
たぶん去年の秋ごろからだと思うのですが、1日がとても長く感じるのよね。
とくに今年の4月は激動すぎて、やっと5月になったのかという印象があります。
3月31日は岡山空港から羽田空港に着いてから大井競馬場に行きましたが、とても1か月前の出来事とは思えません(汗)。
4月は名古屋競馬場に3回行って、高知競馬場に1回。
あらら、南関東の競馬場には1回も行ってない……というか、行く余裕がまったくなかった……
さらに4月20日以降の業務量が想像よりも多くなったことで、そこからは睡眠時間を削る日々。
振り返ると、22日(金)も23日(土)も、メールの送信時刻が28時近くになっていました。
そういう状況を乗り越えられたのは、その先にももクロのコンサートがあったから!
(ももクロちゃん)
4月24日(日)は福島県広野町にある「Jヴィレッジ」に行きまして、
ももいろクローバーZの野外コンサート「春の一大事」に参戦してきました(喜)。
午前4時に寝て、5時半に起きて福島県に移動したので、現地に着いたら眠くてたまらん状態。
現地に着いてから少しだけ自分自身の電源を落としたら、そのあとがとても楽になりました。
(昼寝のイメージカット)
コンサートの終了後は、現地で合流したももクロ仲間といわき市内で二次会。
夜10時頃に宿に戻ったらその瞬間、鬼のように締め切り原稿と戦わねばなりません。
それも翌日の楽しいイベントのためですからエーンヤコーラ。
無事にある程度の宿題を終わらせて、翌朝は8時集合で仲間のクルマに乗せてもらって北に向かいます。
目的地は、浪江町で開催される「浪江女子発組合」のコンサート会場。
その前に、前日までの祭りが終わったコンサート会場に立ち寄りました。
そこからさらに北上して「帰宅困難地域」に入ると、風景は空き家と空き地だけに一変。
震災の数年後に通りましたが、そのときとあまり変化がないようでした。
変わったところは、前回はバスに乗って「窓は絶対に開けないでください」と言われたのが、
今はそういう看板などが見当たらなかったこと。
それでも厳しいなあと思わせる風景が続きます。
国道沿いに見えた「しまむら」の店内にはたくさんの服が残っていて、あれは11年前の商品なのかと思うと……。
そんな居住人口がゼロに近いエリアを経て向かったのが、浪江町立請戸(うけど)小学校跡地。
ここは津浪被害の震災遺構として公開されています。
(請戸小学校跡地)
月曜日の午前中ですが、周囲にはカラフルな服を着た人が20人ほど。
今回のコンサートは2年延期の末に実施されたもので、もともと東日本大震災から10年目に入るということでの企画。
そういう経緯があるので、震災の遺構を見学できたのはとても意義あることでした。
ここに来ることができたのは、静岡からクルマで来たももクロ仲間のおかげ。
ではいよいよ、浪江駅のすぐ近くにある体育館の駐車場で実施されるコンサートにレッツゴー!
(入場待機中)
コンサート終了後は「道の駅なみえ」で遅い昼食とお買い物。
浪江駅から帰りの電車に乗ったのは16時すぎで、そこから通常業務に復帰です。
しかしさすがに眠くて、水戸駅まで頑張ったところでダウン……
(道の駅なみえ)
帰宅してから残った原稿を仕上げて送り、
翌日の火曜日は朝から「JRAブリーズアップ中継」の進行でグリーンチャンネルに出動です。
前日は12時すぎから3時間以上も駐車場にいましたが、マスク焼けは最小限でとどめられた……かな?
じつはわたくし、第1回からJRAブリーズアップセールの司会進行を務めてきましたが、
いわゆる新型コロナウイルスが本格的に流行する前の年が最後だったのです。15年も担当したのでもう十分。
そのおかげでセール開催直前に実施されるコンサートに行けることになったのですが、
今年は諸事情でセール本番日にかかわることになりました。
(シウマイ弁当でお昼ごはん)
今年の落札馬は、把握している限りではすべてJRAでデビューする予定。
それでも羽田盃を制したナイキハイグレード(2008年落札)、
佐賀競馬場のたんぽぽ賞を制したトキノノゾミ(2019年落札、川崎デビュー)が出ましたから、
動向には注意しておきたいと思います。
しかしまあ、そんな4月はさすがに疲れましたでございまするよ。
たしか先週の「南関道中」で『今年の大型連休こそはゆっくり……』てなことを書いた記憶があるのですが、
やっぱり世の中の多くの人が仕事をしない時期はサービス業が繁忙期。
5月の連休後にアメリカに行くという計画は、そもそもがムリな話でした。
今月も出張予定が今のところ3件。南関道中のネタに困ることはないと思われます(汗)。
というわけで、レジャー業界における書き入れ時なので重賞も連発。
今週の船橋開催は3~5日に重賞が組まれています。さっそく火曜日の若潮スプリントから検討!
◎5.スティールルージュ
○1.ランディスシティ
▲2.ヒストリックノヴァ
△3.シャインポラリス
△8.グレンノハナ
スティールルージュは桜花賞で大敗しましたが、スピーディキックが強すぎたのが敗因でしょう。
今回の組み合わせで短距離戦なら巻き返し必至とみて本命にします。
ランディスシティは休み明けの前走が条件的に合わない舞台で、今回は順当にチャンスでしょう。
ヒストリックノヴァも路線を切り替えて前進十分。この三つ巴が本線です。
続く4日は東京湾カップ。
◎6.ロマンスグレー
○7.マイブレイブ
▲4.キャッスルブレイヴ
△9.タツノエクスプレス
例年よりもメンバーが薄いのは、ロマンスグレーに恐れをなしたから?
デビューからの4戦連続2着がウソのような最近3戦のスピード。
それでこのメンバーなら、私の「すぱっと!POG!」における南関重賞初制覇は目前でしょう!
相手は重賞で善戦した馬を中心に選択。ここは絞って取りたい一戦です。
そして重賞3連戦のラストはかしわ記念。
しかしむむむ、これはちょっと難しいんでないかい?
◎3.テイエムサウスダン
○2.ソリストサンダー
▲6.カジノフォンテン
△14.インティ
△1.ショウナンナデシコ
△13.エアスピネル
△11.サンライズノヴァ
今年のフェブラリーステークスに出走した馬が6頭。
そのうちタイムフライヤーは川崎に移籍しての初戦となるので割り引きますが、上位拮抗の顔ぶれで悩ましいですな。
そのなかで中心視したのはテイエムサウスダン。
距離も季節も微妙だとは思いますが、定年間近の飯田雄三調教師が最近になって確変状態になっていると考えて狙ってみます。
ソリストサンダーは昨年がハナ差2着。今年は海外遠征から1か月少々という日程が心配ですが、善戦以上に期待します。
カジノフォンテンは徐々に上昇している感があるとみて単穴にマーク。昨年3着のインティも押さえます。
ショウナンナデシコは時計的に微妙でも、今回も2番手が取れそうで粘り込みに注意。
一発タイプのエアスピネルを大穴として指名します。一昨年の3着馬サンライズノヴァは3連勝式の3列目まで。
今年のかしわ記念はナイター開催。マスク焼けを心配せずに(?)観戦してきます!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。