コラム”

「ランクアップへの闘い」
2020年10月5日

10月の川崎開催の指定席に応募しましたが、残念ながらハズレてしまいました。
私の友人も応募していましたが、全員がハズレ。
8月の浦和開催は一発でツモったのに、やっぱりナイター開催の川崎競馬は競争倍率が高いのかしら。
くやしいから鎌倉記念は川崎競馬場の近くで見ようかな……

先日は都内のインド料理店で勝手にオフト

(先日は都内のインド料理店で勝手にオフト)

ということで、川崎競馬場に行くのはしばらくお預けになってしまいました。
大井はJBCで取材に行きますが、担当のレースが終わったら速攻で撤収する予定。

船橋競馬場は10月11日からJRAの馬券をパドック横の「アタリーナ」で発売するので、スタンドには行けないものの、場内には入れるとのこと。
そのスタンドは建て替え工事中で、9月末時点で業務エリアがあった1コーナー寄りが解体されました。
割合で言うと、全体の5分の1くらいでしょうか。

解体作業は今後も続けられて、そして新しいスタンドが建てられる予定。
その間、船橋競馬場での競馬観戦がどのような形で再開されることになるのでしょうか。
もしかしたら、次に解体されるのは4コーナー側かも?

私が初めて船橋競馬場に行ったのは、おそらく2000年頃。
その頃に南関東の競馬場にあったスタンドが無傷で残っているのは船橋競馬場だけでしたが、これで4か所とも形が変わることになりました。
川崎は4コーナー寄りのスタンドが解体されて商業施設になり、大井はL-WINGとG-FRONTと広場に変身。
浦和も1コーナー寄りのスタンドが解体され、真ん中のスタンドが新築に。

このうち、浦和の真ん中のスタンドにあった指定席は入ってみたかったなあと思います。
ガラス張りでも鉄製の窓枠がたくさんある構造だから、とても観戦しにくかったのではと推察。
最上階の馬主席には知人の招待で何回か入ったことがありますが、昭和の商業ビルっぽい雰囲気があふれていました。
しかも誰かが歩くと揺れるのよ(笑)。

なつかしの2号スタンド

(なつかしの2号スタンド)

それはさておき、船橋競馬場に行く機会はしばらくお預け。
本来は3月17日のダイオライト記念の日に場内イベント要員として呼ばれていたのですが、
無観客開催になったためにキャンセルになってしまいました。
そのため、9月29日のヤングジョッキーズシリーズ・トライアルラウンド船橋の取材が、今年初めての船橋競馬場。
場内に入っても取材陣と競馬関係者しかいませんから、「お久しぶりです」とあいさつしても、
「そうでしたっけ?」という問答が何回かありました。
かなり久しぶりでも、そんなもんなんですねえ。

船橋競馬場の改築計画は公開されていまして、スタンドの収容人員は6000人の予定。
入場門の位置も変わりますし、管理事務所も場所を変えて新築されます。
完成するのは2023年度末(つまり2024年)の予定。
それを見るまで、健康第一で生きていきましょう!

それはいいのですが、無観客の船橋競馬場は静かすぎて、ものすごく寂しかったですね。
場内はけっこう広いし、ナイターだし。
パドックのビジョンが使用されていないことも寂しさに輪を掛けます。
ということは、今は騎手が馬体重とオッズを確認することができないのね。
それだと先入観なくレースに向かえるから、もしかしたらいいことなのかも?

静かなパドック

(静かなパドック)

といっても私がアタックするのはヤングジョッキーズシリーズなので、あまり関係ないかも。
船橋での2戦はC級下位のメンバーで、このクラスではあまり使用されない1700mと1800m。
となれば絶対に荒れるはず!

という前提で臨んだのですが、第1戦が7→1→3番人気の順で3連複が53.8倍。
第2戦が2→3→4番人気の順で3連複が26.1倍。
どちらもビミョーな配当でした……

先週の高知なんてもっとありえなくて、第2戦がなんと、3着までが単勝人気の順番どおり。
ものすごい前崩れの展開になることを読み切って7万馬券を獲った盛岡の夢よもう一度、
と思っていたのですが、若手騎手たちは成長していたみたいです(涙)。

船橋競馬場から帰ってきた翌日は日本テレビ盃。
馬券を買う前にSPAT4プレミアムポイントのページに入ってみると……オヨヨ、まだ「S2」が確定していなかった!

もうすぐS2

(もうすぐS2)

余裕のよっちゃんで届いていると思っていたのに大誤算。
S2に到達するには6300ポイントが必要ってことですか。
9月末日だから、日テレ盃のキャンペーンポイントが加算されるのは、しばらく経ってからだよなあ。
ということは購入ポイントだけが頼りになるのね。
だったらまずはゲームだ!
お願い、名馬が出てチョーダイ!

ハズレ

(ハズレ)

………なにもこんなときに参加賞を引かなくても(涙)。

しょうがない、自力でポイントを獲得するか!
という心理状態で買う馬券って、たいていダメなのよね。
レース中はアナザートゥルースのペースが速くて、これはボックスの本領発揮でしょ……
とワクワクドキドキでしたが、3着に食い込んだストライクイーグルは持ってない!!!

というわけで、その前の週に万馬券を取って増やした残高を減らしたという結果に終わりました。
これで「S2」になっていなかったらシャレにならんぞ!
でも10月に入って確認したら、無事にランクがピンク色の「S2」になっていました。
よかったよかった。
さあ、年末に向けて、これを維持する方向でがんばろう!

初めてのS2

(初めてのS2)

そのためには残高を減らさないことが肝要。
去年の東京盃はコパノキッキングがキレイに勝ったなあ。
でも今年は昨年よりメンバーが厚いかも?

◎7.コパノキッキング
○11.マテラスカイ
▲3.ジャスティン
△6.ヤマニンアンプリメ
△5.ブルドッグボス
△14.サブノジュニア

でもコパノキッキングで大丈夫でしょう。
この馬は昨年のJBCスプリント(浦和)で僅差2着に入りましたが、基本的にコーナー2つのほうが合うタイプだと思うんですよ。
ということで連覇を期待。
マテラスカイは一昨年の東京盃が1番人気で4着でしたが、軽い馬場が向くタイプで、そのときは良馬場が響いたのだと思います。
水曜日は夜に雨が降る予報で、その降り始めが早まれば、マテラスカイにとって有利になります。

ジャスティンは東京スプリントを逃げ切ったように、内枠を引いたことがプラス材料。
ヤマニンアンプリメは前走のサマーチャンピオンが最内枠からのスタートで、砂が深い場所を進んだので度外視。
こちらもコーナー2つの舞台が合うタイプです。
と、順序はつけましたが上位拮抗の顔ぶれ。
ということで馬券はボックスで行きましょう!

8日(木)のレディスプレリュードでの個人的注目点は、グランダム・ジャパン古馬シーズンのポイント争い。
サラーブが26ポイントで現在1位、クオリティスタートが21ポイントで実質2位。
そしてアッキーとアンバラージュが20ポイントと接近しているんです。
最終戦は地方馬での最先着、2位、3位にもポイントが加算されますから、
佐賀のアンバラージュは地方馬のなかで3位以内に入るべく勝負してくるはず……

◎15.レーヌブランシュ
○13.プリンシアコメータ
▲4.シネマソングス
△12.マドラスチェック
△10.マルシュロレーヌ
△2.サラーブ

ブリーダーズゴールドカップに出走していた馬が上位でしょう。
そのなかで門別の砂が合わなかったと思われるレーヌブランシュを中心に指名。
プリンシアコメータは一昨年の優勝馬ですが、そのときは鞍上のモレイラ様によるところが大きかったような気が……。
シネマソングスも前走は門別の砂質と距離がイマイチだったのだと思います。
マドラスチェックとマルシュロレーヌは展開次第かなあ。
サラーブはどうなんでしょう……。3着候補が妥当かな?

プロフィール

プロフィール

浅野 靖典

1969年8月1日生まれ

1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。

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