
先週は水曜日の金盃が当たったものの、
木曜日の雲取賞はバイザウェイから総流しをかけたら最下位……(泣)。
ちなみに雲取賞の馬券は、名鉄の笠松駅の待合室で買いました。
本当は金曜日に日帰りで笠松競馬場に行くつもりでしたが、今の笠松は取材がしにくいローカルルール。
それを考慮して、木曜日出発に変更したのでした。
行きは急がなくていいので、東京駅を朝7時半に出る名古屋行きのバスを予約。
名古屋駅に午後1時前に着いて、チンタラ向かえばメインレースの2つ前くらいに到着可能♪
しかしですよ。
気象庁が出した大雪の予報にJRバスがひるんだようで、水曜日の夕方に「木曜日は全便運休」の連絡が……
こうなると逆にめんどくさいのよ。
私は東海道新幹線になるべく乗らないようにしているので(汗)。
さらに、東京駅から名古屋駅までのバス代は3,770円で、新幹線は9,600円(金券ショップ価格)。
どえりゃー違うわけですよ!
そもそもバスにしたのは、車内でおしごとできることが理由のひとつ。
JRバスはコンセントがあってネットがつながるという、立派なテレワーク環境なのです。
でも運休じゃあ仕方ない。
代替手段を考えた結果、
☆新宿→(小田急)→小田原→(新幹線)→浜松→(東海道線)→豊橋→(名鉄)→笠松
という行程に決定。
これだともはや、新幹線に乗る区間を減らすことが目的になってしまっていますな……
(浜松駅のピアノ)
それはともかく、車内でおしごとをするのは予定通り。
乗り継ぎを順調にこなして14時すぎに笠松競馬場に着いたら、あまりのガラガラっぷりにボーゼン!
そりゃこのご時世だしメチャメチャ寒いし平日だし。
でも今日は重賞があるんですよ?
翌日の新聞を見たら、入場者数が「344人」だって。
ひょっとして無観客開催を除くと過去最低の入場者数だったのでは。
そんな風景だから気温以上に心が寒くて、まったく当たる気がしない(涙)。
(寒すぎる)
というわけで、この日は取材に徹することにしました。
人がいないから施設の写真を撮りやすいし。
しかし場内をあちこち回ったら体がヒエヒエ。
体を丸めながら臨時取材ルームに戻ったところで、やっと知り合いの姿を発見!
これでようやく、戦う気持ちが湧いてきました。
まずはメインのウインター争覇の馬券を買って、雲取賞で「もしかして的場騎手が久しぶりに重賞を?」
の可能性を見込んでライアンの単勝を買い増し。
さらに笠松で馬券を買うなら笠松の名手・安藤光彰騎手のセガレ、安藤洋一騎手の単勝という“ご縁”馬券を。
しかしなぜか塗り間違い。
大井の馬券を買ったつもりが、笠松最終レースになっていた!
(塗り間違い)
間違えて買ったステルスブルーは、6頭立てなのに50倍を超える人気薄。
そもそもこのレースは実質3頭立て……
それでも村上騎手は出ムチを入れて、最初の40秒だけ楽しませてくれました(結果は勝ち馬から8.7秒差の最下位)。
ところで今回ですが、自宅にスマホを置いてきてしまったんですね。
そのため、競馬場内では紙馬券オンリー。
久々にスマホを見ない健康的な2日間になりました。
翌日の金曜日は快晴で気温も高くて祝日なので、場内は前日とはまったく違う雰囲気。
場立ち予想の大黒社さんも営業していました。
やっぱりレジャー施設はこうでなくては!
(大黒社の一岡さん)
ただ、レースは前の日と同じように荒れぎみ。
インコースの砂が増量された影響で、内枠がまるでダメという傾向でした。
その状況は、大黒社の一岡さんが「今日は調子が悪い」と言うほど。
でも、この日のメインレースに出るヴィエノワズリーは大丈夫でしょう。
連勝中で大外枠。
そして私の友人でこの馬を10%所有している人が2人もいて、さらにそのうちの1人が現地に臨場。
一岡さんの予想はヴィエノワズリーが軸で、相手が5番(2番人気)と6番(7番人気)。
縁起物として単勝を千円だけ買って、あとは一岡さんの言うことを聞いて枠複にしよう。
すると、10番6番5番の順で入線。一岡さん、当たりましたよ!
(ヴィエノワズリー圧勝)
しかし一岡さんは「○○分の電車に乗らないと接続が悪いんよ」と言い残して撤収済み。
ご祝儀を出そうと思ったのに~(笑)。
最終レース後はヴィエノワズリーを管理する後藤佑耶厩舎を訪問して、
それから別の厩舎の厩務員さんと食事して、自宅に帰れるギリギリのタイミングで名鉄電車からの新幹線。
翌日の土曜日はさいたまスーパーアリーナに行き、ももクロのイベントに参加!
イベントの座席は1つおきではなく、100%使用になっていました。
だんだんと2年前に戻ってきている感じがしますね。
今週末はミューチャリーを見に東京競馬場に行く予定。
思えば2年前のフェブラリーステークスの日がJRAで最後の制限なし入場でした。
昨年は無観客だったんですよね……。
その前に行われるのが船橋競馬場の報知グランプリカップ。
船橋はスタンド改築工事が順調に進んでいるようで、4月頃には有観客になってほしいなあ。
◎3.コズミックフォース
○5.ギガキング
▲6.キャッスルトップ
8頭立てなので絞ります。
コズミックフォースは昨年のこのレースで大惨敗しましたが、今年は違うはず。
ギガキングは初めての古馬混合戦でも通用するとみて対抗に取ります。
一発に期待したいのがキャッスルトップ。
前走の中山ではゲート入りがスンナリで、今回の顔ぶれならゆっくりめのペースで逃げられそう。
ダノンレジーナは、なんとなく厳寒期が得意じゃないっぽい気がするので無印。
キタノオクトパスはジャパンダートダービー3着の実績がありますが、馬体がデカすぎるので前走の反動が心配。
という見立てで、馬複3点豪華主義にして臨みます!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。