
先週日曜日にJRA中京競馬場に行ったあとは名古屋に泊まり、月曜日は名古屋競馬場に突撃!
名古屋の重賞がない日に行くのは3年ぶり。
でもそのときは取材だったので、純粋に客で行くのは2003年の正月開催以来?
今回は完全に客なので、名古屋駅のあおなみ線乗り場で往復きっぷを買ってからレッツゴーなのであります!
ICカードではなく、紙の乗車券を使ったのにはワケがあるのです。
名古屋競馬場は、あおなみ線の往復きっぷで来場した入場者に特別観覧席をプレゼントしてくれるのです。
ちなみに特別観覧席のお値段は700円。
第2スタンドの3階にあるチケット売り場に向かうと、係のおねえさまに「700円です」と言われましたが、
すかさず往復きっぷの「かえり券」を提出。
きっぷの表面にスタンプを押されて、指定券をもらうことができました。
(指定券をゲット)
さっそく入ってみたところ、さすが天下のド平日。
ガラガーラではあーりませんか。
おまけにこの時期は太陽の角度が低いから、馬場に近いところはキラキラしすぎてチョーまぶしい!
(余裕たっぷり)
特別観覧席で合流した仲間も同じことを思ったようで、とりあえずメシに行きましょうとスタンドの外に出たあとは、
特別観覧席は使用されなかった模様です。
私が競馬場に到着したのは第7レースの発売中で、
その前の第6レースで宮下瞳騎手が「日本で初めての女性騎手による年間100勝」を達成したとのこと。
残念、ちょっとだけ間に合わなかった……
そのリカバリーとして、第8レースは宮下騎手の単勝で勝負。
1.5倍でも無事に当たって余は満足じゃ。
(宮下騎手の今年101勝目)
その後は第10レースで、9頭立て5番人気馬を軸にして3連単と3連複を買い、3連複だけ当たったところで勝負は終了。
2日連続で3時間睡眠では、集中力がもたにゃい……
そんな状況になったので特別観覧席に戻り、ラスト2レースは原稿仕事をしながら観戦。
帰りは名古屋駅から新幹線に乗った瞬間に気絶して、気がついたら品川駅でした。
そこから中2日で再び、名古屋競馬場にレッツゴー!
月曜日と同じく名古屋駅で往復きっぷを買って、13時すぎに競馬場に到着して特別観覧席に行くと、
なんと残りが10席くらいでビックリでした。
さすが、同じ平日でも、ダートグレードレースの名古屋グランプリがある日は違うのね。
でも個人的には「月曜日とそんなに変わらないでしょ」と思っていたのです。
名古屋競馬場を見くびっていた感じでスミマセン。
その結果、名古屋グランプリのパドックはこんな感じでした。
(名古屋グランプリのパドック)
入場制限ナシで、しかも入場無料。
こりゃあ、いわゆる「密」ですわ。
でも、みんな黙って同じ方向を見ているから、ほとんど問題ないかな?
そのなかで、大型のカメラを持った人の多いこと!
その人数は私がこれまで名古屋競馬場で見たなかでは最多でした。
ゴール前の柵沿いには写真撮影の人が置いたと思われる小さい台がたくさん並んでいるのも、名古屋では初めて見る景色。
この理由は、JRAの競馬場ではスタンドからしか写真撮影ができないからだと思われます。
それだけ、でっかいカメラを持っている競馬写真愛好家さんの欲求不満がメチャメチャたまっている現れでしょう。
その名古屋グランプリでの私のお目当ては、なんといってもサウンドトゥルー。
昨年以降で挙げた3勝は、すべて2400m以上。
名古屋グランプリの2500mは大歓迎でしょ!
(サウンドトゥルー)
と期待して、単勝1.4倍のマスターフェンサーを2着にした3連単を買ったら、
マスターフェンサーの圧勝で、サウンドトゥルーは4着でした。
いちおう、サウンドトゥルーの代用のロードゴラッソ(2番人気)が2着に入ったので枠連は当たったけれど、オッズはたったの1.6倍……
やっぱり初めてのコーナー8回が厳しかったのかなあ?
「いや、上手に走れていましたよ」と、森泰斗騎手。
「年とともに、最後の脚がにぶくなっているかなという感じはしますね。それでもスタミナはまだまだ超一流。
その分、南関東の長距離戦だと、ほかの馬よりも有利になるんですよね」
サウンドトゥルーは11歳になる来年も現役続行で、佐藤裕太調教師によると「金盃の3連覇を目指します」とのことでした。
今の雰囲気なら、それが実現する可能性はけっこうありそう。
東京大賞典には出走登録をしているけれど、どういうローテーションになるのでしょうか。
金盃は2月17日だから、直行するには間隔が長いし、1月27日の川崎記念からでは短いし。
昨年と同じで、1月3日の報知オールスターカップ経由かな?
その前にあるのは、今年ラストの川崎開催。
水曜日には全日本(ぜんにっぽん)2歳優駿が行われます。
しかしまたしても応募した指定券はハズレ……(涙)。
でもペア席に当選した友人が助け舟を出してくれました。
川崎競馬場に行けるのは、今年1月の川崎記念以来ですよ!
◎8.ラッキードリーム
○1.トランセンデンス
▲2.デュアリスト
△10.ランリョウオー
△11.アランバローズ
△4.タイセイアゲイン
穴7.ギガキング
昨年の全日本2歳優駿のときは、川崎競馬場での入場プレゼントで「図柄を選べるタンブラー」がありまして、
そこでヴァケーションを指名して見事にヒット!
今年もその再現を狙います。
ですが、馬券としてはボックスですね。
デュアリストが中1週で臨むという点が心配材料になりますから。
(去年は的中)
個人的な期待は、JBC2歳優駿でブービー人気なのに2着に来たトランセンデンス。
まことに古い話になりますが、2003年に9番人気で2着に入ったオーゴンコウテイとかぶる感じがするんですよ。
オーゴンコウテイも当時の北海道2歳優駿で、人気薄(9番人気)で2着。
それを門別競馬場で見ていた私は、全日本2歳優駿でも狙うと決めたのでした。
しかしヒドい風邪をひいてしまって川崎競馬場には行けず……。
そしてオーゴンコウテイが2着という結果を見て、ボーゼン自失状態になったのです。
本当の話ですよ。
そのときの勝ち馬は断然人気のアドマイヤホープで、3着がブービー人気のヨシノイチバンボシ(愛知所属)。
これ、現地に行っていたならたぶん取れていましたよ。
その3連単は、38万8320円!
今はSPAT4がありますが、健康に気をつけて、当日は現場に突撃する所存です!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。