
埼玉県に鬼のような暑さがやってまいりました。
個人的には「夏は暑くて冬は冷え冷え」が好みなのですが、今年はすでに3回も熱中症になってしまっている現状では、
そんなこと言っていられないよなあ。
それでも昔から「自分を厳しい環境に置いてこそ成果ある鍛錬になる」というのが基本姿勢。
しかし残念ながら、昔は耐えられたのに今は厳しいという部分は出てきています。
たとえば徹夜とか。
暑さに対する耐性もそうで、数年前までは室温37℃でも冷房ナシで仕事していたんですけどねえ。
この夏のうちに1回くらいノー冷房デーをやってみて、自分を試してみようかしら。
でも今年は暑くなったのが今週からで、先週あたりは過ごしやすい気温だったんですよね。
先週火曜日には今年になって初の野球観戦をしようと、
横須賀球場までDeNAベイスターズ対千葉ロッテマリーンズ(2軍戦です)を見に行きました。
8月にしては気温があまり高くなかったので、横須賀線の田浦駅から球場まで3kmの歩きも楽勝。
これだったら東京オリンピックも暑さに悩まされず、閉会式を迎えられたのに……
(横須賀球場)
もちろん18時に試合が始まった野球も、そよ風に吹かれていいナイター。
このご時世なので入場券を買うときには住所と氏名を紙に書かされ、スタンドは全席指定でとなりとの間には空席が2つありました。
そして観戦中はマスク着用で。
でも屋外球場で、ほかの人との距離があって、しかも1人で黙って野球を見るのなら、マスクの常時着用を義務付ける必要はないのでは?
でも一律にルールを定めるほうが分かりやすいのは確かだから、これは仕方ないことなのかな。
今週から南関東でも「有観客」開催がスタートしますが、指定席限定で入場可能人数は定員の3分の1以下になるようです。
ということでさっそく、その最初となる浦和開催の指定席に応募しましたよ!
しかし浦和競馬場からハガキが来ない……
つまりハズレってことですね。
南関東の競馬場には5か月以上もごぶさたなのに(悲)。
といっても、私と同じ境遇にいる人はメチャメチャ多いはず。
おとなしく次の機会に期待することにします。
というわけで、いわゆるお盆期間中の行動範囲は再び自宅から半径2km以内。
それだとストレスがたまりがちになってしまうのですが、なぜか馬券の調子は良好なんですよ。
摩訶不思議。
盛岡競馬場で7万馬券を当てたのに続いて、日曜日のJRAでもホームランを打ってしまいました。
しかし盛岡のときと違うのは、会心の一撃ではなくて、振ったら当たっちゃったみたいな感じだったこと。
まあそのぉ、これはつまり、
「ボックスバンザイ!」
ってヤツですね(喜)。
そのあとは地方競馬中継のお仕事。
その前に、某カメラメーカーのショールームで開催されている、友人の米屋(よねや)こうじさんの写真展を見に行きました。
そして会場内で米屋さんと話をした結果、昨夏から迷っていたミラーレス一眼レフカメラを買うことが決定しました。
これもすべて、ボックス買いのおかげです!
(米屋こうじ写真展)
しかしですよ。
ボックス買いは競馬道の立ち位置から考えると“邪道”の類である、と私は思っているんですよね。いちおう。
私が馬券を覚えたころは、
「馬券の基本は単勝。それを考えるのが競馬だからな」
と、先輩に叩きこまれたものでした。
もちろん今でもその教えは尊重していて、その証拠(?)に、クラスターカップではマテラスカイを1着固定にしました。
ただ、今は30年前とは違うんです。
そもそも馬券が単勝、複勝、枠連の3種類だけだったところから違うわけでして。
そのあたりも含めて、私が南関道中膝栗毛でさんざん書いている「流すな、ボックス」という主張には、それなりの根拠と信念があるのです。
それがどういうことなのかについては、弾丸バスツアーとかの車内でお話してみようかな。
来年の秋くらいにできればいいなあ……
ともあれ、今のところは自宅参戦がしばらく継続しそう。
今回の「南関道中」では木曜日の準重賞、トワイライトカップを検討します。
ちなみに木曜日の16時30分まで、浦和競馬のホームページから
「トワイライトカップ優勝馬あてクイズ」に応募が可能です。
賞品はなんと、あの「ウラワール」のぬいぐるみが30名様に!
(ウラワールとコバトン)
てことは、今回は基本に戻って「単勝」を当てないといかんわけね。よおし。
◎12.ダノンレジーナ
○4.アルファベット
▲5.スマートドレイク
△10.ナイトフォックス
△1.タッチライフ
ダノンレジーナはB2クラスからの格上挑戦だから51kgになっていますが、2走前のA2戦が2着で、前走がプラチナカップで3着だったら、
有利以外のなにものでもないでしょ!
アルファベットは浦和1400mで5戦4連対と好成績。
でも57kgを考えると2着までかな?
スマートドレイクは6戦連続で3着以内となっていますが、こちらも2着までと決め打ちします。
あとの2頭は3連勝式の穴。
今回はボックスを使わないほうがよさげだと思います。
あとは、夏の暑さに定評がある埼玉県だけに、パドックでの様子がちと心配。
でも私はすでに「優勝馬あてクイズ」に応募してしまいました(笑)。
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。