
報知グランプリカップが行われる2月11日は、私が1年前にイタリアへと出発した日。
その1週間前に「SPAT4プレミアムポイントツアー」で高知競馬場と姫路競馬場を巡りまして、
その週末はグリーンチャンネルの番組「日本漫遊スタンプラリーの旅」の撮影で、
土曜日が都内で4か所、日曜日は茨城県のJRA美浦トレーニングセンターからスタートしてJRAの場外発売所を3か所訪問して、
ウインズ銀座で「ウインズ探検隊・日本漫遊スタンプラリー」をコンプリートさせました。
(ウインズ銀座にて)
その撮影終了後は船橋競馬場に移動して、報知グランプリカップの「すぱっと的中大作戦mini」の生配信。
激動の日々でございました。
と記すとえらく忙しいように見えますが、私の場合は基本的に1月と2月はヒマな時期なんですよね。
そういう事情なので、個人的にはこの時期が遠出のチャンス。
旅行業界も正月明けから2月までは閑散期ですから、お安く行けるし東南アジアは乾季で気温もそれほど高くないし、
私にとってはとても好都合な時期になっております。
ちなみにおととしはバンコクまでの往復航空券が2万円ちょっと。
昨年はイタリアまで7万円弱でした。
それ以前は1月に韓国に行き、2月に沖縄に行くというパターンが多かったですね。
当時は国内の航空券が激安で、5年前は沖縄から1,600円のジェットスターで帰ってきました。
しかしそれは「夢のような時期だったな~」という感じですね。
今年は10年ぶりくらいに「関東地方から出ない1月」でした。
ところで昨年の「高知&姫路ツアー」のイベントリポートには、私が血圧計に腕を通している写真が出ております。
なんで血圧を計っていたのかと申しますと、ツアー出発の2日前に受けた人間ドックで、今まで見たことがない数値が出たからなんですね。
(高知のSPAT4特別)
最初の計測で上が165と表示されて「ハア?」と思ったら、2回目でも同じような数字。
そんなことはなかろう、そのときだけの瞬間最大風速みたいなものだろうと思っていたのですが、姫路競馬場で測ったらまた160オーバー。
自分は高血圧持ちなんだと自覚した瞬間でした(泣)。
それでも2月初旬に発覚したのはラッキー。
その後のイタリアではあまりムチャな行動をせず、スイスでは体を冷やさないように気をつけました。
じつはこれも裏話があって、人間ドックの受診日を病院から「2月20日でどうですか」と聞かれて、
「そこならイタリアから帰っているから大丈夫です」
と答えたら「海外に行くんですか?」となって、2月初旬の混雑している日にネジこまれたのです。
たしかに病院内には「海外から帰国された方はお申し出ください」と貼り紙が……。
(23時30分のミラノ大聖堂)
けっこう忘れている感じはありますが、1年前の1月下旬は未知のウイルスへの警戒があったのですね。
そういえば、その前週にはドラッグストアから箱入りのマスクが消えていたのを見ていました。
あれから1年がたって、新型コロナウイルスの性質はだいたいわかってきましたように思います。
そして当時とは比較しようがないほどマスクは潤沢になりました。
しかし個人的にはあの頃の記憶が残っているのか、マスクが安く売られているとつい買ってしまうのよね。
先々週、アメ横で50枚税込み209円のマスクが積まれていたので、反射的に買ってしまいました。
というわけで、自宅のマスク在庫は300枚を軽く超えております(汗)。
でもそのうち使う日がくるかもしれないからまあいいか。
しかし今年はヒマすぎる!
だからといって「普段できないことに取り組む」とならないのはよくある話。
私もそういう性質で、忙しくなればなるほど新しいことをしたくなる傾向があります。
そんな感じなので、どうも時間がたつのが遅いんですよ。
川崎記念の取材に行ったのは1月24日ですが、かなり昔という気がします。
1月の川崎開催といえば、競馬場と川崎駅の間にある稲毛神社の絵馬。
今年は川崎駅前の岡田屋モアーズの7階と8階に飾られていました。
もちろん、川崎所属の騎手が描いた作品も多数。
(騎手作成の絵馬)
個人的に楽しみにしている元プロレスラーのダンプ松本さんの絵馬も飾られていました。
「極悪同盟」のシールとのギャップがありすぎるカワイイ文字と夢のある言葉。
ぜひ来年の1月は、川崎競馬と絵馬を楽しみにしてください!
今週の開催は船橋。
昨年は時差の関係などの影響で結果を確認しただけでしたが、今年はしっかりと参加しまっせ!
◎8.サルサディオーネ
○5.グレンツェント
▲3.リンゾウチャネル
△7.ブラヴール
△9.ゴールドホイヤー
△6.ヤマノファイト
報知グランプリカップの設定は、簡単に言うと「実績馬にやさしい」重賞。
基本は牡馬が56.5kgで牝馬が54.5kgで、それに加えて番組賞金額が
4歳=6,000万円
5歳=9,000万円
6歳=12,000万円
7歳以上=15,000万円
ごとに1kgが追加されます。
これに従うと、たとえばカジノフォンテンが出走しても57.5kg。
昨年の優勝馬サルサディオーネはその後にダートグレードレースも勝ったのに、7歳になったこともあって昨年と同じ。
となれば、実績を考慮して並べてもいいでしょ!
ただし、ひとつ気になるのは、
☆過去5年とも、前走時の馬体重が490kg以上だった馬しか3着以内に入っていない
という件。
実績も実力もあるアクアリーブルやコパノジャッキー、コズミックフォースなどを無印にしたのは、それが理由です(汗)
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。