
南関東の無観客開催がひとまず終了で、今週の浦和競馬は有観客!
その運用方法をおさらいしておくと、
◎指定席は1日あたり185席で事前申し込みをして抽選で当たった人に当選はがきが送られてくる
◎一般席は1日あたり1,800名で、事前申し込みをして抽選で当たった人に当選メールが送られてくる
◎競馬場内の滞留人員が2,000名を下回る場合には、当日の10時20分に開始される入場手続きをすれば中に入れる
となっております。
私の友人には「5日間、ぜんぶ応募しました♪」という人が複数いたことを考えると、当選者の出席率はわりと低めではないかと……
そんな気がするので、応募していない私ですが、1日くらいは行ってみようかと思っております。
浦和の次の週は無観客開催の船橋競馬になりますが、こちらはスタンドが改築工事を絶賛実施中なので仕方ないところ。
それでもその次の大井開催は少なめですが久しぶりの有観客。
その次の川崎開催は発表されていませんが、制限付きでも入れるようになってほしいなあ。
去年の冬は入場できたのだし……
と、アメリカの野球中継や欧州のサッカー中継に映る大勢の観客を見つつ願うわけであります。
さすがに「それと同じように」というのは日本の風土を考えるとムリでしょう。
でも状況が徐々に改善しているのは間違いなし。私もようやっと、日曜日に大箱でのコンサートに行ってきました!
(久しぶりの大箱コンサート)
さいたまスーパーアリーナで開催された、ももクロの百田夏菜子さんのソロコンサート。
なんてったって、2020年はコンサートに1回も行けず、今年もライブハウスが1回だけ。
いわゆる「ホール」以上のコンサートに行くのは2019年12月22日以来だから、およそ22カ月ぶりですよ。
いや~、涙がちょちょぎれですわ~
そのために私はがんばりましたよ。
水曜日に川崎競馬場に行って、雨が降るなかでヤングジョッキーズシリーズの取材。
川崎に行く前の業務ですでに疲れていたのに、雨だからさらにヘトヘト。
その後は木曜から土曜まで3日連続で16~18時間労働……。
それだけに、コンサート後のビールがウマかった!
(打ち上げも久しぶり)
ところでヤングジョッキーズシリーズ。
第1戦は放馬、第2戦は中島騎手が騎乗する際に脱臼→急遽の乗り替わりとアクシデント。
集めるネタがたくさんあったために、ひと息つける状態になったのが鎌倉記念の本馬場入場時でした。
というわけで鎌倉記念のパドックは見られなくて、レースもテレビ観戦。
で、勝ったのは北海道所属のシルトプレ!
レースが終わって1階に降りてみると、オーナーの九州在住、原さん夫妻の姿がありまして、
原久美子さんが「天国から林先生が後押ししてくれました」と涙を流して喜んでいました。
シルトプレはこの夏にお亡くなりになった林和弘調教師の管理馬としてデビュー。
昨年の優勝馬リーチも原さんがオーナーと林厩舎のタッグでした。
そういう流れなら、そりゃ涙が出ますよねえ。
(シルトプレが優勝)
その横には佐賀競馬の真島元徳調教師。
そういうわけで、記念写真におさまった6名のうち3名は九州人となりました。
そこで「むむむ?」と思ったので、
真島調教師に「もしかして、この馬で九州ダービーを狙うんですか?」と聞いたら、そうではないとのこと。
おそらく次は全日本2歳優駿。そのときには有観客開催になってほしいですねえ。
「でも、なんか無観客に慣れちゃいましたね」
と話したのは浦和の赤津和希騎手。「パドックでヤジられないですし(笑)」だそうな。
みなさん、競馬場に限らず、悪口や文句を言うのはやめましょう!
といっても、夏以降に行った園田も金沢も笠松も、パドックで声を出している人はゼロに近い感じ。
おそらく今週の浦和もそんな感じだと思います。
さあて、せっかく新聞を買ったんだし、最終レースくらいはちゃんと予想するか。
この顔ぶれなら川崎で9戦して3着内率100%のブラーニーキスでしょ?
(川崎の最終レース)
相手もおそらく4頭。
でもブラーニーキスからの1頭軸マルチで相手4頭の3連単を買うと36点。相手3頭の18点にしたいなあ……
私の数多ある座右の銘のひとつは「迷ったら買う」ですが、今回は馬券の王道である「絞る」を選択。
そこで除外候補として選んだのは、全員が△を付けているオーサムパッション(4番人気)。
これだけ川崎実績がある馬がいるなかで、前走の時計をみるとビミョーでしょ?
と判断して馬券を買ったら、おおお、軸のブラーニーキスが3着で、相手3頭のうちの2頭が1着2着!
3→5→1番人気の順で決まって133.4倍は、なんか久しぶりのヒットという感じですよ。
ありがたや~(喜)
(渾身の的中)
調子に乗って翌日の川崎メインはサルビアカップ。
一昨年のサルビアカップは、SPAT4プレミアムポイントのツアーで北海道に行った帰りに“貴賓室”で観戦したのよね。
そして結果は3連複が999.1倍で、3連単が100万馬券。
それを思い出して荒れる前提で考えたら、今年は2→1→3番人気の順でした……。
でも一昨年と同じく外枠が優勢。来年のサルビアカップは何も考えず、外枠のボックスを買おうかな?
今週は埼玉新聞栄冠賞が開催のメイン。
昨年は「南重チャンネル」というweb番組からお声がかかって、
タービランス本命→リッカルド、ファルコンウィングを相手に入れる予想を披露いたしました。
そのおかげで3連単55.8倍をゲット。今年も勝利といきたいですなあ。
◎10.タービランス
○7.リッカルド
▲3.フィアットルクス
△2.トランセンデンス
△12.チェスナットコート
△11.ハイランドピーク
△6.マンガン
本命と対抗は昨年と同じ。今年もベテラン優勢と考えていいでしょう。
3番手には大井で19戦17連対のフィアットルクス。
初めての浦和は心配ですが、実力的に無視できない存在です。
それ以降は小久保智厩舎の3頭を並べてみました。
トランセンデンスは人気になりそうですが、ダービーグランプリに登録したのに回避した点がちょっと不安。
そして最後に2月の金盃を圧勝したマンガンを入れます。
あまり荒れない傾向がある重賞だから、ボックスじゃなくて“ながし”を使うことにしようかな?
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。