
1月は埼玉県外に出る予定が東京ドームを含めて4回……の予定でしたが、
横浜アリーナのアイドルフェスティバルが延期になったので1回減(泣)。
しかしその後、別の用事ができたので2回増えることになりました。
もちろん、これまでと変わらず、出先では慎ましく行動しております。
しかしですよ。
青春18きっぷが1日分残ってしまったのですよ。
本来は川崎競馬場に行く1月4日に使うはずだったもの。
冬期間の18きっぷは有効期限が1月10日までなので、それまでに使わないともったいない!
という理由で、空気が澄んでいる方向に行くことにしました。
その候補は2つ。
Aコース:成田山新勝寺にお参りして、成田空港を視察して「エフケイバ成田」で馬券を買う。
Bコース:G1が開催されている伊勢崎オートレース場に行き、館内にある「オフト伊勢崎」で馬券を買いつつオートレースを観戦。
と思って検討すると、エフケイバ成田は公共交通機関だと行きにくい感じ。
京成成田駅からの無料バスで向かい、帰りは成田空港まで路線バスという行程かなあ。
だったら開催しているオートレースのほうがいいかなあ?ということでBコースに決定。
オフト伊勢崎には食堂があるので、月イチの競馬場グルメの連載にも使えるし♪
その予定にして、伊勢崎駅からのオートレース場行き無料バスを目指して10時すぎに自宅を出発。
ちなみに伊勢崎オートには15年くらい前に来たことがありますが、ほとんど記憶がございません。
そして到着したらば、まったく記憶が蘇らない!
(伊勢崎オートに到着)
うーむ、これは初めて来たに等しいな。
入場口からルートに沿って進むと、使われていない発売所に誘導され、検温と手のひらに消毒液をかけられるシステム。
その建物を抜けると、オフト伊勢崎の看板が見えました。
(オフト伊勢崎)
さっそく手前のスタンドの4階にあるオフトに向かいましょう。
エレベーターに乗って到着すると、おお、それなりに客がいる!
伊勢崎オートの開催日に、場外発売しかやっていない競馬エリアに来るのだから、間違いなく「濃い」ファン。
昔はここから5kmくらいのところに群馬県競馬の境町場外があったんですよね。
もしかしたら、その時代からの常連さんが来ているのかも。
客層は全員がオジサン。
おそらく私が最年少?
(オートレースも観戦できます)
さて本題は、このフロアにある食堂。
そちらに向かってみると、
(食堂が……)
定休日ってどういうことやねん!
月曜日と火曜日は休業とは書いてあるけれど、今日は木曜日。
てことは、1月5日の火曜日まで営業して、昨日と今日は連休ということか?
しかしそれに関する貼り紙などは見当たらず。
個人的には伊勢崎まで来た目的の半分くらいが消えてしまいました。
うーむ、これは想定外。
とりあえず浦和の馬券を買うか……
と気を取り直してパドック画面を凝視。
するとおやまあ、3連複の6頭ボックスで万馬券が当たっちゃった(驚)。
(浦和で万馬券ゲット)
そのときに「これは勝ち逃げするべきだな」と直感。
だったらすぐにBAOO高崎に移動して、そこでニューイヤーカップを見ることにしよう。
BAOOにはカウンター型の軽食エリアがあったから、そこで食レポができるかもしれないし。
しかし伊勢崎駅に行く無料バスはしばらくないそうで、でも行程を検索すると、浦和の最終レースには間に合いそう。
しかしながらオートレース場にはもう用事がないんだよなあ(失礼)。
ヒマつぶしにバスの時間まで車券を買って観戦して、ニューイヤーカップもSPAT4で買っておきました。
14時55分発の無料バスに乗り、両毛線の車内でお昼寝をして、高崎駅に着いたらあらビックリ。
駅から長い高架の歩道ができている!
でもそれ以外の風景は、高崎競馬の最後の開催、2004年の大みそかとあまり変わらない感じでした。
ただ、競馬場の跡地は風景が一変。
競馬場の名残は3~4コーナーの形をした遊歩道だけ……。
といっても、それだけでも残っているのはありがたいんだよなあ。
福山競馬場跡地なんか、完全にマッサラですからね。
(高崎競馬の4コーナー跡地)
残っているものはもうひとつありまして、それがBAOO高崎の建物。
高崎競馬時代は食堂などとして使われていたものですが、ここは展示会場の敷地外なので難を逃れたようです。
さあ、さっそく入りましょ!
(BAOO高崎)
検温を受けて消毒液を手に塗って入ったら、50人くらいの客でまあまあの混雑。
浦和の最終は締め切り間際だったのでヤメにして、園田の最終レースも見学だけにしたら、その2レースが大波乱。
すると場内の客数が10人くらいになってしまいました。
てことは、南関東を主戦場にしている人が多いのかな?
そんなわけで、すっかりガラガラになった館内で笠松競馬の最終レースを見ることにしました。
このレースは吉井友彦騎手の馬が断然人気。
そういえば吉井騎手は、通算1,000勝が近いんじゃなかったっけ?
と思い出したので、もしかしたらと思って単勝を購入。
すると実況の西田シゲちゃんが「吉井友彦騎手、通算1,000勝達成!」とアナウンスしたではありませんか!
いや~、BAOOに移動したおかげで吉井騎手の1,000勝馬券を紙で買えたわ~。
これは我ながらファインプレイ!
と、上々の気分になったところで船橋記念の予想に行きましょう。
このレースは過去と同じく法則を守ってシルシをつけます。
◎12.ノブワイルド
○4.キャンドルグラス
▲7.アドバイザー
△11.ブロンディーヴァ
△10.クイーンズテソーロ
△3.ダノンチャンス
3年前は例外でしたが、船橋記念は基本的に「斤量が53.5kg以下の馬が3着以内に1~2頭入る」レースなのです。
本命と対抗には実績上位のノブワイルドとキャンドルグラスを据えて、あとは53.5kg以下の馬を並べました。
3連単2頭軸マルチの24点を本線にして、あとは抜け目を含めて押さえるという方針で臨む予定です。
さて、BAOO高崎で吉井騎手の通算1,000勝達成をリアルタイムで見た私。
吉井騎手には通算800勝くらいの頃から「1,000勝したら祝賀パーティーをしよう」と言っていたのです。
今はちょっと難しいけれど、でも1,000勝の馬券を買えたのはよかったと悦に入っておりました。
でもそこでちょっと引っかかることが。
アレレ、もしかして……?
(吉井騎手1,000勝)
BAOOの馬券には、騎手名が入っていませんでした……_| ̄|○
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。