
春は「三寒四温」で体調を崩しやすい季節。
私もでっかい風邪をひくのはだいたいこの時期なので、用心しているところです。
だって今のご時世だと、単なる風邪でもアレがアレになって……という可能性がありますからね(汗)。
しかし4月第1週は宮崎県で気温20度以上のなか汗かいて、その翌週は北海道で気温6度のなか屋外でおしごと。
これはなかなかの試練ですぞ。
だから行程でムリしないことを心がけました。
行きは昼すぎの飛行機で新千歳空港に行き、レンタカーで3時間の運転でお宿に到着。
翌日は昼すぎに任務が終わり、昼メシをガッツリといただいて、
夜は静内のインターネットラジオに友情出演してからスーパーに行って、半額シール付きの品物を購入。
(オフト友人宅)
ただし、毎朝の起床時刻が5時というのは継続中でございます。
それでも2歳馬の取材および原稿書きと編集&もろもろの雑用が終わったので、時間的には余裕あり。
これからも免疫力を落とさないようにして、がんばっていきまっしょい!
しかし北海道の空気は冷たくてキビシイ……。
(浦河でJRA育成馬の展示会でした)
門別競馬の開幕日は、前日に続いて気温が昼になっても5度前後。
それに負けないようにと昼食でガッツリとエネルギーを補給したら、食いすぎて眠い……
という状況でも踏ん張って運転して、春の交通安全運動期間中というトラップもクリアして門別競馬場に無事到着。
すると、入場門の前には30人ほどが列を作っていました。
この気温と風のなか、そこに並ぶ意味はないじゃろ……
(入場待ち)
と思ったので、車のなかで15分ほど待機。
列がほとんどなくなった14時5分頃に受付に向かうと、身分証明書の提示を求められ、続いて来場記念品が入ったビニール袋を渡されました。
その中身は大きめのバッグとカレンダー、ポケットティッシュにマスク。
それと騎手名鑑が収録された日刊スポーツの特別版。
するとあら、その新聞には「すぱっと!POG!」の全面広告が!
(入場記念品)
じつはわたくし、前日の夜にラブミードール(父コパノリッキー、母ハニーパイ)を「すぱっと!POG!」で指名していたのです。
専門紙「競馬ブック」を見ると、左から右まで二重丸。
オーナーのドクター・コパさんも現地入りするみたいだし、こりゃ人数が多くても指名しておくべきでしょう!
と思ったら、なんと私を入れて666名。
意外とあまり多くない!
というわけで、本日のメインレースは新馬戦。
その前に第1レースの3連単1,010円を手堅く当てて、第2レースは場内をウロウロしていたら締め切られ、
第3レースは2→3→1番人気の順で入ったのにハズレといまひとつ。
しかし第4レースは出走11頭のうち3頭の体重が2ケタ増、3頭がマイナス2ケタという、開幕日らしいラインナップ。
これは買うしかないでしょ!
しかし「荒れてほしい」という私の願望は叶わず、プラス24kgの1番人気馬が圧勝で、3連単が2,280円。
これだと私の買いかたではどうにもなりません。
こりゃ次のレースはパスして、場内グルメの時間に充てよう。
(いずみ食堂のおいしい蕎麦)
という判断は正解で、第5レースは7→5→4番人気の順で、9頭立てなのに3連単が16万馬券!
おお、これはマジで助かった~♪
と、気分よくパドックに向かい、デビュー戦を迎える8頭の様子を観察。
注目のラブミードールは大丈夫そう。
でも2番人気のエイレーネは冬毛が残っていて微妙な感じ……
雰囲気的には、馬体にハリがある4番のキューチャンと、能試でスピードを見せた7番のエイシントゥランがよさげかな。
でも、このレースはコパさんを応援するのがテーマでしょう!
(今年最初の新馬戦)
すると、1着はラブミードールで楽勝。
2着がエイシントゥランで3着がキューチャンって、パドック診断のとおりでズバリ。
しかし馬券は単勝しか持ってない!
それでもコパさんの姿を見たら、馬券のことはどうでもよくなりました(笑)。
さあて、次は個人的な最終レース!
このレースで注目するのはオタクインパクト。
青森県出身のウインバリアシオン産駒となれば、青森県のセリ市場で長いことお世話になっている私としては応援しないわけにはいきません。
というわけで単勝一本勝負!
(オタクインパクトがんばれ)
勝利を挙げたオタクインパクトくんのおかげで、終わりよければすべてヨシ。
今後も順調に進んで、そしてダービーを獲ってくれることを期待します。
そうなれば、そのあとに開催される青森のセリ市場でウインバリアシオン産駒に注目が集まりますからね。
ということで私としては満足いく結果だったのですが、コレ、3連単が万馬券だったのね。
うーむ、ちょっとくやしい気もする……。
アタマ鉄板なら3連単も3点で仕留められたはず。
このモヤモヤは、今週もたくさんある“出走全馬が休み明けまたは移籍初戦”というレースで打ち消しましょう。
今週は自宅でじっくりと検討です。
(これは前売りで購入)
その門別競馬と同時開催となるのが、水曜日の川崎ナイター。
クラウンカップは3戦3勝のレスポンデールが出走を取り消して、13頭立てになっています。
◎1.ギガキング
○4.ジョエル
▲13.ヒートアップハート
△3.ピースフラッグ
△5.ボウトロイ
△10.ジョーロノ
△8.ハートプレイス
いやいやこれは、かなりの混戦。
そういう場合は「小ネタ」を頼りにしてしまいます。
とりあえず見つかったのは「過去5年とも、2走前までに4~5着があった馬が、3着以内に“1頭だけ”入る」という件。
今年の該当馬は
☆1番ギガキング=2走前が雲取賞で4着
☆6番ニヨドスマイル=2走前が3歳1組で4着
☆7番ノートウォージー=2走前が雲取賞で5着
このうちの1頭だけが3着以内に入る……とすれば、ギガキングを軸にしていいのでは?
と決めてかかって、ギガキング1頭軸の3連複で勝負します。
ちなみに先週は、火曜日のブリリアントカップが3連複7頭ボックスで104.2倍を的中。
水曜日の東京スプリントは枠複2点買いで4.3倍を的中しております!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。