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「年末年始がひと段落」
2022年1月11日

おそらくこのご時世の影響ではないかと思うのですが、昨年の秋ごろから業務の量が増えていまして、
昨年末から1月の3連休までに納品した原稿の数は、数えていなくても間違いなく過去最高になりました。

11月頃はわりと余裕があったので年末にスケジュールを入れていましたが、
12月に入ってから一気に断れない依頼が到着。
予定表がパンパンになってしまいました。

とにかく1月3日までの大きな波をクリアしないと、1月4日の新日本プロレス・闘強導夢に行けないぞ。
なので、死なない程度にビッシビシと気合を入れて労働。
1月3日の帯広競馬の配信番組「ばんスタ・延長戦」に5時間ほど出演した前後も容赦なく原稿を作り、
1月4日の東京メトロ南北線の後楽園駅での送信をもって、当面の難局を乗り切りました。

東京ドームに無事に参戦

(東京ドームに無事に参戦)

しかしですよ。
そのあとも1月6日の昼までに合計21本の予想原稿を頼まれていたから困ったちゃん。

7日は早朝からSPAT4プレミアムポイントのイベント「川崎競馬バックヤードツアー&観戦会」があるので、
5日のグリーンチャンネル「地方競馬中継」のあとは自宅に帰らないで、そのままホテルで缶詰め攻撃をするべきかなあ。

でもそれが、1月4日になって21本から13本に減ることが確定。
だったら、ということで自宅に戻りましたが、やっぱりお仕事の量は多かった……

6日の夜に川崎駅の近くにあるお宿に入ったのは23時すぎ。
ホテルで優雅にコーヒーを飲みながら……
という余裕なんざ、まったくございませんでした。
やっぱり連泊にすればよかった!

それでも宿題はぜんぶ終了。

1月7日は晴れやかなる気持ちで川崎競馬場に突撃!

日の出直後の川崎競馬場

(日の出直後の川崎競馬場)

前日の雪の影響で競馬場までの道はパキパキに凍っていましたが、スベることなく6時40分に到着できました。
すると、「7時開始予定の能試(=能力調教試験)が8時開始に変更になりまして……」とのこと。

この状況だからしょうがないですね。
そのままスタンド内で、私が持ってきた古い競馬雑誌を荘司典子さんとしみじみと読みながら待機。
すると、「能試が最終レース後に変更となりました……」という連絡が来ました。
馬場の雪はもうすっかり解けているんだけどなあ。

能試の時間変更の理由は、佐藤博紀調教師によると
「小向トレセンの出入り口が凍っていて、馬運車が動けない」という理由。
やはり都会は雪に弱いのね……

競馬日和になってきました

(競馬日和になってきました)

でもそのほかのスケジュールは予定通り進行。
パドックでは山盛りになった雪を一輪車に乗せて搬出する作業が人海戦術で実施されていました。
バックヤードツアーの終了後は、5階の来賓室でレースに挑みます。

さてさて1月7日ですが、なんと日本で開催している競馬は川崎だけ!
そんなわけで普段とはちょっと違う感じのオッズになっているような気がしましたが、
投票するときにはそんなことを気にするヒマはなくレッツゴー!

するとまあ、第2レースで能試が中止になってもゲストで来てくださった佐藤博紀厩舎のバイランドが9番人気で3着に!
さらに続く第3レースでこれまたゲストで来てくださった古澤悟厩舎のサンビバリーヒルズが6番人気で3着に!

競馬で大切なことは「運」と「縁」。
来年もこのイベントが実施された場合には、ゲストの厩舎の出走馬は全部買いをしましょうね!!!

そして続く第4レースで個人的な痛恨。
知り合いが馬主のニシノキスミーが出走。
しかし心を鬼にしてパドック診断をしたらなかなかよさげに見えたんですよ。
それで本命シルシを打ったのですが……

発売機の前でちょっと迷いが生じて、単勝から複勝に変えてしまったのですよ。
そしたらニシノキスミーがアタマ差で勝利!

もったいない馬券

(もったいない馬券)

川崎で11戦して3着以内がゼロという成績を見て弱気になってしまったのですが、
やはり初志貫徹が正解だったか~~~

6番人気の単勝は1,430円。複勝は290円。
それよりも、6→2→1番人気の3連単が19,780円。
コレを取れていれば、その後の経営が楽になったのに!

というか、コレが獲れていたら「入金」する必要がなかったっつーの!
危険を察知したらその場から離れる、これは重要ではありますが、チャレンジすることもまた重要。
まして500円なんだから、単勝と複勝の両方を買っておけばよかったのに(涙)。

そういう悲喜こもごもをこれからも続けることになるのでしょうね。
しょうがない、これも人生。楽しくやろう!

能試は最終レース後に行われました

(能試は最終レース後に行われました)

でも船橋記念は、例年の傾向に沿ったシルシで勝負しますよ!
「2018年を除いて、負担重量が53.5kg以下の馬が3着以内に1頭以上入っている」
しかしワオー、今年は該当馬が6頭もいるやんけ。
どうやって選ぼうかなあ?

◎2.コパノフィーリング
○4.アザワク
▲6.キモンルビー
☆9.コパノキャリー
△8.カプリフレイバー
△1.ルーチェドーロ
△12.コウギョウブライト

コパノフィーリングは2走前の兵庫ゴールドカップを圧勝して、前走の笠松グランプリで2着。
でも基本的にコーナー4つの競馬は合わない気がするんですよ。
今回はコーナー2個で、過去2戦2勝の船橋1,000m。
となれば、本命に推すのが自然でしょう。

相手筆頭には笠松グランプリで3着だったアザワク。
船橋では習志野きらっとスプリントで4着、7着となっていますが、両方とも北海道からの遠征。
今回は船橋所属馬として出走するなら買いでしょう。
心配は冬に出走するのが初めてという点だけ。

3番手と4番手にはコパノリチャード産駒でドクター・コパさんの持ち馬を配置。
いちおう、コパさんのワンツースリーの3連単6点も押さえておこうと思います!


プロフィール

プロフィール

浅野 靖典

1969年8月1日生まれ

1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。

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