コラム”

「北海道経由で川崎へ」
2019年9月2日

レース番号を塗り間違えたことで的中を手にした8月最後の日曜日。
しかしそれ以外はぜんぶハズレでした残念……。

月曜日は宮崎から江戸に戻り、
やり残していた原稿を終わらせてから神宮球場に行きまして「高校日本代表」対「大学日本代表」の親善試合を観戦。
試合終了後はカラオケボックスに行き、そこでナレーションの収録を実施したのでした。
カラオケ屋さんがガラガラで静かだったので、無事にミッションコンプリート。

つばくろう師匠も侍JAPAN

(つばくろう師匠も侍JAPAN)

8月後半から北海道、盛岡日帰り、九州と出張が続きましたが、先週もまた北海道。
木曜日に3730円でゲットしたバニラエアに乗るために、まずは成田空港に移動です。

その道中、京成電車のなかでも原稿仕事。
新しく買ったパソコンのセットアップが終わり、徐々に慣れてきているところです。
もちろんバッテリーはすこぶる元気。

そして新千歳空港に着いてからも業務は続き、その日は空港4階の「新千歳空港温泉」でお泊り。
ここはいわゆる“温浴施設”で、1500円の深夜料金を払えば翌朝9時まで滞在可能。
さらに朝食も無料でついてくるので、合計3000円、割引券が手に入れば2700円で快適に夜明かしすることができるのです。

私のたくさんある座右の銘というか標語のひとつには、「下げた生活レベルは上げられない」というのがあります。
この施設に泊まるのは、その言葉の代表例。
私にはもはや、千歳市内でホテルに泊まるという選択肢はありません。
だってここで充分じゃない♪

今回は翌朝の集合場所が新千歳空港だからなおさら。
金曜日からは某クラブ法人の牧場巡りツアーに参加したのでした。
しかし夜中までパソコンとたわむれていたためか、リラックスチェアをいっぱいに倒してもよく眠れなかったのが誤算。
そのおかげで、バスのなかでのマイクパフォーマンスにキレがなかったような気が?

ねこと馬

(ねこと馬)

それでも門別と静内の生産牧場を5か所ほど巡り、夜はホテルで懇親会の司会。
それが終わってから、ホテルから徒歩15分のところにあるマックスバリューを往復したのでした。
なんと、下着を自宅に忘れてきてしまったのです!

ということも影響して、翌日はさらにヘロヘロ。
バスのなかで久々に寝てしまいました。
それでも夜は、3時間にわたる大宴会に最初から最後まで出席。
でも酒量はセーブして、ビールのロング缶が2本、ワインは湯呑み1杯だけにしておきました。
エライ!

大宴会

(大宴会)

その宴会のさなか、いきなりばんえい競馬のファンファーレが聞こえてきたのです。
すると、「恵介!」という唸り声も聞こえてきたではないですか。
どうやらその声の主は、ネットから船橋、ばんえい、高知のメインと最終の新聞をダウンロードして、印刷してきたという猛者。
そんなものを見せられたら、参加したくなっちゃうじゃないのよ~。

というわけでちょっとお借りして、船橋の最終レースを買ってみました。
一応の中心は、個人的に提唱している「最終の繁田」。
しかし最終の繁田は不発で9頭立ての9着。
9頭のうち5頭を選ぶという節操ない馬複&3連複を買ったのに、
結果は1番→7番→2番で、選んだ馬が3着以内に1頭しか入らないという大惨事でした。
5→6→7番人気の順で入って、3連複は39150円。網打ち式を実践しているなら、こういう馬券を取らなきゃ……

船橋最終

(船橋最終)

残るレースは高知だけ。
じつはわたくし、昨年末から高知競馬で爆裂に儲けていましたが、5月以降はサッパリ。
そのせいでしばらく購入を控えておりました。
でもこれは何かの縁でしょう!

専門紙はチラと見ましたが、基本は出目。
それまでのレース結果から“この日は内枠が微妙”と察知したので、最終レースは外枠から7頭のボックスという、節操なき網打ち大作戦です。
さあ、どうなるかしら?

高知競馬の最終レースは“一発逆転ファイナルレース”。
C3の8組戦です。
馬券を買った2名で高知競馬のファンファーレに合わせて手拍子して、あとはスマホ画面に注目!
内枠の馬が先行して、ペースが速くなっている感じ。
それでも逃げた嬉騎手が粘りそうに見えました。
でもその馬は4番だから買っていないのよ!

しかし4コーナーでピンク帽の林謙佑騎手がいい感じで伸びてきた!
2番手にはオレンジ帽で、そこに緑の帽子が加わって、ピンク→オレンジ→緑の順で入った模様。
おお、これは当たりじゃないの!
専門紙を見ると、3着馬は完全に無印。
これはヒョッとして……
とワクワクドキドキしながら確定を待つと、3連複の払い戻しは16680円。
なあんだ、3万円くらいかと思っていたのに~

高知最終

(高知最終)

でも、まともに予想しないで当たったのだから、ありがたくいただきましょうね。
そこでテンションが上がったこともあって、宴会を途中離脱せずに参加できたのでした。
おかげで翌朝はグロッギー。
それでも徐々に回復して、新千歳空港からの飛行機のなかでは深く睡眠。
羽田空港に着いたらそのまま川崎競馬場にレッツゴー!

そして「すぱっと的中大作戦!mini」の生放送に臨んだのでした。
“mini”という名前ですけど、映像機材は多いしスタッフさんもたくさんいるし、ぜんぜん“mini”じゃなかったですよ!

そのなかで紹介したのが「戸塚記念の小ネタ」
●「3走前までに単勝8番人気以下で、それよりも上の着順だった(一桁着順)」という馬が9年連続で連対しているのです。
さてさて今年の該当馬は?
☆ジャパンダートダービーで11番人気7着だったグリードパルフェ
☆優駿スプリントで14番人気7着だったグローリアスライブ
だけ! そうなっちゃったらもうコレしかないでしょう。

◎9.グリードパルフェ
→7番グローリアスライブを除いた12頭に馬複総流し

グリードパルフェ様におかれましてはぜひとも2着以内に入っていただいて、この小ネタを来年も使えるようにしていただきたいと存じます!


プロフィール

プロフィール

浅野 靖典

1969年8月1日生まれ

1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。

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