コラム”

「居酒屋難民」
2022年5月30日

今年も例年と同じようにあちこちに行く機会がありまして、6月は門別と名古屋と金沢などに行く予定。
ここ10年ほど、1年に国内線の飛行機に乗るのは30回前後でしたが、今年は現在のところ16回となっております。

となるとオヨヨ。
今年の上半期で行っていない地方競馬は、盛岡と園田、姫路だけということになるのね!

ちなみに盛岡と園田は7月中に行く予定が入っております。
ということは、残すところは姫路だけ。しかし姫路は来年まで開催がない……
というわけで、今年は地方競馬の完全踏破まで“準パーフェクト"となることが確定しました。

ちなみに昨年は帯広と水沢が未踏の地。
一昨年は全部の地方競馬に行ったので、うーん、やっぱり2月のうちに姫路に行っておくべきだったなあ。
と嘆いても仕方なし。来年早々に姫路に行くと決めておくことにします。

5月20日は姫路の手前の大阪に行きましたが、じつは大阪も久しぶり。
昨年のお盆ど真ん中に行って以来だから9カ月ぶり!

ちなみにそのときは、雨のなか園田競馬場でちょっとだけ勝負してから神戸三ノ宮で仲間と合計4人でランチ会食。
それからお茶をして、カラオケボックスに突撃して大合唱。
するとその日の夜、アレの新規陽性者がこれまでの最高値となる2万人オーバーと発表されました(汗)。

その前に大阪に行ったのは日本ダービーの2日前。
大阪は緊急事態宣言が盛大に発令されていて、多くの飲食店が休業で、営業していても20時で閉店。
梅田の地下街はシャッター街で歩く人もまばらでした。

昨年5月28日16時の梅田地下街

(昨年5月28日16時の梅田地下街)

その頃と比較すると、人通りが増えたなあと思いますね。
しかし行きに利用した関西空港はガーラガラ。
第1ターミナルに横付けされていた飛行機は、見たところJALとANAが各1機、ジェットスターが1機、フィリピン航空が1機だけでした。少なっ。

関西国際空港が閑散

(関西国際空港が閑散)

でも南海電車でなんば駅に着いたらまあまあの賑わい。
そのあと歩いた梅田の地下街もわりと賑わっていました。
それでも3年前に比べると、3割くらい歩きやすくなっているかな。

しかしそれがですよ。
イベントが終わった22時頃に、軽く打ち上げしましょうと阪急東通り商店街を歩いたらスゴイ人!

22時すぎの阪急東通り商店街

(22時すぎの阪急東通り商店街)

7人で入れる店をイベント会場によく来ている司会のケチャップ河合さんにあたってもらいましたが、すべて満員。
いくら金曜日の夜だからって言ってもねえ。
仕方ないからイベント会場に戻って打ち上げしました。まったくもう緩んどる。プンプン!

イベント会場

(イベント会場)

というのはネタですが、人出は急ピッチに戻ってきているわけですね。
ずっと休業していた梅田のサウナ・ニュージャパンも復活していました。

といっても、外国人の姿はほとんど見当たらず。
そのおかげでホテルもガラガラ状態が続いているようで、
私が泊まった3つ星ハイクラスホテルの宿泊料は、ニュージャパンのカプセルホテルよりも下でした……

そんなわけで、移動してイベントしてちょっと飲んで、積み重なった日々の疲れも重なっていたおかげで、翌日は5時半に起きるつもりがすっかり朝!
ホテル内の高級レストランで朝食を食べる権利を持っていたのに、7時半から10時のチェックアウトまで鬼のようなスピードでお仕事。
サクサク部屋を片付けて、フロントにキーを返してロビーで30分の残業。
これで午前中のメニューを終わらせることができました。
所要時間はいつもの3分の2。やればできるんじゃないのよ(汗)

その後は友人とランチして、カラオケ勝負1時間半。
そのあとは夕方の飛行機に乗って羽田空港に着き、浅草の木馬館で開催される「快楽亭ブラック師匠、古希の祝い」に参列です。

古希の祝いは落語会

(古希の祝いは落語会)

ところで大阪でのイベントは「POG情報局・来年のダービー馬を探せ!」という、この時期にとても重要な情報を発信するトークイベントでした。

しかしですよ。
「南関道中」のコラムで告知をするのを忘れていたこともあって、情報の価値に比べると入場者数がいまひとつ。
もっとも多かったときに比べると半分以下(泣)。
うーむ、なかなか厳しいのお。
私はツイッターとかやってないからなあ。ちょっと考えねばならんなあ。

POG情報局

(POG情報局)

ともかく、今回の経費を新馬戦の馬券で回収するぞ~!
一方「すぱっと!POG!」では、5頭を指名して2頭が出走して3着以内がゼロ。
これはマズイんでないかい?

ちなみに先週末は、日本ダービーをハズしましたが、目黒記念は当たって九州ダービーも的中。
火曜日は久しぶりの浦和競馬場で、水曜日はさきたま杯!

◎4.ヘリオス
○5.ティーズダンク
▲7.エアスピネル
△10.サルサディオーネ
△11.ルーチェドーロ
△6.シャマル

どうも最近のさきたま杯は、外枠よりも内枠のほうが優勢っぽいんですよね。
浦和1,400mは基本的に外枠のほうが流れに乗りやすいと思っているんですけど。

その点から中心視するのはヘリオス。
一昨年の秋から8戦連続で東京コースに出ていたくらいだから右回りはアカンやろと思っていたのに、黒船賞とかきつばた記念で連続2着。
登録していたイグナイターが出ないことですし、左回りなら勝てるでしょう!

相手筆頭に指名するのは浦和のティーズダンク。
長く差し脚を使えるタイプで、浦和コースでは連対率83.3%。
今回の顔ぶれなら馬群ができることはなさそうで、逆転の可能性もあるとみます。

エアスピネルはかしわ記念がイマイチでしたが、外枠と前残りの馬場が響いたと思えば度外視可能。
外枠でも先手が取れそうなサルサディオーネも押さえておきます。
ルーチェドーロは大外枠が微妙で3連勝式の押さえまで。
シャマルは距離延長が微妙という気がするのでこちらも3連勝式の3列目までが妥当でしょう。


プロフィール

プロフィール

浅野 靖典

1969年8月1日生まれ

1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。

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