
JBC前後という、わりと個人的な繁忙期が終わりまして、先週はまあまあ平穏な日々。
そんななか、30年以上の付き合いがある7歳年上の鉄道趣味仲間がお亡くなりになったという知らせを受けました。
うちから電車で2駅のところに住んでいて、9月に旅行先の秋田県で会ったばかり。
一緒に鷹ノ巣駅の近くにある馬肉料理店に行き、そこから秋田内陸縦貫鉄道の旅を楽しみました。
でもそれから1カ月ちょっとでこんなことになるとは……
(馬肉料理店での昼食)
改めて、やりたいことはやれるうちにやっておこうと思ったことでした。
しかしですよ。
ところで「やりたいこと」ってなんなのよ?
と真顔で聞かれると、そんなにたいしたものは出てこないんですよね。
さしあたって、
◎いろんな国に行きたい
◎ライヴやフェスに参加したい
真っ先に出てくるのはこんなところかな。
うーん、ちょっと弱いかも(汗)
でも今年は、念願のアメリカ大陸に行く予定が飛んでしまったので、行ける状況になるまでは健康を維持するのが短期的な目標。
ライヴやフェスへの参加もゼロなので、これからは行けるものにはとにかく行こうと思っています。
入場人数の制限があるのでチケットの争奪戦は以前より激しくなっていますが、それに負けないようにがんばるぞ!
しかし実は、秘めている個人的な野望がいくつかあるのです。
そのうちのひとつ、7月から申し込んでいたある講習会に、やっと参加できる運びになりました。
このご時世なのに、なんでこんなに申込者が多いのかと思うほど、なかなか予約が取れなくて!
逆に「今だからこそ」という人が多いのかしら。
そのへんはよくわかりませんが、11月5日に乗った大阪から名古屋に向かう電車はガラガラでした。
名古屋から笠松までの名鉄電車もガラガラ。
ラブミーチャン記念が行われる笠松競馬場も……
と思ったら、先月よりも人が多い!
(ラブミーチャン記念)
前回の10月9日は、台風の影響で雨模様というコンディションの影響か、入場者数は400人ちょっと。
それが1か月後の今回は、その倍以上に人がいる!
これは秋晴れの行楽日和だったからかも。
それでも1か月前は売店が2店舗しか開いていなかったのに、この日は昨年と同じく5店舗が営業。
こうなると感覚としては「元通り」ですな。
そして予想屋の「大黒社」さんも営業中。
(大黒社の一岡さん)
「きのうの入場者数がだいたい800人だったから、今日もそんなもんかな」
とのことで、屋台の周りには常連さんが4~5人。
私も残りレースの予想を買いました。
スポーツ新聞しか持っていないけれど、これがあれば鬼に金棒♪
と思ったら、この日の笠松は堅いったらありゃしない。
秋の古馬C級戦は実力差が大きくなりがちってことは知っていましたが……
というわけで、当たってもプラスになるかどうかの連続。
気分転換に、10月は売っていなかった、笠松名物の「からあげ串」を食べることにしました。
常連のみなさん、からあげ串は、どっちの店がおいしいですか?
と聞くと、2名が2名とも即答で「あっち」。
というお店では、私も10回くらいは買ったと思います。
問題はもうひとつのほう。
そちらで買った記憶があまりないのです。
そんなに違うものかしら?
と聞いたところ、返ってきた答えは
「比べるまでもありませんよ」
百聞は一見に如かずなので、2か所で1本ずつ買ってみました。
確かに見た目は違うけど?
(からあげ串を食べくらべ)
まず、買った記憶が薄いほうから食べてみましょう。
むむむ……。鶏肉の水分が抜けている……。
油の温度が低いのか?
もうひとつのほうは、きわめて平均点という感じ。
確かにこれは、常連の皆さんの言うとおりでございました。
ですが、このコラム内ではどちらがどちらとは書きません。
笠松でからあげ串を買う方々がハズレを引かないことを祈るのみでございます。
今後もし「弾丸ツアー」などで笠松競馬場に行くことがあれば、ご希望の参加者様にコッソリ教えます(笑)。
(売店は以前と同じ様子で営業中)
さてさて、この日の本題はメインレースのラブミーチャン記念の取材。
事前の予想どおりでしたが、単勝人気順どおりのワンツースリーで3連単が4.6倍。
北海道所属馬が勝ち、2着が笠松所属馬で、3着が高知からの遠征馬。
先月は名古屋の2歳重賞、ゴールドウィング賞も取材しましたが、
東海地区の2歳戦線は例年以上に層が薄いような気がします。
それを見越して、これからどういう馬が北海道から移籍してくるかが今後の注目点。
ちなみに勝ったラジアントエンティは、大晦日の東京2歳優駿牝馬を目標にするそうです。
そんな堅い決着だからもちろん的中しましたが、払い戻し機から出てきた小銭がメチャ大量。
私が使った機械は500円玉と50円玉が出てこないタイプでした。
だから小銭入れのチャックが閉まらない(汗)。
その小銭をムリヤリしまって、夜のナゴヤドームで消費しました。
前日の甲子園に続いての野球観戦です。
(ナゴヤドームで野球観戦)
JBCのあと大阪と名古屋&笠松に突撃して、やっぱり外に出ることは重要だなあと思った次第です。
ちなみに今週ですが、それとは関係なくおでかけするので、2つの重賞は遠くの場所から観戦します。
しかしハイセイコー記念はレベルが高い!
◎4.マカベウス
○9.アランバローズ
▲8.ランリョウオー
△5.ジョーロノ
マカベウスは母ショウリダバンザイの第4仔ですが、
4頭ともセリ市場での取引馬なのに、4頭とも馬主さんが同じ。
馬主さんは現役時代からファンだったのかしら。
ちなみに第2仔と第3仔は青森県の八戸市場で落札されたので、私は目の前でその姿を見ています。
「すぱっと!POG!」で指名したみなさま、おめでとうございます!
そのマカベウスをゴールドジュニアで負かしたのがアランバローズ。
ただ今回は距離延長と展開面を考慮して2番手にします。
2戦連続で圧勝しているランリョウオーにも要注目。
その馬をデビュー2戦目で負かしているジョーロノも押さえます。
水曜日はサンタアニタトロフィー。
ロサンゼルスの近くにある、この競馬場にも行ってみたい!
◎12.コパノジャッキー
○7.グレンツェント
▲11.サンロアノーク
△10.クロスケ
△5.ワークアンドラブ
△16.ハルディネロ
△8.マイネルバサラ
コパノリッキーの全弟、コパノジャッキーの初重賞制覇に期待。
グレンツェントは勢い十分でもハンデの分を割り引いて2番手に。
サンロアノークは大井のマイル戦で4戦4連対という点を強調材料にします。
あとは戻ってきたクロスケ、ドクター・コパさんのもう1頭ワークアンドラブ、
先行力があるハルディネロ、展開的に恵まれそうなマイネルバサラにマーク。
先週の重賞は2つとも当たったので、今週もその再現を狙います!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。