
浦和競馬場でのJBC。
仲間うちでは「将棋倒しが発生するんじゃないか」とか「雨が降ったら逃げ場がないじゃん」とか、
果ては「そもそも客がちゃんと入れるのか」という話まで出て、11月4日が近づくにつれて大丈夫なのかとメチャメチャ心配に。
でも最終レースまで目立った混乱はなかったようでした。よかったよかった。
私は前日に浦和駅前の焼肉屋さんで「前夜祭」。
ハッピーアワーで1杯190円のビールをガバガバ飲んでからハイボールに切り替えて、夜9時すぎに外を見たらすさまじい雨!
(前夜祭)
あまりの雨量に、お店から浦和駅までの150mをタクシーの世話になってしまいました。
一緒に焼肉をした人の帰る場所が浦和駅の近所だったので、便乗させてもらっただけですが(汗)。
しかしこの雨が明日まで残ったらマズイよなあ。
と思っていたら、翌日はすばらしい青空。
浦和競馬場の北門に8時10分頃に着いて、開門ダッシュ仲間と合流しました。
(待機中)
8時25分に列が進み、8時30分のオープンと同時にスタート!
無事に3号スタンドのベランダ席を確保できました。
(席ゲット)
しかし私は先々週から右足の状態が悪くて、ハイペースの流れに置いてけぼり。
でもベランダ席に到着したら、まだ席に余裕がある感じでした。
ベランダ席から新スタンド前を覗いても全体的に人影が少なく、「こんなもんかなあ?」という印象。
おかげで先着3000名様への畜産物プレゼントも難なくゲット。
でもさすがJBC。
時間を追うごとに人が増えて、1日の馬券発売額も地方競馬における新記録となりました。
(JBCスプリントスタート直前)
こうなると、前日までは心配していたのに「また浦和でやれるんじゃないか?」という印象に変わりましたね。
大量に動員された場内整理のイベントスタッフが売店の列をうまく整理していましたし、
新スタンドはさすがに人が多かったようですが、3号スタンドの2階は締め切り間際でも馬券の買い増しができたほど。
しかしその帰りは座席後方の通路がスシ詰め状態で、自分の席に戻るのがメチャメチャ大変でした。
その一方で誰も座っていないイスが何個もあったのだから、こういうところは改善点。
いっそのこと、先着順での全席指定にするほうがいいのかも?
そんな感じで朝8時過ぎから夕方4時過ぎまで浦和競馬場で動き回ったら、右足の状態がさらに悪化。
いつもの1.5倍くらい時間がかかって浦和駅に着くありさまでした。
それでも帰宅して素早くお仕事を済ませたらまた出発で、こんどは夜行バスで大阪にゴー。
そこからレンタカーで兵庫県の西脇トレセンに行き、帰りに「大橋」という中華そばのお店で昼食となりました。
この店は岩田康誠騎手、小牧太騎手が今でもたまに来る店なのだとか。
(中華そば)
中華そばを食べ終えても2時頃だったので、高速代を節約しながら大阪に戻りましょう。
すると走り始めてから数分後に「ミニボートピア滝野」が見えるではありませんか!
あたしゃ競艇には興味がないんよね~。
でも敵情視察ということで立ち寄り。
どうやらこの日は6か所の舟券を同時発売しているようで、しかしモニターは競艇場ごとなので、
舟券を買った戸田、丸亀、徳山のレースを見るたびに場内を移動せねばならんことに。6か所は多いわ~!
さて、ボートピアに寄ったのならば、競馬の場外にも行かねばならぬ。
というわけでボートピアと大阪の間にある「DASHよかわ」に向かうことに。
こういうところはレンタカーの強み。
しかしその「DASHよかわ」……すんごいイナカに建っていた!!!
(DASHよかわ)
そこに至るまでの道は完全に田園風景。
2車線の県道で「ここを左折」の看板を発見して曲がると、人家ゼロの山道を上昇。
左側にゴルフ練習場が見えたと思ったら、その右側が現場でした。すれ違う車は少ないし、よくこんな山の中に作ったもんだ!
こりゃたぶん経営的に厳しいだろうなあ……と思いながら場内に入ったところは競馬コーナー。
浦和と笠松と門別を発売していました。
しかし浦和は最終レースが終わったところだったので、笠松の馬券をちょびっと購入。
真ん中のロビー的な空間をはさんだ反対側は競輪コーナーになっていて、松戸と松山を発売していました。
しかし客は4人……ここでも松山の車券を買って競馬コーナーに戻ると、こっちの客は15人ほど。
発売中の門別の専門紙を持っている人はゼロでした。
でも北海道から専門紙は速達料金を払った宅配便で送られていて、入口に座った警備員が売っているのです。
これってハッキリ言ってムダですよ!
ちなみに競輪は、昼間の開催だった宇都宮については、専門紙の抜粋版が無料で配布されていました。
競馬もこれを見習うべき。
“損して得とれ”とはまさにこのこと!
(無料の競輪新聞)
というわけで私がDASHよかわで使った金額は200円。
せっかく立派なものを作ったんだから、もっと活用しなくちゃもったいない!
という“ぶらり場外発売所”を経て大阪に戻ってきました。
その翌日は園田競馬場にレッツゴー。
そして今週水曜日は大井競馬場に突撃する予定でございます。
ハイセイコー記念はどの馬が1番人気になるのかも予想できんくらいの混戦ですよ!
◎12.ストーミーデイ
○11.ファンシーアップ
▲6.ブリッグオドーン
△13.マンガン
△1.ゴールドビルダー
△8.デスティネ
穴10.プリマガリーナ
過去5年の成績でチェックすると「前走時の体重が480~499kgで3着以内」だった馬が1頭だけ連対しているのが共通項。
となると、該当馬のプリマガリーナ、ストーミーデイのどちらかが2着以内に入るはず!
その2頭から、前走が1400m戦だったストーミーデイを本命に指名しました。
また、連対馬には「2走前までに勝利を挙げていて、2走とも4着以内」という法則があるので、こんな感じでシルシを散らしてみました。
このなかで期待しているのは「すぱっと!POG!」で私が指名しているファンシーアップ。
もし勝ったら50位あたりに上昇するんじゃないかしら!?
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。