
先週の「南関道中膝栗毛」は宮崎空港から送りまして、そのあとはJRA宮崎育成牧場に行きましてJRA育成馬を拝見。
本来業務はそのあとの“調教師と馬主さんの懇談会”の司会でして、司会ですけど動き回ったのでけっこうヘトヘトになりました。
それが終わってからも個人的な宿題があったもので、せっかく宮崎に行ったのに外食は“博多ラーメン”くらい。
懇談会後の二次会では地鶏の炭火焼とかいろいろ出ましたが、そこでは「宮崎が初めて」という同席者にたくさん食べてもらいました(笑)。
あ、でも宿の朝食で宮崎名物“冷や汁”を食べたなあ。
続く火曜日は午前中からJRA育成馬の展示と調教供覧(走っているところを馬主さんに見てもらう)でマイクの業務。
その会場には宮崎名物“肉巻きおにぎり”がたくさん置いてあったのですが、油断していたら全部なくなっていました。
キープしておけばよかった(涙)。
(宮崎名物冷や汁の朝食)
任務完了後は電車で宮崎空港へ行き、午後5時の飛行機に搭乗。
羽田空港に着いたらすぐさま京急電車で港町駅に行き、レッツゴー川崎競馬場!
この日はSPAT4プレミアムポイントのイベント、小林牧場でのお花見&川崎競馬場観戦バスツアーが行われていたので、
それに乱入しようと目論んだのです。
しかし今年の3月中旬以降は、残業代が基本給を上回っていた会社員時代に匹敵する労働基準法完全無視状態。
というわけで川崎に行ける自信があまりなかったため、スタッフのみなさんには予告していませんでした。
川崎競馬場に着いたのはメインレースのパドックの最終周回あたり。
さっそく5階に行き、この部屋かな……と恐る恐る扉をあけると、ツアー参加者のみなさんの姿が見えました。
しかし現場には荘司典子先生と天童なこ様がいなかった!!!
朝が早かったとはいえ、先に帰るなよ~~~。
せっかく「ありがとう平成まんじゅう」を買ってきたのに~~~(泣)
(羽田空港で買ったおみやげ)
でもそこは気を取り直していきましょう。
メインレースは回避して、続く最終レースで勝負ですよ!
でもその前に、最終レースを対象にした全員参加型のイベントをやりましょう。
賞品は某所で手に入れた、昨年の桜花賞(浦和)馬プロミストリープのクオカードと、今年の佐賀記念のクオカード。
あと「ありがとう平成まんじゅう」も。
イベントのお題は、
『ゴールデンダイヤの着順を当てろ!』
出走メンバーを見て考えて、コレにしました。
追い込みタイプの馬なので、ハマれば上位に食い込むかもしれないけど……?
参加者のみなさまには自分の参加番号をホワイトボードに書いていただき、
それとは関係なく自分の勝負をしていただくという、つまり余興ですね。
ここ数年、1月の川崎競馬バックヤードツアーでは必ず実施しているイベントなので、個人的にはおなじみです。
しかしまあ、設問が絶妙だったのか、それとも参加者のみなさんが空気を読んでくれたのか、投票結果はじつにバラバラ。
1番人気でも3票で、1票も入らなかったのは最下位だけでした。
私は追い込みがハマる可能性に賭けて、2着に投票。しかし馬券は別の馬を2着付けに……
(着順当てイベント)
して勝負したら、レース中はゴールデンダイヤのことばっかり見ていたので、
どの馬が上位に入ったのかサッパリわかりませんでした。本末転倒。
それもそのはず、ゴールデンダイヤは11頭立ての10着だったのです。
馬群の後ろのほうばっかり見ていたら、そりゃ首位争いなんてわかりませんわな。
でも上位入線馬は掲示板に馬番が出るから見逃しても大丈夫。しかし馬券は3着ヌケでハズレでした。
さて問題はゴールデンダイヤの着順当てミッション。
その結果は、なんと的中者が1名だけ!!!
おみごと、ということでクオカードを2枚持って帰っていただきました。おめでとうございます!
という出張を経て自宅に戻り、その後は編集作業と日常業務で自宅軟禁。
そして日曜日からは北海道に滞在中でございます。
いやしかし、暖かいですなあ。
日高自動車道を走っていたら、道路わきに表示されていた気温が10度、路温が20度というのが想定外。
北海道に備えた服装で運転していたら暑くなってしまいましたよ。
しかしその暑さも南下するにしたがって消えていき、静内に着いたらなんと雪。
でも粒が大きくて数が少なかったから、春の通り雪みたいなところかな。とりあえずAiba静内に立ち寄りましょう。
ここはJRAの全レースと、水沢、佐賀の全レースが買えるという場外。
かつて存在した“日高競馬場”の跡地に設置された場外でもあります。
でもここで買う馬券は最小限。
JRAの馬券を買って持ち帰ると、当たったときに払い戻すのがチョー面倒ですからね。
佐賀の馬券もスンマセン、SPAT4で買いました。でも紙の馬券をちょっとだけ。
(JRAと佐賀の馬券を同じ機械で一度に買えます)
笠松のナラを担当する厩務員さんは、かつて兵庫のユノートルベルの母であるトウホクビジンも担当していたのです。
そのつながりのワイドを記念に100円だけ。しかしながら、笠松9着、兵庫6着という結果でした。
そんなAibaでの滞在時間は10分ほどで、目的地の浦河に向けてレッツゴー。
しかし前を走る車が遅くて遅くて、眠気と戦う道中になったのは誤算でした。
そんなことも含めて、北海道に来ても睡眠不足が継続中。だから今週の重賞は自信ないです……。
それでも一応は予想しましたよ。まずは火曜日のブリリアントカップ。
◎10.サウンドトゥルー
○16.タービランス
▲8.ヒガシウィルウィン
△11.ハッピースプリント
△13.シュテルングランツ
△9.クリスタルシルバー
シュテルングランツが単騎で逃げられそうなメンバー構成。
ならばハイペースにはならないでしょう。となれば、地力上位のサウンドトゥルーの相手探し。
この距離でありがちな「わけわからん馬の追い込みが届く」というシーンはないとみます。
続いては水曜日の東京スプリント。
コパノキッキングのオッズと入場者数の行方に興味シンシン!
◎12.ホウショウナウ
○6.コパノキッキング
△4.ショコラブラン
△8.キタサンミカヅキ
△1.キャンドルグラス
△16.テーオーヘリオス
コパノキッキングは決め手上位。ホウショウナウも決め手上位。
となれば、ホウショウナウがコパノキッキングを目標にできる感じがあるので、この順番でよさげだと思います。
馬券的な妙味はこの順番で買う馬単と3連単でしょう。
3連勝中のヒロシゲゴールドはこの条件だと残れるかどうか微妙とみて、無印で攻めてみます。
あとは◎と○を1着3着に固定した3連単も追加!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。