
先週の水曜日、久々に川崎競馬場に入場してきました!
なんと今年の川崎記念以来ですよ。
でも川崎駅から歩く道のりは、以前とあまり変わっていないようだったので、ホッとする感じがありました。
去年はあの店とかあの店とか、競馬帰りに行ったよなあ……
と思いながら歩き、続いていわゆる「接待を伴う夜の店」が並ぶ通りを経てから川崎競馬場に到着。
あらら、交差点の角にあったコンビニは廃業してしまったのね。
それでも昔のスタンド跡地にできた商業施設はまずまずの賑わい。
しかしそれ以上に賑わっていたのが、川崎競馬場の入場口!
(入場待ちの列)
抽選で当たった人だけが場内に入れるのですが、その人たちの列がけっこう長くて、これでは第1レースに間に合わない(汗)。
さらに常連とおぼしきオジサンが2名、今日は入れないの?と係員に聞いていました。
そんな様子を見つつ待機していると、2人分の入場権利を持っているナカタニさんが到着。
しかし列はまだ長かったので、昼食とオヤツを買いにとなりのスーパーに行きました。
そこで飲み物を買おうとすると、
「今日は指定席ですよ」とご指摘。
おおそうだ。
指定席ならソフトドリンクが飲み放題だ!
そんな初歩的なミスをしそうになったのも、11カ月ぶりの川崎競馬場だからかしら。
でも中に入って見た景色は、以前とまったく変わっていませんでした。
違っていたのは、カツマルくんポイントカードを加算する機械が見当たらなかったことかな……。
私が見つけられなかっただけかしら?
スタンドに入って専門紙を買って、2階に上がって指定券を購入。
当選者のチェックリストと照らし合わせて、しかも指定券には当選者の氏名が印刷されていましたから、かなりの手間がかかっています。
という流れを経てとなりのスタンドに移り、エスカレータで4階へ。
やあやあどうもこんにちは。
特別観覧席さん、久しぶり!
まずは自動販売機でフリードリンクの醍醐味を感じさせていただきましょう。
というわけでいきなり3杯。
(4階の特別観覧席)
第2レースは締め切り間際だったのでスルーして、第3レースからスタートしましょう。
と思ったものの、夕陽が差し込んできた観客席はお昼寝日和でちょっとウトウト。
そのおかげで第3レースは馬券を買ったものの、レース内容はまったく覚えておりません。
投票照会してみたところ、ハズレだった模様です……
続く第4レースは2着が9番人気の岡村裕基騎手の馬が入って小波乱。
第5レースは1番人気馬が勝ったものの、2着が10番人気、3着が11番人気で大波乱。
この時期の川崎競馬なんだから、2着のフロンターレは買っておくべきだろ……
イカン、まったく気合が入らんぞなモシ。
そこで、どう考えても荒れそうだった第6レースはパスすることにしました。
すると6→8→10番人気の順で決まって、3連単は20万馬券。
買わなくて大正解!
しかし続く第7レースも3連単が10万オーバーになるとは予想外。
この日はどうも、枠順の有利不利があまりない形での先行有利という馬場状態だったようです。
その流れに乗り切れず、安い配当しか当たらないという状況。
このままではダメだから、第9レースと第10レースは食事タイムに切り替えよう!
(カツカレーでエネルギー補給)
そして全日本2歳優駿のパドックにレッツゴー。
おなかは一杯でも気温がかなり低いので、まったく眠くなりませんな。
さてさて、私が「南関道中」で出したシルシは北海道2歳優駿で上位に入った2頭が中心。
しかし……
なんかイマイチ、ピンとくるものがなかったんですよ。
ただ、1番人気のデュアリストは体形的にも雰囲気的にも「なさげ」というのは見えました。
それを踏まえて選んだ馬券は、3連複の8頭ボックスで56点!
(アランバローズ)
……惜しくもハズレでした。
勝ったアランバローズとランリョウオーは持っていましたよ。
でも3着が……(涙)
4着のタイセイアゲインは持っていたのですが、3着のルーチェドーロが無かったのです。
でもSPAT4の画面では、1回は「6番」のところにマークを入れたのですよ。
知っている牧場の生産馬だし、戸崎圭太騎手の騎乗だし……。
でも9頭ボックスにするのをためらってしまいました。
9頭ボックス84点買いにすれば230倍が獲れたのに。
そしたらこの日の収支がプラスになったのに!!!
小梅太夫さんみたいに「チックショー」と叫びたいのに、今のご時世では大声がご法度。
ぐぬぬ、やり場のない怒りをどこにぶつけてくれようか。
よおし、気分を変えて、最終レースは紙だ紙。
マークカードを塗って馬券を買いに行く、現地競馬の基本に戻ろう!
パドックを凝視して7頭を選び、男度胸の網打ち勝負。
すると、おお、1,500mのC1戦は、そこそこ速い流れになっているっぽい……ゴクリ
逃げた森泰斗騎手の馬(7番人気)は買っていないけど、このペースなら沈むはず。
ゴールに近づいてくる馬群を凝視すると、おおお、伊藤裕人騎手の勝負服が見えてきた。
それ希望!
勝った1番のノボリターンはある、2着のコメンディー(伊藤騎手)もある、3着も4着もある、ナンだったら5着も持っている完全勝利!
(最終レースは取ったどー)
その3連複の払い戻しは、5→8→3番人気の順で7,550円。
多少の損失補填になったという結果だけれど、これで気持ちよく帰れるぞ!
次に川崎競馬場に行くのは、1月4日の「バックヤードツアー&観戦会」の予定。
そのときは体調を整えて、感覚を研ぎ澄まして臨む所存です!
その前に今週は浦和でゴールドカップ。
園田競馬場の兵庫ゴールドトロフィーの20分前、15時25分にスタートする予定です。
◎7.ブルドッグボス
○10.ノブワイルド
▲5.グレンツェント
△4.コパノジャッキー
ブルドッグボスは引退レース。
でもそれとは関係なく、ノブワイルドが先手を取ってペースを作り、
ブルドッグボスが3コーナー手前から差を詰めてくるという展開になるでしょう。
本線はそのワンツー。
割って入ってくるとすれば、初の浦和コースでも差し脚が発揮できそうなグレンツェント、コパノジャッキーだと思います。
網打ちは押さえまでにしておいて、基本的には絞って勝負。
来週、その結果をここで報告する予定にしています!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。