
15年前あたりから数年間、
船橋競馬が行われる月曜日に数人の仲間が集まって競馬を楽しんで、
そしてアフターは近くのお店で盛り上がる、ということをしていました。
個人的に、南関東の競馬場でさいしょに深くかかわることになったのが船橋。
岡林光浩調教師と知り合いになり、馬主資格を取得した私の友人を紹介して、
その人が所有したライジングウェーブが大井記念を勝ったあの瞬間は、心に残るできごとでした。
毎月の集まりは、メンバーの転勤やら仕事が変わったやらで開催されなくなりましたが、
私は引き続き取材やらなんやらで船橋には年に10回くらいは行っていました。
しかしアレですよ。アレのおかげで最近はまったくのごぶさた。
2020年はヤングジョッキーズシリーズの取材で無観客開催の日に行っただけ。
2021年は12月に矢野義幸調教師のインタビューで、開催していない日に行っただけでした。
(昨年12月の船橋競馬場)
以前は「取材」ではなくても競馬場に行って「ネタ拾い」をしていたものですが、
無観客開催ではそれもしにくい雰囲気。さらに船橋はスタンド改築工事が始まったので、
さらに「用もないのに競馬場に行くのはどうよ」という感じになりました。
しかしようやっと、スタンドの一部が完成し、
アレへの対処方法がなんとなくわかってきたということも含めて、競馬ファンが入れる船橋が復活。
ならば行くべし。ターゲットは5月5日のこどもの日!
一般席の入場者数は2,863名が上限。
絶賛工事中の状況ではかなりの混雑が予想されるので、8つある屋外の5人用の指定席を狙うことにしました。
こちらは「入場予約」ではなく、抽選で購入権利がもらえるもの。
さっそく応募して、チケット予約サイトに結果を見に行くと、なんと「当選」と出ているではないですか!
いや~、かしわ記念を現地で見るのは、ゴールドドリームが連覇した2019年以来だから3年ぶりですよ。
涙ちょちょぎれですな~。
チケットの発券期限は4月27日。
その期限の日にウッカリしそうになりましたが、無事に思い出してファミリーマートで発券。
これで準備は万端。よおし、行くぜ船橋競馬場!
(入場引換券)
大型連休中の船橋競馬はナイター開催。
第1レースは14時半がスタートですが、その前に京成の船橋競馬場駅の近くでランチ会食。
それからコンビニで専門紙をプリントアウトして、14時20分頃に入口に着いて入場券をゲット!
(この首飾りが席章)
5人分の料金は3,000円。だから100円の入場券+指定席料金が500円ということですな。
しまった、仲間には500円って言っちゃったよ。
こんな簡単な割り算をミスるとはこれいかに。でもいいか。久しぶりの船橋競馬場だし♪
まずはわざわざ持ってきた「夜競倶楽部」のポイント加算にレッツゴー。
すると「カードは終わってしまいまして……」とのこと。
私は3ポイントあるので「キャロッタのシール」と交換できるそうですが、
一緒に行ったかたは2ポイントなので交換できる景品なし……
(このカードはもう使えない)
これもアレの影響ですな。
その向かい側では「成田漬物本舗」の篠塚清専務が笑顔で手を振っている!
写真を撮るのをウッカリ忘れてしまいましたが、元気そうでなにより。
しかし3連休の最終日のためか、売り切れの商品が多々。
一緒に行ったかたに「きゅうりの葉唐辛子漬け」(最後の1個だった)と「きゅうりの浅漬け」をお買い上げいただきました。
という寄り道を経て自分の席に到着すると、これはなかなかの直射日光ですな。
(快適な観戦環境)
まずは持ってきた日焼け止めを顔に塗りたくって、
隣のブースに早くも顔が赤くなっている知り合いがいたので、日焼け止めをレンタル。
第1レースは見送って、第2レースから勝負だ!
すると、テキトーに予想したわりには見事に当たってそこそこの配当。
大荒れになったレースは見送って正解だったし、やっぱり仕事ナシで競馬場に来ると当たるねえ(喜)。
第6レースが終わったところで競馬場をあとにして、
近くのファミリー中華料理屋さんで昼食。
そして第8レースから改めて勝負に戻ると、だんだん寒くなってきた!
(中休み)
まだ5月に入ったばかりだものねえ。
しかしこれで寒いと感じるってのはちょっとねえ。
若いころは屋外で夜桜宴会をしていたんだけどなあ。
(テイクアウトの餃子がウマい)
場内も夜になってさらに盛り上がってきたようで、そのクライマックスはメインレースのかしわ記念!
結果はご存じのとおり、内枠3頭でのワンツースリー。
テイエムサウスダンを本命にして、外枠の高齢馬を狙っていた私は叫ぶ場面がありませんでした。
てか、ご時世的に叫んだらダメなんですけど(汗)。
(かしわ記念)
昼イチから5人で勝負する楽しい一日はここまで。
最終レースの前に撤収することにしました。
それでも自宅に着いたら22時半。埼玉県から船橋競馬場って遠いのね。
ちなみに空席となった5人席。
最終レースのときに別の友人が使用しようと思ったら、知らない3人組に占領されていたそうです(笑)。
ところで先週日曜日の東京競馬場には2万4千人ほどが入ったそうで、
今週水曜日と木曜日の大井競馬場にもたくさんのファンが集まりそう。
ただ、水曜日の大井競馬場の指定席を4月上旬に購入したら席が選び放題だったのよね。
はたしてどのくらいの混雑になるかしら。
まずは東京プリンセス賞からチェック!
◎13.スピーディキック
○4.レディオスター
▲2.ラインブレイカー
△7.トキノゴールド
△10.エミーブレイズ
△5.カーロデスティーノ
△1.トーセンキャロル
まさかフルゲートになると思っていなくて、ちょっとビックリ。
それでもケンタッキーダービーの例もありますし、何が起こるかわからないのが競馬。
3列目は総流しでもいいかなあ。
そして木曜日は羽田盃!
◎4.シャルフジン
○13.ナッジ
▲7.リヴィフェイス
△2.カイル
△12.リコーヴィクター
△11.プライルード
こちらもシャルフジンが断然人気になりそう。
そして逆らわないほうがいいかと思います。
こちらも相手を広めに取りたいと思いますが、2番手グループは上位拮抗という感じ。
なので、こちらは1頭軸の相手5頭にしようかなと思っております。
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。