
東京ドームで都市対抗野球を見て、西武ドームでももクロを見て、
8月1日は再び東京ドームで某ビール会社が主催するプロ野球のOB戦を観戦。
て書くと「遊んでばっかり」的に思われるのでしょうが、それなりにお仕事をしているのですよ!
というわけで(?)、先週木曜日の8月4日は佐賀競馬場にレッツゴー。
いやしかし、ビックラこきましたですよ。
福岡空港からはレンタカーで、佐賀競馬場に午後1時すぎに到着と予定通り。
しかし夕方、競馬場内で番組のロケをしていたテレビ西日本の長崎さんから
「本当は出演者が2人だったんですが、東京からの飛行機がダメで、1人でやってもらっているんです」と聞かされて
「ハア???」
私も江戸から来ましたけれど、何の問題もなく定刻でしたよ?
それを確認しようと、宿に着いてから「運航の状況」を確認すると、本当だ。
私が乗った9時15分発はピッタリで出発したのに25分後の飛行機は89分遅れ。さらにその次は2時間32分遅れ!
(次の便は大遅延)
情報によると、羽田空港の上空にデカいカミナリ様がお越しになった模様。
そうなると給油したり貨物を出し入れしたりする地上係員が外に出られなくなってしまうのね。
もちろん「明日は我が身だよな」と思うのだけれど、ひとまず今回は超ラッキー♪
佐賀競馬場に着く直前にも気合が入ったスコールに遭遇しましたが、クルマのなかだったから問題なし。
しかしそのおかげで競馬場に着いたら、湿度100%であっという間に汗だくだく……
でも、ヤングジョッキーズシリーズのトライアルラウンドに出場する若者たちは、まったく不平不満を表情に出しません。
2戦ともなかなかの好レースになったと思います。
(ヤングジョッキーズ)
とくに、パドック診断で「これは絶対に買えない……」と感じた馬が上位に入ったところとか。
2戦とも馬券を買いましたが、当たったのは1.9倍の単勝だけでした(悲)。
その次のレースは“九州産馬の天皇賞”といえる「霧島賞」。
しかし今回は、ヤングジョッキーズのレースの取材で馬券を買うヒマがなし。
気づいたらファンファーレが聞こえてきて、仕方がないから調教師の控室のテレビで観戦となりました……。
その結果は、2→1→3番人気の順。
事前の予想だと、2.6倍の馬複と4.4倍の3連複は当たっただろうけれど、間違いなくマイナスだったなこりゃ。
ということで、買えなくてラッキーということにしよう!
その次の第6レースも九州産馬の祭典。「ひまわり賞チャレンジトロフィー」は、
勝った馬が8月27日にJRA小倉競馬場で実施される九州産馬限定の2歳戦に出走できるというものです。
ただ、このレースがデビュー戦という馬が2頭いるし、実力差がけっこうあるのよね……
と思いながらパドック診断をすると「これは荒れる」と直感。
8頭立てでも、毎度おなじみの網打ち馬券にするのが吉!
このレースにはもうひとつの見どころがありまして、それは難読馬名の「マダナゾナノダゾ」が出ること。
(マダナゾナノダゾ)
個人的に「アンドロメダザダゾ」に続く存在と思っているのですが、ありゃりゃ。
マダナゾナノダゾがゲートのなかでひっくり返っちゃったよ!
そして競走除外の放送。
ちなみにここまで、実況の中島アナウンサーも場内放送の人も、しっかりと馬名を言えていました(汗)。
私の網打ち馬券は買い目が減ることに。
そして結果は2→4→7番人気の順で、7頭立てなのに3連複が116.1倍、3連単が531.1倍で大波乱!
大波乱という見立ては正解でも、2着馬がヌケでハズレでござるよ。
やはり時間に追われていたせいか、パドック診断のときに心の余裕がなかったのかも。
それでも九州軽種馬協会の重鎮、柏木務さんがオーナーのカシノスパイスが勝ったので、
表彰式に乱入させていただきました。写っている全員はハッキリ言って“内輪”でございます。
(表彰式)
取材から始まって九州産馬の祭典までの濃密な時間は終わりましたが、佐賀競馬場のレースはあと5つもあるのね。
気が付けば今日は菓子パン2個しか食べてない。
ということで18時すぎにようやく昼食。
しかし本日はド平日なので、飲食店は正面入口の横の簡易店舗2つしか営業していません
(食堂街の「とりぜん」は17時頃に閉店した模様)。
「龍ラーメン」はロケ中だったので、九州産馬を応援する会の人と合計3名で向かうのは「のだ屋」。
ただ、メニューはカレーとちゃんぽんと焼きそばの3択だそうで、私はちゃんぽんにしました。
(ちゃんぽん600円)
そういえば、前は“冷やし麦”というメニューがありましたよねえ。
と店主に話しかけると、実は店主が「そうめん研究家」だったことが判明!
ちゃんぽんを食べているときに「ハイ、これがそうめん」と器を渡され、
「賞味期限は1分だからね」と急かされて完食したら、続いて「もういっちょ」と、わんこそば状態で追加配給。
(サービスのそうめん)
むむ、これは最初のよりも麺が太い?
「そう、正解。どっちが好み?」
私は2番目のほうかなあ。
じつはこれが“冷やし麦”。名称の違いは太さだそうで、
☆そうめん<冷やし麦<冷や麦
という配置らしいです。
某メーカーは「中めん」という名前のそうめんを発売していますが、なるほどそれが“冷やし麦”なのね。
というお勉強になる食事のあとは、残り3レースで馬券勝負。
前半の負けをそこそこ取り戻して、20時30分の最終レース後に福岡空港に戻って車を返し、軽く打ち上げとなりました。
さて今週の浦和開催は、水曜日のメインがB級戦で、木曜日が準重賞のトワイライトカップ。
先週の川崎に続いて7頭立てでございます。
8/11(木祝)トワイライトカップ(準重賞)
◎1.ヨハン
○4.トーセンレビュー
△5.ランスオブプラーナ
△3.ウインプリンツ
うーむ、これはどれだけ絞ってドカンと行くかという選択ですな。
まずは近走成績を評価して、ドライスタウトの半兄という血統のヨハンを中心視しましょう。
トーセンレビューは2走前にヨハンと走ってクビ差先着。
浦和で連対率100%の実績を含めて、この2頭の一騎打ちが濃厚とみます。
ランスオブプラーナは2走前にヨハンの2着で、今回も逃げ粘りに警戒。
でもウインプリンツも含めて、3連勝式の3列目でいいでしょう。
ところで、8月4日は私にとってラッキーなことが。
じつはその日、神宮球場のヤクルト対中日のチケットを持っていたのです。
つば九郎さんの主催2,000試合出場と、生ビール半額デー。
楽しみにしていたのですが、佐賀競馬場に行くことになり……
しかし、クルマを返したときに野球の雨天中止を知りました。
マジですか。超ラッキー。野球に行けなかった人たちには申し訳ないですが……!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。