
10月16日(日)は盛岡競馬場に行くことが決まっていましたが、残念ながら「全国旅行支援」は受けられませんでした。
聞くところによると、岩手県に配分された予算は速攻でカラッポになったそうで、
10月11日の予約開始日にJBCの新幹線&宿を取ろうとしたら時すでに遅し。
その前から予約をしていた人を適用対象にするだけで終わってしまった模様です。
うーむ、これは正直なところ失敗でしたね。
いろいろな選択肢を用意して「全国旅行支援」のスタートを待っていたのですが、
スケジュールをよく考えてみたらJBCの翌日にどこかに寄る余裕なんてなかったんですよ。
だったら新幹線の単純往復にするのがベスト。
でも、その結論に至ったのが遅すぎでした。
競馬仲間のなかには早々に予約をしておいたおかげで「旅行支援の対象になったってメールが来た~♪」という人も。
今回は私の完敗でした……
というわけで、盛岡への交通費は通常料金。
しかしフツーに往復するのはつまらないので、JR東日本を3日間にわたって乗りまくれる「鉄道開業150年記念・JR東日本パス」を買いました。
というわけで日曜日は盛岡日帰りで、月曜と火曜はフリー。
では、どこかに行くことにしましょう♪
(乗り放題)
まず頭に浮かんだのが、◎福島県浪江町の「道の駅なみえ」に買い物に行く
しかし調べてみると、意外と浪江は遠かった……
上野から常磐線の特急「ひたち」で3時間。
しかも浪江まで一発で行けて、道の駅が営業している時間に着けるのは8時発か13時発の2本だけ。
これは別の機会にしよう。
ということで、続いての案◎山形のスーパーで「だし醤油」を買うにしました。
それを実行するのは火曜日で、月曜日は夕方までお仕事をしてから電車に乗って、
お江戸両国亭で開催された快楽亭ブラック師匠の落語会に出席してきました。
まあなんというか、乗り放題のきっぷを持っているから行ったようなものですな(汗)。
(お江戸両国亭)
その翌日はいよいよ山形にゴー!
無料とはいえ、わざわざ新幹線に乗るのは「車内で缶詰めになって仕事ができる」という要素があるからでして、
12時過ぎの山形新幹線「つばさ号」に乗って、まずはお仕事がんばるの巻。
そして福島駅を出てからは車窓を楽しむ汽車旅を実戦。
しかし赤湯駅を過ぎたあたりから記憶なし……
気が付いたら山形駅に到着する寸前でした。
(山形駅)
まずはたぶん20年ぶりくらいに山形駅で下車。
昔と駅の構造がまったく違っていて、まさに浦島太郎状態ですよ。
それでも駅前の飲食店街はなんとなく記憶と一致。
しかし駅前には醤油を売っている店がないので、1駅となりの北山形駅に移動して、駅の近くのスーパーで目的の「だし醤油」を買いました。
これがメチャウマ。
1リットル770円もするだけのことはあるわ~!
続いて仙山線に乗って仙台に移動。仙台ではデカ盛りの殿堂「北京餃子」で夕食です。
ここに来るといつも何を注文するか迷うのですが、今回は「麻婆豆腐そばめし」を選択。
(これで690円)
この程度ならよゆうのよっちゃんで完食できますな。
しかし店から出たところで胃袋ずっしりの感覚……。
そのおかげで翌日の昼になってもハラへらず。
ではカロリー消費も兼ねて、浦和競馬場に突撃するか!
というわけではなくて、もともとヤングジョッキーズシリーズを取材する予定があったのでした。
(騎手紹介式)
いやしかし、2戦とも浦和ではなかなか見られない展開でしたねえ……
第1戦はJRAの山田敬士騎手と小林脩斗騎手が競り合って、
先手を取った山田騎手は「後ろを何回も睨んだのに、それでも来られたんですよ」とレース後に激おこプンプン。
結果は2コーナーで8番手以下にいた5頭のうち4頭が上位を独占でした。
近年まれに見る前崩れ。
じつはワタクシ、パドック診断で絶対荒れると確信して、3連複の7頭ボックスを買ったんですよ。
しかし1着と3着がノーマーク。
11番人気と12番人気は買えなかった……。
(ヤングジョッキーズのパドック)
続く第2戦は、単勝10倍以下が7頭もいたので3連複のボックスはやめて、パドックの雰囲気がメチャ良かったナムラキティーで勝負。
そしてナムラキティーが勝ったのですが、馬券を見たら複勝しか持ってなかった(涙)。
(地方競馬東日本の上位4名)
気を取り直してレース後は取材活動に戻って、メインレースの直前まで検量室付近に滞在。
それが終わってスタンドに戻りましたが、夕方締め切りの原稿が残っていたのですよ。
そのおかげで埼玉新聞栄冠賞を予想するヒマも観戦する余裕もなく記者席で缶詰め。
それでも実況音声を気にしながら仕事を続けると、ランリョウオーもタービランスも名前を呼ばれる回数が少ない。
それで「ライトウォーリア逃げ切ってゴールイン」ってどういうこと?
これは買っていたら大惨敗。
ついでにひとつ前の10レースも3→8→7番人気の順で、
もし取材が早く終わっていたら「飛んで火に入る夏の虫」になった可能性が大。
(埼玉新聞栄冠賞の副賞のひとつはウラワール)
そして最終レースが1→2→3番人気の順で、3連複が7.9倍。
大荒れからの順当というのも、これまた買えんですタイ。
申し訳ないですが、後半のレースは仕事があったおかげで難を逃れました(汗)。
それで浮いた分は、レース後に行った焼肉屋さんで負けた人に還元しました。
さてさて今週の船橋は事情があって行けないのですが、3年前と6年前は現地に行って万馬券をゲット。
全体的な傾向を考えると、今年もきっと中波乱だろうと予想します。
◎11.グロリオサ
○2.ハーモニーロワ
▲10.ガンモヘラクレス
△6.スーパーファルコン
△3.サベージ
平和賞は単勝4~8番人気馬が勝つことがけっこう多いんですよね。
6年前も7→4→1番人気の順で16万馬券でした(自慢話)。
それを考えて、出走取消明けで人気が落ちそうなグロリオサを中心視。
あとは人気どころに散らしますが、今年のメンバーだとどういうオッズになるのかわかりませんな。
でもグロリオサを中心にして、うまいこと3連単を当てるつもりで勝負します。
1頭軸マルチかな?
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。