コラム”

「三角出張」
2022年4月18日

先週も出張でございまして、3月の第3週からこれで4週間連続。
今回は月曜日に北海道に渡り、火曜日に浦河でおしごとをしてから新千歳空港に戻り、
そこから中部国際空港にレッツゴー。そして水曜日が新・名古屋競馬場という行程です。

まずは新千歳空港を20時45分に出発する飛行機を予約。
すると出発の3週間ほど前に「お客様がご予約された飛行機は運休になりました」
というメールが来たではあーりませんか!
運休の理由は「ガラガラだから」でしょうなあ。購入後に座席指定をしたら、予約済みの席がゼロでしたから……

そういうわけで出発時刻が1時間ほど前倒し。
その影響で、午後2時すぎに仕事が終わる友人と予定していた“山菜取り”をする時間がなくなってしまいました。
浦河から空港までは、順調に走っても2時間半くらいかかりますからね。

ちなみに、この時期の山菜取りは1人で行くのは絶対にダメ。
山に入って収穫しているときに「ある~日、森のなか、くまさんに……」
となったら、数日後に死亡記事が載る可能性が高いですからね。

昨年の様子

(昨年の様子)

というわけで、余裕ある行程に変更したのでした。
まずは友人と合流する前に、ホッカイドウ競馬の場外発売所「Aiba浦河」に立ち寄ります。

客よりスタッフのほうが多い

(客よりスタッフのほうが多い)

ここで買うのは、船橋の3歳戦「ブルーバードカップ」。
狙うは「すぱっと!POG!」で私が指名しているロマンスグレー!
北海道の奥のほうで買った馬券を名古屋で払い戻すぜ!
という目論見でマークカードを発券機に入れたら、むむむ、券面の表示が違う……

レース番号間違い

(レース番号間違い)

ブルーバードカップってメインのひとつ前じゃなかったっけ?
と思って調べてみたら、2017年以降はメインレースなのね。
さらに「3歳1組戦」として行われた2016年は第9レース。思い込みはイカンわ~(泣)。

改めてマークカードを塗りなおし、ロマンスグレーの単勝を購入。
それは見事に的中しましたが、配当は180円ですか~。
カンバンムスメは3番人気で3着だったから、レース番号を間違えなければプラス決算だったのに(涙)。
という、しょーもない時間を過ごしてから友人と合流して昼食にレッツゴー。
しかし浦河の午後2時すぎは、開いている飲食店が極端に少ないのよね。

まずは三石の昆布温泉併設の食堂に行ったら、昼の営業は14時まででアウト。
仕方がないから、東静内のドライブイン「あさり浜」に行きましょう。
じつは私、この店の前をこれまで100回以上は通過していますが入ったことがゼロ。
ちなみに浦河から静内までの道中で、平日の午後2~4時における飲食店の選択肢は「あさり浜」と「ねこや食堂」の2つだけだと思います。

静内の市街地まで行けばたくさんあるんですけどね。
ところで私が知らない土地で飲食店を探すとき、心がけているのは
「立地条件が良い店に“当たり”なし」
という標語。でも「あさり浜」はこの地域の夕方をほぼ独占。するってぇと?
と身構えつつ看板メニューの天丼を注文したら、ええ感じではないですか!

天丼の普通盛り

(天丼の普通盛り)

しかし早起きして働いて、気温20度くらいの昼過ぎに満腹になったらお昼寝したくなるのよね。
それでも私は行かねばならぬ。半分寝ながら頑張って運転して、飛行機に乗った瞬間に気絶。
続いて名鉄電車のなかでも爆睡して、お宿に着いて即就寝。

そのおかげで水曜日は上々の目覚めになりまして、朝8時にクルマを借りて名古屋競馬場にレッツゴー!
新しい名古屋競馬場へは4日ぶり2回目の訪問。場内でのオープニング記念トークイベントが本日の任務です。

4月13日の名古屋競馬場

(4月13日の名古屋競馬場)

イベントは無事に終わり、その後は来場していた小堺翔太さんとともに最終レースまで勝負。
しかし新しい名古屋競馬の後半戦はむずい、むずすぎる……

第9レースの「B級8組」は、単勝1番人気のアシナダカが出遅れて、私の馬券はその瞬間に終了。
その結果は2→7→10番人気の順で入って3連複が4万馬券、3連単が15万馬券。
これって名古屋競馬っぽくない配当でしょ!

そういえば名古屋競馬には「昇級初戦の馬が人気になっていたら疑え」という鉄則があったんだっけ。
すっかり忘れていましたわ(悲)。

というかですよ。新規オープン初日は内ラチ沿いを開けていたのに、今日はインコースに蹄の跡がたくさんある!
それに気付いたのに、
最終レースの2番(9番人気)→3番(4番人気)→5番(10番人気)という内枠独占の3連複387.9倍を取り逃すとは悲しすぎる……

厳しい結果に終わった名古屋競馬を経て、名古屋駅前の焼肉屋さんでマリーンカップを観戦。
しかしレース直前になって、買うのを忘れていたことに気がついた!
「南関道中」ではショウナンナデシコから相手3頭に馬複&3連単と書きました。
しかし締め切り間際にあわてて選んだのは枠複ボックス。

すると、

締め切られました

(締め切られました)

久しぶりに見ましたよ、この画面。
そしたらショウナンナデシコが最後の直線を爆走して、サルサディオーネが2着。
ということは、南関道中で記した予想が大当たり~

しかし自分の馬券はハズレ。でも締め切られたから助かった。
うーむ、複雑。今週はそういうことがないように、そしてシルシ通りに買うようにします!

◎2.リュウノユキナ
○6.ルーチェドーロ
▲1.サクセスエナジー
△5.シャマル
△7.ヒロシゲゴールド
△13.ワールドリング

水曜日の東京スプリントは、2年連続で2着が大井のサブノジュニア、3着が船橋のキャンドルグラス。
今年も南関東所属が上位に入らないかなあ。
本命は昨年の優勝馬、リュウノユキナにしますが、川崎のルーチェドーロを相手筆頭にして期待します。
サクセスエナジーは4月から6月までの期間の成績が8戦5勝、2着2回。その実績ならば単勝もアリかと!

◎7.ノンコノユメ
○16.ロードゴラッソ
▲15.トランセンデンス
△8.ノートウォージー
△11.ジョエル
△3.フィアットルクス

木曜日のブリリアントカップですが、ノンコノユメは昨年の東京大賞典のレース後に荒山勝徳調教師から、
「ちょっと休んでブリリアントカップかな。千八はいいですし、
重量も楽になりますから(2年前の2着時は58kgで、今年は57kg)」と聞いていました。
そのとおりに出走してきたならば、本命にするしかないでしょう!

相手に選んだのは8枠の2頭。
このレースが1,800mになってからの過去3回で、すべて「8枠」の馬が2着以内に入っているのがその理由です。
あとは的場文男騎手のノートウォージーの単勝を!


プロフィール

プロフィール

浅野 靖典

1969年8月1日生まれ

1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。

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