
なんと6月は羽田空港に3回も泊まってしまいました。
1泊目は門別に行く前の6月1日で、2泊目は6月15日。
関東オークスを取材して、その翌朝は6時20分発の飛行機に乗ることになったので、
24時間営業の羽田空港の国際線ターミナルで夜明かししたのでした。
夜明かしといっても3時間くらいは寝ますよ。
荷物の管理は自己責任ですが、警備員さんも警察さんも巡回してくれているので、日本の空港は平和ですグウグウ~
ちなみに私は空港で夜明かししたことが国内外で30回以上。
本当に快適な世の中になりました。感謝☆
そんな調子で6月最終週も羽田空港にお泊り♪
(寝る場所は選び放題)
27日の月曜日が東京ドームで「鷹の祭典」(福岡ソフトバンクホークス対千葉ロッテマリーンズ)だったので、
試合終了後は帰宅しないで羽田空港にレッツゴー。
着いたら相変わらずのラララ無人くん状態で、真夜中に出発するマニラ行きに搭乗するのは20人くらいという感じでした。
宿題を終わらせてから快適な長イスで寝て、夜明けとともに起床。
無料バスで国内線ターミナルに移動して、小松空港に向けて飛びます飛びます♪
小松空港から金沢駅に向かい、富山県にお住いのWT辺さんと合流して金沢競馬場に突撃!
この日は埼玉県の一部地域で40度近くを観測した猛暑日。
金沢もまあまあ暑くて、でも強い風が吹いていたので倒れるほどの感じはなさげ。
しかしパドックに行くと、風のおかげで噴射されているミストが屋根下の客エリアに飛んでくるのがちとキモチワルー。
それでもやっぱり暑いので、まずは場内の食堂で昼メシにして、涼しい店内でしばらく滞在。
じゃあそろそろ競馬しますか、と店を出たらやっぱり暑かったので、WT辺さんにガラス張りの3階席に行こうと提案しました。
目指す場所は3階にあるお座敷コーナー。
そこでノンビリしながら勝負しようという算段です。
スタンドの端っこにあるエレベータを降りて、反対側の端っこにあるお座敷まで歩くと、おお、スーパー銭湯の休憩所みたいになっとる!
(昼寝会場)
こんな環境なら、そりゃ寝るよね~。
というわけで私もゴロンとなりまして、目が覚めたら9レースが始まるところ。
4年半前に浦和記念を勝ったマイネルバサラが差し切る姿が見えました。
でも頭がイマイチ起きていない感じ。
その後はフラフラと無料のお茶を取りに行ったりコーラを買いに行ったりしていたら、いつのまにか第10レースが締め切り間際。
ここは9頭立てだけど荒れそうな気がしたので、3連複6頭ボックスだ~!
と思ったら、金沢競馬のwifiの調子が悪くて締め切られたでござる。
そしたら3→1→6番人気の順で入って、3連複が71.2倍。
SPATをスパッとあきらめて紙で買うべきだったよ、5千円損した~(泣)
気を取り直してメインレースの日本海スプリント。
ここは1番人気のネオアマゾネスで堅いだろうと思ったので、1頭軸の3連複相手5頭=10点。
しかし人気の差が大きかったので、5→1→2番人気という結果で3連複は9.3倍でした。
馬券がヘタね。
(日本海スプリントのパドック)
その後は取材モード。
しかし勝った坂口義幸調教師の話を聞きに馬運車まで行ったので、取材が終わったのが最終レースの20分後。
もう外回り営業がハードで汗だくですよ。
そんな背中でWT辺さんの高級車に乗ってしまってスンマセン。
メチャ疲れたから甘いものがほしいなあ。
ということで向かったのが某コーヒー店。
甘いケーキに甘いココアを注文すると、あらもう優駿スプリントのパドックが始まる時間じゃないの。
このレースは上位人気馬だけで決まるなんてありえない。
よっしゃ、気合の3連複8頭ボックスで行ったるどー!
(オフトコ○ダ珈琲)
パソコンに向かって小さい声で「オカケンオカケンオカケン」と応援すると、11番人気の岡村健司騎手、エスポワールガイが2着。
お見事、207倍の3連複が当たったよ(感涙)。
よし、これを門別の栄冠賞に転がそうっと。
(今年も的中)
と気分よく新聞にマル印を付けていたら、アレレ、締め切られとるやないかい。
そっか、喫茶店だから「おぉまきば~は、みっどっり~♪」が聞こえてこないのね。
しまった、買い損ねたわ。
そしたら最後の直線でなんか1頭、どえらい外から伸びてくるではありませんか。
あの勝負服は石堂響騎手。
マジかよスゲエぞ、と喫茶店で思わず声が出てしまいました。
ぶっちぎりの最低人気、単勝310.1倍での差し切り勝ち。
門別であんな客席に近い場所を通ってくるなんて見たことないよ。
それができたのは“園田乗り”が身についている石堂騎手だからこそ。
しかし「すぱっと!WIN!」でこの馬を指名していたら1万円相当のポイントをゲットできたのね。マジでスゴイ!
と素直に感心できたのは、馬券を買えていなかったから。
締め切られたおかげで助かりました(汗)。
その翌日は小松空港から羽田空港に飛んで、大井競馬場に寄り道。
帝王賞は2コーナーでのスローペースを見てノンコノユメが届かないことを確信したとです……。
さ、最終レースのボンネビルレコードの誘導を見ようっと。
レース名が「ボンネビルレコード賞」なんだから、買うのは的場文男さまの単勝でしょ。
これで勝ったらドラマよね。
でも結果は9着で残念。
それでも的場騎手はボンネビルレコードの引退セレモニーに登場して、たくさんのシャッターチャンスをくれました。
(大サービス)
その後、JRA時代の担当厩務員、藤盛さんに誘われて誘導馬厩舎を訪問。
ボンちゃんはキレイに洗われてお部屋に戻っていきました。
このあとは北海道の門別競馬場の近くにある牧場で暮らすそうです。
(記念馬券は誘導馬チームにプレゼント)
そしたらすっかり遅くなり、大井競馬場を出発したのが22時35分で、京急の立会川駅から自宅に帰れるギリギリの時刻。
空港夜明かしの2日後が終電アウトだったら、体力的に危険でしたよ。
7月からはもう少し余裕がある行動を心がけますです(汗)。
というわけで、水曜日のスパーキングレディ―カップは自宅観戦かな。
ちなみに前の日は青森県の「八戸市場」で1歳馬を売ってきます。
そしたらキャー。
狙っていたスティールルージュが出走しとらんやないかい!
◎10.ショウナンナデシコ
○1.サルサディオーネ
▲5.アールロッソ
△2.グランパラディーゾ
△8.レディバグ
だったらレースの説明書にある「ただし、負担重量の上限は58kgとする」が有利になるショウナンナデシコですよねえ。
サルサディオーネも58kgで、こちらは相対的に考えると不利。
でもこの顔ぶれなら逃げ粘れるでしょう。
善戦傾向があるアールロッソが3番手。
グランパラディーゾ、レディバグは距離が微妙でも展開ひとつで食い込めそうなので、3連勝式の2列目と3列目に配置します。
つまり3連単は2頭→5頭→5頭のマークで24点!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。