその傾向が続きそう。
となれば、前走辛勝でも好時計で差し切ったロードフォワードが狙えるとみます。
トロヴァオは器用な脚があるタイプでチャンスがありそう。
トキノエクセレントは10歳馬でも決め手上位で、2年ぶりのゴールドカップ制覇も視野に入ってきそうです。
キャプテンキングは今回も先手主張が可能で粘り込みに要警戒。
キャンドルグラスは初コースがカギになりますが、力量的に侮れない存在といえます。
すぱっと的中大作戦の予告画面には「○○の負けは……」とありますが、有馬記念などなども含めて、勝って勝って勝ち続けましょう!!!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。