
先週も行ってきました北海道。
雪のなかの着陸だった先々週とは違って、到着した火曜日はとても穏やか。
滞在中はすべて晴れで、風がほとんどないというすばらしいコンディションで助かりました。
というのも、またまたカメラマンさんの代理で写真を撮るというミッションがあったから。
空模様が安定していないとうまく写真が撮れないのよ(汗)。
今回は水曜日の朝から始動するスケジュール。
まずはレンタカーをピックアップして、取材先の育成場への差し入れ物件を仕込んで準備完了。
そのあと昼食をとっても1時間ほどの余裕があったので、
目的地へ行くまでの時間調整として、門別競馬場に寄ってみました。
昨年はなんと、4月の開幕日に行ったのが最後の北海道。
このご時世とはいえ、近年まれにみる足の遠のきかたでした。
ちなみに今年も開幕日に行こうと思っていたところ、
スケジュールの関係で開幕前日に千歳空港から本州に向けて出発することに。
6月2日の北海道スプリントカップの日は都合をつけていこうと思っておりますが。
そういうわけで、非開催日でも門別競馬場にごあいさつ。
国道をゆっくりと進んで13時頃に到着すると、駐車場にいたクルマは3台だけ……。
その状況にたじろぎつつ場内に入ると、遠くのほうからゲートが開く音が聞こえてくる!
するとおお、調教中のお馬さんがたくさんいるではないですか。
(デビューに向けて準備中)
日本の競馬場の調教は深夜から午前中に行われるのが普通ですが、
門別はさすがに寒いから昼間なのかしら。
でもメチャ寒い時期のばんえい帯広競馬は、
調教は午前4時頃からスタートするんだよなあ。なんでだろ。
そんなことを考えつつ、場外発売がされているいちばん奥のスタンドに行ってみると、
本当に客が3人しかいなかった!
(先客は3人)
これでは客よりもスタッフの数のほうが多いではないですか。
稼働中の券売機は8台くらいあるし、こりゃ間違いなく大赤字。
ド平日の昼間の場外発売は、いつもこんな感じなのかしら?
さてそれでは、育成場に出発するまでの1時間弱、原稿仕事を進めておきますかね。
するとビックリ。コンセントがついているカウンター型の机とイスが用意されているではあーりませんか。
これはメチャメチャ快適な労働環境だわ~。お礼に馬券を買いましょう(笑)。
(テーブル使用料として)
パソコンの向う側ではゲート練習中。
門別で2歳の能力検査にエントリーするためには、ゲート練習を2回する必要があります。
そろそろ「すぱっと!POG!」の新シーズンが始まるんですね。
今年はもうちょっと上の順位を狙うゾ!
さて、その日の夜。
千歳市内のお宿に着いてパソコンを開いたのが20時05分でした。
よかった、締め切りに間に合った♪
と思ったらなんと、画面にはゲートが映っているではないですか。
20時10分発走じゃなかったんかい!
仕方がないからレースだけを見るの巻。
結果はノーヴァレンダが勝って、エブリワンブラックが2着で、3着にミューチャリー。
オヨヨ、先週の「南関道中」の予想にはノーヴァレンダが入っとらん。
3連複は218.9倍。
これは締め切りに間に合っていたら当たっていたような気がするけれど、惜しいで終わっていたような気もするなあ。
そんなモヤモヤした思いを抱えながら寝て、未明に起きて再びお仕事。
木曜日は浦河町にある育成場で取材です。
(浦河のディアレストクラブさんで白毛馬を撮影)
その距離はおよそ150km。
取材を終えて静内在住の友人と合流してスーパーに夕食を調達しに行くと、
夕方6時前なのに「半額シール職人」が活動している!
これはテンションが上がる状況。
今晩のメシのみならず、翌日の朝食と昼食も調達。消費期限なんて気にしない♪
(半額バンザイ)
というところまではよかったのですが、連日の疲れで食後に眠気が……。
こういうときは寝て脳みそを休めるに限る。
というわけで目が覚めたら21時10分でした。
京成盃グランドマイラーズは終了~。
しかしこちらも、南関道中の予想では勝ったスマイルウィが無印。
2~4着はあるのになあ。
3月は予想と結果がちょっとズレている感じです。
やはり「健全な馬券は健全な肉体と精神に宿る」もの。
疲労は判断力の低下を招くものだから、無理しないようにしなくては(自戒)。
ちなみに今週の水曜日は鳥取県米子市にいる予定。
こんどはお宿で京浜盃を観戦できるハズです!
◎5.シルトプレ
○9.シャルフジン
▲6.ナッジ
△3.カイル
△8.プライルード
シルトプレは北海道から遠征してきた鎌倉記念で先行策から押し切り勝ち。
船橋移籍初戦の雲取賞は3着でしたが、
1,700mなら前走よりも前半のペースが上がる分だけ展開的に有利になるとみて中心に取ります。
シャルフジンは今回も強気の先手主張なら、重賞連勝が視野に入りそう。
ナッジはしぶとく差を詰めるタイプで、ここでも勝機があるでしょう。
しかし雲取賞の上位3頭をそのまま記したのでは芸がないなあ。
ということで、差し脚を長く使えるカイル、
全日本2歳優駿のパドックでステキなオーラを見せていたプライルードを抑えます。
△の2頭を2着に置く「ハサミ馬券」も押さえておこうかな!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。