
いや~というかうーむというか、
南関東で今年最初に行われた新馬戦は、お恥ずかしい結果になりました……。
「すぱっと!POG!」のコラムに載せた予想は、
◎アストロパワー
○インザライフ
▲エコロジーナ
でした。
で、結果は
◎アストロパワー=5着
○インザライフ=1着
▲エコロジーナ=3着
こりゃカンペキなハズレですよ(泣)。
結果から見ると、3月26日に能試を受けた2頭が4着と5着。
4月16日に能試を受けた3頭がワンツースリー。
個人的にもシルシのとおり、まあまあたくさん投票したので痛みも伴う結果でした。
なんでこんなにハズレてしまったの(涙)。
勝ったインザライフは、浦河のBTCで鍛錬を積んでいて、かなり仕上がった状態で大井に入厩していました。
だから完成度が高いって、わかっていたんだけどなあ。
グッスン。まだまだ修業が足りませんわ……
この反省を踏まえて、5月以降の新馬戦では巻き返す所存ですのでよろしくお願いいたしますm(__)m
しかしまあ、今年も北海道の気候がおだやかだった影響か、例年以上に2歳馬が早めに本州に移っている感じがありますね。
(北海道は今年も暖冬)
4月23日の川崎では29頭もの2歳馬が能試をクリア。
4月22日の浦和では16頭、4月20日の船橋では13頭が合格しましたから、5月以降は開催ごとに新馬戦が組まれるのは間違いないでしょう。
次の新馬戦は5月7日(金)の船橋。
その見解と予想は「すぱっと!POG!」のほうに載せる予定です。
個人的にも大井でヤラレたぶんを取り返さねば!
という感じで2歳馬が続々と入っている状況ですが、
厩舎地区にあるお部屋の数には限りがありますから、引っ越ししなければならない馬が出てしまいます。
そのバランスをどうするかは各厩舎の采配次第。
選択肢としては、
・育成休養牧場に移動させる
・ほかの競馬場に移籍させる
・引退……
基本的にこの3択ですね。
それに伴って、
●古馬のレースレベルが冬場よりも上がり、その結果として堅いレースが多くなる
と思うのです。
個人的な感覚ではありますが。
実際のところ、わけわからん荒れかたをするのは、晩秋から初春にかけて多い気がするんですよね。
(門別競馬場の無料お茶はお湯だった……)
ただし、これは古馬の下級条件に限ります。
3歳限定の下級条件だと“遅れてきた大物”的な伏兵が一発をカマすことがありますし、
上級条件や重賞だと乱ペースになって、ビックリギョウテン的な馬が恵まれることも。
そういえば、私が昨年ゲットしたでっかい馬券は、前半の3歳戦とA級以上のレースでした。
だからこの時期の作戦としては、
●古馬の下級条件で堅い馬券を絞って取る
↓
●それを荒れそうなレースに転がす
その青写真がいいのではないかと思います。
それを実現するために、まずは5月3日の月曜日、16時05分発走の若潮スプリントから検討しましょう。
◎6.ファイナルキング
○12.ブラックストーム
▲3.マテーラフレイバー
△7.チャンプタイガー
△1.エンテレケイア
△5.チュラウェーブ
このレースはおそらく荒れないのでは?
本命にしたのはファイナルキング。
じつはわたくしこの馬の能試をチェックして、「コレは」と思って「すぱっと!POG!」で指名しようとしたのですよ。
そう思ったが吉日、その作業をすぐにやればよかったものを後回しにしたら忘れてしまって、締め切り到来で指名できず……。
そして「しまった!」と気づき、その瞬間に「つい、カッとなって」別の馬を指名したんです。
そしたらなんと、デビュー戦の3コーナーで競走中止……
そんなこともあって、ファイナルキングは心の指名馬になっているのです。
お母さんのゴールドキャヴィアはいいスピードを持っていましたものね。
ここでも逃げ切ってくれることを期待します。
続いて火曜日の東京湾カップ。こっちは荒れる前提で考えてもいいのでは?
◎8.ギガキング
○12.サヨノグローリー
▲13.ニヨドスマイル
△6.ワールドリング
△9.イトカワ
△10.ランドファースト
△11.キャッスルヒーロー
ゼッケン1番から5番までが逃げ先行タイプで、差し追い込みタイプが外枠に集中。
船橋の1700mは最初のカーブまで400mほどありますが、この顔ぶれだと隊列が決まるまでにけっこうな攻防があるのでは?
という前提で、イチかバチかの差し追い込み馬だけのボックスにしてみます。
なかでもクラウンカップで差し脚を長く使ったギガキングに期待です。
こちらは荒れることが前提!
今週の船橋競馬は祝日が昼間の開催で、後半の2日がナイター。
発走時刻を間違えないように、ひとつよろしくお願いいたします。
しかしまあ、本来だったら船橋に行って、最終レース後にファミレスで大宴会するはずだったのになあ。
でも競馬場に行っても入れない今年の大型連休なので、7枚もある買ったまま見ていないももクロのDVD、それと船橋競馬を鑑賞して過ごします。
しかし4月下旬で終わると思っていた繁忙期が、意外とまだ続いているのが想定外。
連休中は業務上の都合で1日だけ県境を越えますが、これまでどおり慎ましく過ごすつもりです。
でも思い起こせば昨年は、4月と5月に1回も電車に乗らなかったんですよね。
それに比べれば、相当にマシな日々になっていると感じます!
(ももクロのエナジードリンク)
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。