コラム”

「上昇ムードで年越しです」
2020年1月2日

2019年も「南関道中膝栗毛」をご愛顧いただきましてありがとうございました。
2020年も引き続きよろしくお願いいたします。

予想は大不振だった時期もありましたが、12月中旬からは持ち直してきたような?
全日本2歳優駿が当たり、有馬記念もリスグラシューが本命で儲かり、
クリスマスイブとクリスマス当日はももいろクローバーZのコンサートで盛り上がり、
その勢いで27日は兵庫ゴールドトロフィーで3連複24950円をゲット。

この2頭のおかげです=2着イルティモーネ、3着=サクラレグナム

(この2頭のおかげです=2着イルティモーネ、3着=サクラレグナム)

続く28日は朝9時から神奈川県内で番組のロケがあり、そのなかで買った阪神競馬の最終レースで3連複389倍が的中!
そして東京大賞典ではゴールドドリームを一切買わないという決断で的中。
3連単を買っていなかったのはもったいなかったけれど、まあいいか~♪

ただ、須田鷹雄さんに連れられて行った30日の立川競輪ではソコソコのマイナス。
やっぱり他業種にいきなりヘロッと行って、簡単に勝てる世界じゃないのよね。
競輪にはしばらく行かないようにします(笑)。

車券的には惜しかった

(車券的には惜しかった)

でも体調はかなりイマイチなんですよね……
予想系の原稿は間近にならないと書けないわけで、
でもある程度の準備はしておいたのに、スケジュールがひっ迫することになってしまいました。

そこで選んだ手段が「ムーンライトながらに乗る」

27日の園田競馬場への行きは、仕方がないけれど新幹線(苦笑)。
その車内で鬼のように仕事をして、さらに南関道中の原稿を園田駅の高架下にあるマクドナルドで仕上げて送信。

兵庫ゴールドトロフィーの取材が終わったら急いで尼崎駅行きの無料バスに乗り、新快速に乗って米原で乗り換えて名古屋まで。
その道中でレースの原稿(地方競馬全国協会の「WEB FURLONG(ウェブハロン)」に掲載されています)を
レポート用紙に書き、名古屋に着いたら「まぜそば」でカロリーを補給してからマクドナルドに移動して、パソコンに清書&推敲。
そして23時20分発の東京行き夜行快速、ムーンライトながら号に乗車したのです。

2日前に確保した指定券

(2日前に確保した指定券)

これが、新幹線に乗って帰宅して……だと、気は緩むし作業時間は少なくなるし、スケジュールが破綻する可能性が十分。
その一方で「新幹線で戻って横浜に泊まる」も考えました。万馬券が当たったし。
でも、その時点での体調ならば、夜行列車で大丈夫だろうと判断したのです。

しかしそれが若干の判断ミス……
翌日の締め切り原稿にメドをつけてムーンライトながら号に乗ったら、
私のとなりの席で寝ていたオバサンがまあまあの巨体。

窓側の席によっこらせと入って睡眠態勢に入りましたが、若干の領空侵犯がある状況でちと窮屈……。
それでも疲れていたのですぐに寝ましたが、その日の車内は暖房の効きがイマイチで、東京駅に着いたら脚元が冷え冷え。

東京駅に着いたのは定刻の5時05分。
自宅に戻って原稿を仕上げて送り、一瞬だけ風呂に入って着替えてから横浜に出発。
ちなみに電車に乗っている間も、容赦なく翌日の大井競馬の予想原稿じゃ!

そこからグリーンチャンネルの番組のロケが始まりまして、神奈川県内のエクセルとウインズを完全踏破。
最後はウインズ川崎で大儲けをしたのでした。

しかし帰りの電車では爆睡。
30日の大井の予想をしようと思っていたのに~!

その影響で、29日の大井競馬場への到着時刻は14時50分。
パドックに行ったらすでに満員でした。
てゆーか、有馬記念のパドックよりも人口密度が高いんでないかい?

モジアナフレイバー!

(モジアナフレイバー!)

そういう状況だから場内も大混雑。
パドックの近くは人だらけだったので、馬券を買ったのは流れ流れて4号スタンドのいちばん奥。
しかし自動発売機のいちばん前で、おっさんが発売機の前でスマホを見てオッズを確認するという謎行動……。
10年前だったら善良な馬券オヤジたちに怒鳴られとるで!

そのスマホエネミーを避けて並び直すというロスがあったため、馬券を買ったら『きらきら星』の音楽が終了していました。
すぐさまスタンドの外に移動して、残り300m付近から観戦。
するとスタート直後がすごいスローペース!

これではモジアナフレイバーは展開的にダメかなあと思ったら、1コーナーあたりから速くなって、最後は底力勝負。
いい競馬を見せてもらいました。

最終レース後の風景

(最終レース後の風景)

東京大賞典のアフターは、恒例となっているサイゼリヤでの忘年会。
ただ、今年は体調不良&未完の原稿多数につき、ワインはちょっとだけ。
おかげで翌朝は5時にスッキリお目覚めできました。

今年は8人でわずか4リットル

(今年は8人でわずか4リットル)

そして30日の立川競輪は楽しかったのですが、体調は急降下。
その夜は気合を入れて深く眠り、31日は再び大井競馬場にレッツゴー。

無事に「すぱっと!POG!」の観戦会で最終レースと高知県知事賞が当たり、2019年を締めくくることができました。
でも東京2歳優駿牝馬は難しかった……。
12番人気3着のサブノアカゾナエが少し気になったけれど無印にしてしまったし……。

そんなこんなで年は改まり、大晦日から中2日で重賞。
引き続きガンバっていきましょう。
1月3日の報知オールスターカップは、金沢の4頭を応援したいのですけれど!

◎4.タービランス
○5.センチュリオン
▲10.ストライクイーグル
△14.サウンドトゥルー
△6.ヒカリオーソ
△12.ヤマノファイト
穴13.ティモシーブルー
穴11.ヤマミダンス

14頭のうち13頭が重賞ウイナーって、メンバー濃すぎ!
昨年の1着馬と2着馬も出ていますが、中心には2着だったタービランスを選択。
詰めひと息でも安定感がある点が有利になると判断しました。

相手にはJBCクラシックで善戦したセンチュリオンとストライクイーグル。
サウンドトゥルーは休み明け2戦目での前進に期待します。

ヒカリオーソは試金石だとは思うのですが、古馬相手でも主導権を取れれば粘り込みがありそう。
昨年1着のヤマノファイトは人気ガタ落ちになりそうですが、先行策を取れれば侮れません。

というわけなので、今年のメンバーでは金沢所属馬は厳しそう。
いちおう、前走の直後にこのレースに向かうと決めていたティモシーブルーと
「気分よく行ければ強い」(中島龍也騎手)というヤマミダンスにちょっとだけ期待。
でも3連勝式の3列目に塗るくらいでいいかなあ?

プロフィール

プロフィール

浅野 靖典

1969年8月1日生まれ

1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。

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