
先週金曜日、2回目の「大井の左回りレース」が実施され、多くの人が集まった様子。
私は先週水曜日、さいたまスーパーアリーナで行われた「ももいろクローバーZ」のコンサートに行った影響で、
金曜日の大井には行けませんでした。
毎年のことですが、年末はスケジュールが混雑するのよ(汗)。
でも、11月19日の第1回目は万難を排して行きました。
その日は事前募集の一般席の抽選にハズレ、しかし競馬仲間が当選したのでペア入場のもう一人にならせてもらって入場が確定。
するとそのあと「左回りのレースを記念して」ということで、入場人数の上限が5,000人になって、しかも事前応募が不要となったではないですか!
それなら当選者と同時に入らなくてもオッケー。
ということで、当日は単独で第3レースあたりに大井競馬場に着きました。
すると偶然たまたま某関係者と遭遇し、そこから作戦会議がスタート。
そのために新馬戦も第7レースも買えませんでしたが、結果をみると間違いなく当たらなかったでしょうなあ。助かった!
場内に入ってから最初に迎えた第8レースも、部分月食の写真を頑張って撮っていたら馬券検討の時間がなくなって回避。
すると8→10→12番人気の決着で、3連複が27万円近く!
(部分月食)
これも買っていたら間違いなくハズレていたわ~。
お月さま、ありがとう!
そんなわけでこの日の初勝負は第9レース。
8頭立てと手ごろで1→3→5番人気の順で決着。
いちおう馬複は取ったけど、3.4倍じゃあマイナスでんがな……
その後もビミョーにズレる感じでイマイチな結果。
そんなこんなで、あっという間に最終レースですよ。やんなっちゃう。
するとビックリ。11レースが終わったとたん、スタンド前が民族大移動状態!
いやいや、そんな早く移動してもしょうがないでしょ?
(皆さん移動が早い)
どうもこの日は招待された人が多かったようで、スーツ姿の人が名刺交換をしているシーンも多々。
なるほど、金曜日の夜だし緊急事態宣言は解除されたし入場者数の制限はかなり緩くなったし、
それで競馬初心者っぽい人がたくさん来ているのかな。
しかし私はギトギトのドロドロ。
前のレースが終わるとパドックに行って、そこで出走馬の状態を確認するのがルーチンワークなわけですよ。
スタンド前をゾロゾロと移動する人はたくさんいましたが、パドックにもたくさんの人がいました。
といっても昨年の2月開催に比べると、まだまだスキマが多いかな。
(最終レースのパドック)
さてさて、大井競馬場で初めての左回り。
でもパドック診断では左回りが向くのかどうかなんてサッパリわかりません。
そりゃそうですよ。パドックはもともと左回りなんだから。
ガッツリと12頭をチェックして、枠複6-8の一点でよかんべと結論。
その馬券を記念に紙で買って(写真は撮り忘れ)、SPAT4でも買って、行くぜ4号スタンドへ!
無観客開催が始まってからダイアモンドターンは休業、1階と3階の飲食店も休業で、
4号スタンドは新型コロナワクチンのお注射に行く人だけが入る場所に変貌してしまいましたので、
この日は4号スタンドが久々のにぎわいを見せた日になりました。
(久しぶりの4号スタンド)
スタンドを見上げると、なるほど、あの場所が業務エリアになったのね。
そしてレース実況をする人は……おお、決勝写真判定機の横なのね。
ガラス越しだから双眼鏡で馬を見るのがむずかしそう。
さらに3コーナー(右回りだと2コーナー)がメチャ遠いから、これはなかなか試される舞台ですな(他人事)。
(まもなく発走)
さあ、いよいよ発走。
おおお、ファンファーレが昔のやつだ!
ワクワクドキドキの最初のレース。ゲートが開いて最初のカーブでゴチャついた!
それでも最初のカーブを過ぎると隊列は落ち着いて、その後の流れはわりとスムーズ。
大井競馬場は南関東の競馬場のなかでは川崎の次にカーブが急だから、
スタートから1コーナーをうまく乗るにはある程度の技術が必要なのかも。
そして最後の直線に入ってから左回り用のゴールまで低い位置のカメラが映し出してくる映像は、
海外の競馬場という雰囲気を感じました。
馬券もめでたく的中で、枠複3.0倍だったら上等上等。
ちなみに馬番は7→12→10番で、2回目も9→7→10番という外枠決着。
4着はクビ差で1番でしたが、12月28日の最終レースも外枠の馬複or枠複&3連複のボックスで決め打ちしてみようかな?
年末の川崎開催も個人的に出目の傾向があるのかなと思っていまして、とくに印象に残っているのが2013年の全日本2歳優駿の日。
内枠の人気薄がとにかく3着以内によく来た日で、メインレースもそれを考慮して勝負したら9番のハッピースプリントが勝って、
2着が4番のスザク(5番人気)、3着が3番のサーモピレー(8番人気)で、3連単が5万馬券。
一緒に行った高校の同級生も的中して、帰りにラーメン屋さんで祝杯を挙げたなあ。
ただし、昨年は11→10→6番の順。そして今年はメンバーが濃い!
◎9.アイスジャイアント
○3.ナッジ
▲13.ライアン
△1.セキフウ
△5.コンバスチョン
△10.ドライスタウト
△8.カイカノキセキ
いろいろ考えましたが、前走のなかではJBC2歳優駿のレベルが高いと判断して、そこから進んできた2頭を上位に取りました。
悩ましい存在がライアンなんですよね。
不良馬場とはいえ、平和賞が好時計でしたから。
でもそれ以外の南関東勢はちと微妙と考えて、このようなラインナップにしてみました。
そしてこの日は網を打てるレースがもう一丁。
最終レースの川崎ジョッキーズカップはどう考えても高配当になるであろう一戦です。
チョーたのしみ!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。