
国からどういう指針が示されようとも、ひとりひとりが気をつけて行動していくのはこれからも同じ。
病気になってイヤな思いをするのは自分ですからね。
新型コロナウイルスによる諸症状が出ないように慎ましく行動するのは、
痛風にならないためにアレやコレを食べないようにするとか、
脳疾患を避けるために塩分は控えめにするとかと同じことだと思います。
そんなわけで、先週の名古屋競馬の無観客開催もやむを得ないところであります(泣)。
(名古屋競馬場の正門)
「大型連休中は入れたのに」とか「ナゴヤドームには1万人以上が入っているのに」という状況で、
もっと言うとJRA中京競馬場は有観客なのに名古屋競馬場はなんで?
という話ではありますが、そう決まったのだから仕方なし。
6月15日(火)の昼過ぎに名古屋競馬場に着いたら、歩道にいる人は警備員さんだけでした。
というわけで、2年連続で無観客になってしまった東海ダービーの取材。
普段なら場内の様子を見るために歩くし、メイン以外のレースも取材するのですが、
こういう状況なので場内に入って東海ダービーのパドックが始まるまでは記者室で待機。
その時間は「すぱっと!POG!」の新馬戦展望の原稿書き……
ところで東海ダービーは波乱の歴史があるレース。
私は東海ダービーを現地で5回以上は見ていますが、
そのなかには4→9→10番人気の順で決まって3連単が100万円を超えた2012年も入っているわけです。
そういう経験があるから波乱を前提に馬券を買ったら、単勝も枠複も馬複も3連複も3連単も1番人気で決まるとは!
(東海ダービーのパドック)
いちおう、3連複の3.3倍、3連単の6.9倍は当たりましたよ。
しかしこれは“当たった”と言ってはダメでしょ……。
ともあれ、今年の名古屋の3歳世代は、実力差がハッキリしているということを確認できました。
この結果を考えると、今日の運気はあまりよくなさげ。
名古屋競馬の最終レース後は、換気抜群の焼き肉店で地元の悪者軍団と川崎競馬を見ながら会食しましたが、見るだけにしておきました(汗)。
というのもその前日、キャリーオーバーが出ていたトリプル馬単で、最初のレースだけハズレという悲しい経緯があったのです。
ハズレたレースは1着3着。もう、自分に対してチックショー(小梅太夫さんの声で読んでね)。
そんなわけで、夜の川崎はパドック診断だけ。
ウィズアウト馬券で答え合わせをすることに徹することにしたのです。
(川崎競馬を見ながら焼肉ファイヤー)
しかしながら、緊急事態宣言中の愛知県は飲食店が20時で終了。
川崎スパーキングスプリントは20時10分がスタート時刻なので、店内で見ることはできないのよね。
そこで悪者軍団が選んだ方法は、コンビニの駐車場での観戦。
ついでにコンビニのフリーwifiも利用させていただきました。
住宅街の一角でタブレット画面を囲む中年男女3名は、通りがかった人から見ると怪しさ満点だったでしょうなあ(汗)。
しかし我々はオトナなので、話し声のトーンは低くして、世の中に迷惑をかけないように心がけての“路上競馬”。
そして堅い決着に終わった川崎スパーキングスプリントが確定する前に解散となりました。
エライ!
その翌日は関東オークスを自宅で観戦して、馬複1点勝負で無事に的中。
しかし最終レースの川崎ジョッキーズカップは1着馬を持ってない(泣)。
3連複の網打ち馬券で、2着の9番人気馬、3着の6番人気馬、4着の8番人気馬は持っているのに~
確認してみたら、この3連複は254倍。
うーむ、どうもうまくいきませんなあ。
さらに金曜日の第2レース。
「すぱっと!POG!」のコラムで書いた
◎9.シゲルコウモリ
○7.ナインバイパー
▲2.ライクアビー
このとおりの順番で入って3連単が143.8倍ですよ。
なのになんで、自分の馬券がハズレるの?
しかも勝ったシゲルコウモリを指名登録したのに、
鈴木義久厩舎の馬が2頭になったことに気がついて、レース前日に「指名解除」してしまった!!!
という感じで運気はビミョーなままでしたが、土曜日は東京競馬場にレッツゴー。
トータルではマイナスだったけれど、80倍の馬券が獲れたからまあまあかな?
(東京競馬場で運気回復?)
そして最終レース後はファミリーレストランで2時間半ほど馬鹿話。
ノンアルコール&マスク会食でも盛り上がりました。
これが“新しい生活様式”なんですな!
しかし翌日はJRAの重賞も、高知優駿も網を打ったのに、その網がちょっと小さくてハズレ。
そのままなんとなく高知競馬の最終レースを買ったら……
それが当たったんですよ!
レースを見たのは夜10時頃。
買ったのは内枠から7頭の3連複ボックス。
まずはレース映像をリプレイ。
むむむ。
3着争いがチョーきわどい!!!
3着争いの対象は4番と9番。
4番じゃなきゃ困るのことよ。
でもこれはサッパリわからん。
わからんから結果を表示させよう。
……おおお、3着は4番だ!
その払い戻しは1万6,310円!!!
そして判定写真を見てみると、同着に近い僅差だった!!!
(当たりとハズレは紙一重)
これはもう、運がよかったとしか言いようがないですね。
ありがたやありがたや。
その勢いで、ももいろクローバーZのグッズを買ってしまいました(照)。
いいこともあれば悪いこともある。
人生いろいろ、山あり谷あり。
さあ、今週もがんばっていきましょう!
今週の船橋開催は重賞がなくて、夏至の日が含まれるということで「短夜」がテーマ。
でも木曜日の「短夜賞」は2,200mの長距離戦となっております。
◎1.アンダーザスター
○5.キングガンズラング
▲2.ブラヴール
7頭立てですか!
いま鹿児島空港にいるのですが、思わず「ええっ」と声を出してしまいましたよ(>_<)
だったら限りなく絞らなくては。
1年ぶりの前走がイマイチだったサトノプライムをカットして、今年の成績が微妙なストライクイーグルもカット。
狙うのは格上挑戦でもしぶとく差を詰めてくるアンダーザスター。
キングガンズラングは昇級初戦ですが、ここでも相手なりに走れそうです。
この1点にしたいところですが、差し脚が戻ってきた感じがあるブラヴールを念のためにマーク。
馬複3頭のボックスが本線です。
ちなみにただいまの鹿児島空港は18時20分ですが、メチャメチャ空が明るい!
さすが“夏至の短夜”!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。