
先週の土日は番組のロケで高知競馬場に突撃。
その前日の最終便で高知に入ることになったため、
金曜日の「アタック!地方競馬」のリモートでの収録参加は、
山手線の某駅のビジネス用の個室からすることになりました。
コレを使ったのは初めて。
(駅の個室でおしごと)
でも今後はおそらく使わないでしょうなあ(汗)。
コレが必要になるのは、こういう場合しか思い浮かびません。
ともあれ今回はうまく利用させていただいて、
羽田空港を19時に出発する高知行きの最終便に乗ったのでした。
ちなみに金曜日の最終便ですが、乗客は40名程度。
まだまだ航空業界は厳しいのね(涙)。
帰りは月曜日の午前中の飛行機で、搭乗者数は50名くらい。
羽田空港に着いたのは正午頃でしたが、
疲れがドッと出てしまったので通り道にある大井競馬場を電車の窓から眺めて帰宅しました。
(4月16日の高知競馬場)
出張はまだまだ続きまして、木曜日は日帰りで名古屋競馬場。
若いころだったら間違いなく行きは夜行バスにしていたと思いますが、
疲労が蓄積された今の状況ではちょっとムリ。
こんなときにアレを食らったら無症状では済まなさそうですからね……
というわけでおとなしく新幹線。
しかし乗るのは午前7時すぎでして、またまた遅寝早起きになりました(汗)。
そんな時間の指定券を取ったのは、名古屋で「ももいろクローバーZ」の映画が9時45分から始まるから!
めでたく映画を見終わったところで、とっとと名古屋競馬場に移動しましょう。
しかし名古屋駅に戻ったのは12時ちょっと前。
この時間だと名鉄バスセンターからの直行バスは、すでに終了しています。
次の選択肢は近鉄蟹江駅からのバスですが、12時05分発には間に合わない……。
となると、旧名古屋競馬場を13時20分に出るバスが最速(無料バス利用に限る)。
……せっかくだから、競馬場跡地に行ってみますか。
というわけで、1か月ぶりにあおなみ線に乗車。
すると南米系(推定)のお客様が「(日本語で)ナゴヤケイバジョウ駅がない!」とお困りの様子。
3月11日までの「名古屋競馬場前」駅は、地元住民と競馬場に行く人のほかに、
名古屋出入国管理局に行く外国人も多く利用していました。
だから駅名が変わるという話を聞いたとき、
たぶん「名古屋出入国管理局前」または「イミグレーション前」になるのではと思っていました。
しかし新しく付けられた名前は「港北」……。
そりゃまあ、名古屋港の北っちゃー北だけどさあ。
なんというか、無難すぎて逆に恐ろしい……。
(名古屋競馬場が健在)
そんな港北駅から「サンアール名古屋」に移動して、移転から1か月後の様子をチェック。
場内にいた人の数は、以前の場外発売時とあまり変わらないかな。
予想屋さんは1軒が営業していましたが閑古鳥でした。
続いて馬場側に出てみると、あらら、内ラチが取り払われている!
馬場の砂も以前とは違う雰囲気で、もしかしたら回収して新しい名古屋競馬場に持って行ったのかも?
(内ラチがない)
建物は健在でしたが、いつ取り壊し工事が始まることやら。
そんな景色を見てから新競馬場行きのバス乗り場に向かうと、客は私だけでした。
いわゆる普通の観光バスが貸し切り状態。
こんな状況が続くと、旧・名古屋競馬場からのバスは廃止されてしまうかも?
(無料バス乗り場)
と心配しながらの道中はおよそ30分。
名古屋競馬場に着いたら、まあまあ多くのお客様がいました。
しかしバスの外は雨……。
到着したときは小降りでしたが、メインレースの東海クイーンカップのときはけっこうな量。
これだと逃げた馬が残るよなあ。と思いつつレースを見たら、
逃げて結果を残している地元のアップテンペストの隣からスタートした浦和のスターオブケリーが、先手を取って粘り込む形!
見越彬央騎手が重賞で遠征したのはあまり記憶にないですが、今回の2着は大健闘。
ただ、それを上回る好騎乗を見せたのが、船橋のグラーツィアに騎乗した金沢の吉原寛人騎手でした。
いやしかし、新しい名古屋競馬場は人気どおりの決着が少なくて、馬券的には厳しいですわ(苦)。
逃げ馬が残るのに追い込み馬も届くという結果が多いので、まともに予想したら逆にダメなのかも。
もうちょっと研究して、大型連休中の開催に備えたいと思います。
大型連休中といえば、めでたく船橋競馬場の指定席が当選!
開催日の船橋に行くのは、無観客時代の一昨年9月以来ですよ。
でも大型連休中の“県またぎ”はそれだけの予定。
今度こそ、ゆっくり過ごすつもりです。
「ゆっくり」といえば、名古屋競馬場からの帰りのバス。
近鉄蟹江行きを利用しましたが、名古屋競馬場を17時34分に出発して、駅に着いたのが18時14分。
時刻表では所要25分になっていますが、名古屋の夕方の渋滞はけっこう厳しいものがありますね。
名古屋競馬場に遠征されるかたで新幹線や近鉄特急などを利用される場合は、
時間に余裕をもって乗る列車を決めることをおすすめします。
(宴会に遅れて到着)
さて、では大型連休に入る直前の重賞は、浦和競馬のしらさぎ賞。
牝馬限定戦で負担重量の差が気になるかな?
◎7.ダノンレジーナ
○2.ミラバーグマン
▲9.アールロッソ
△4.トーケンマッキー
△6.シーアフェアリー
ダノンレジーナは57kgで昨年のしらさぎ賞を勝って、
さらに東京シンデレラマイルも勝ったのよね。
さらに4月から6月が5戦5連対という成績。
ならば連覇の可能性が十分にあるでしょう。
相手筆頭は東京シンデレラマイルで単勝1番人気だったミラバーグマン。
連勝の勢いがあるアールロッソも押さえます。
2走前に浦和で大マクリを見せたトーケンマッキーにも要注意。
シーアフェアリーは愛知からの遠征馬で、力量的には微妙かなと思いますが、
早めに動いてマクリ切れるようなら粘り込みがあるかもと思います。
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。