
11月3日は盛岡競馬場にたくさんの人が集まりました!
今年のJBCデーは木曜日で、金曜日を休みにすれば4連休になるので盛岡の宿はJBC前日よりも当日のほうが空いていなかった感じ。
そのせいかどうかは不明ですが、私のところには“全国旅行支援の対象者になったよ”のおめでとうメールは来ませんでした(涙)。
でも、そんな細かいことは気にしない♪
昼過ぎの新幹線に乗り、翌日に備えて車内で鬼のように仕事。
東北新幹線は平日なら8号車が「新幹線オフィス車両」として自由に使えるのです。
(8号車は新幹線オフィス車両)
ちなみに乗ったのは「やまびこ号」。仙台から先はガラガラになるのが通例で、終点の盛岡駅で8号車にいたのは私だけでした。
そして19時からは前日入厩組と合流して生ラムジンギスカンで前夜祭。
ラムちゃんの脂で焼いた野菜がウマかった♪
(前夜祭)
そして協議の結果、翌日は「タクシーはやめて、無料バスの始発を狙う」ことにしました。
その理由は「無料バスで来た人は開門時刻の15分前に入場できる」と発表されていたから。
競馬場には最低でも10時間は滞在するので、席を確保するのは重要なおしごと。
しかも雨の予報が出ているということで、狙うはスタンドの裏手にある大型ビジョンの前にあるピクニックテーブル!
そして翌朝。
7時15分に無料バス乗り場に行くと、もう70人くらい並んでいる!
こりゃ8時の始発には乗れないな。でも2台目には乗れるかな。
と思いながら列のうしろを目指して歩いたら、前から30人目くらいの位置に前日のジンギスカン隊の1人を発見。
「なんか眠れなくて、7時前に来ちゃいました」とのこと。
22年連続22回目のJBCなのに、遠足前の小学生か!
(朝7時15分の風景)
夜行バスで到着した2人を含めた我々は2台目のバスで競馬場にゴー。
ちなみに1台目は7時45分頃の出発で、2台目も8時ちょっと前に出発しました。
競馬場まではノンストップで25分。
盛岡競馬場に着くと、無料バス用の入口(北門)とクルマで来た人用の入口(正門)に分けられていました。
(競馬場前に到着)
東京からの新幹線の始発は盛岡駅に8時44分着なので、先に競馬場内でスタートダッシュができる大半の人は前泊組。
そのおかげで、無事にお目当てのピクニックテーブルを確保できました。
するとさっそく、みんなが場内探索に行ってしまったので、9時半頃までお留守番……。
(陣地を確保)
交代要員が戻ってきたところで食堂街にある「鳥喜」に向かうと、メチャ並んでいてもう大変。
ジャンボ焼き鳥はしっかりと火を入れないと食中毒が発生するので生産能力に限界があるのですが、それにしても列が伸びすぎ。
というわけで9時40分から始めた販売補助の業務から抜けられる余裕はまったくなく、
本来業務であるJBCの取材が始まるまでひたすら注文を取り続けました。
(朝から晩まで焼き続ける大将)
つまり9時40分から16時30分まで7時間弱。
もともとの店舗スタッフはもっと早朝からですから、かなりのハードワークでした。
でも無観客開催とか厳しい時期がありましたからね。ここで稼いでおかなくては。
ちなみにお客様からの注文をメモした紙を見ると、私が対応したのは少なく見積もっても500名。
平均すると1名様あたり3本くらいという感じだったので、おそらくこの日だけで2000本は販売したと推測。
こんな特需になったのもJBCならでは。
私といえば、この日の2回目のトイレが17時頃で、1回目の11時間後。
もちろん昼メシ抜きでございます。
(JBCクラシックは屋外で観戦)
その後もJBCの取材で場内を動き回って休むヒマなし。
やっとこさ19時半頃に撤収しようと無料バスの乗り場に行ってみたら、メチャメチャ長い列ができている!
駐車場から出庫するクルマも渋滞しているから、これはバスでの道のりは厳しいだろうなあ。
そういえば前回の盛岡JBCのときも最初の信号まで20分以上かかったっけ。
その最後尾まで行ってみると、列の長さは冗談ヌキで200メートル以上。駐車場出口の手前まで伸びていました。
そして振り返るとバスのテールランプが遠くて心が折れる風景。
最終の無料バスは20時と発表されていたけれど、ここからで間に合うのかしら?
と心配しましたが、どうやらこの日の盛岡競馬場では、大井の場外発売を最終レースまでやっていた模様。
ということで無料バスの運行時間もその分だけ延長された模様です。よかったよかった。
さて、この日の最大の問題点は、場内の電波環境が悪かったこと。
前回の盛岡JBCには電波塔があるクルマが来ていました(2013年の金沢JBCのときにもありました)。
しかしこの日はその姿が見当たらず。当時よりスマホを使う人の数が増えているだけでなく、
ひとりあたりのスマホの使用量も増えているのですから、これは運営の判断ミスと言われても仕方ないでしょう。
実際、私もレディスクラシックが接続不良で買えませんでしたから……(買えなくて助かったんですけど)。
来年の大井はその点の心配はたぶん不要でしょうが、買いたいのに買えない状態は競馬界にとって単なる損失。
気を付けなければならない点として、今後につなげられればと思います。
さて、20時すぎに競馬場を出発できた私は21時前に盛岡駅前に到着。
長時間の立ち仕事で足の裏とふくらはぎがパンパンですよ。
それでも打ち上げ会場にレッツゴー。冷麺がメチャメチャうまかった~!
(おつかれさま会)
翌日は自宅に戻って、現在地は宮崎県。
今週の川崎競馬は水曜日だけ現地に行く予定です。火曜日は鹿児島空港でローレル賞を投票する予定♪
◎6.マカゼ
○1.ポーチュラカ
▲10.エスプリダーコ
△2.サーフズアップ
△7.エイシンレア
出走を予定していた金沢のショウガタップリが回避……(涙)。
ならば、というわけではないですが、前走でショウガタップリに乗っていた矢野貴之騎手のマカゼに期待します。
あとは平和賞にも登録していた船橋のポーチュラカにも期待☆
そして水曜日はロジータ記念。
◎14.スピーディキック
○9.クールフォルテ
▲8.トキノゴールド
△5.ケウ
△13.コスモポポラリタ
△6.プラチナプライド
△11.ティーズハクア
スピーディキックは戸塚記念を完勝して、それで満を持しての牝馬限定戦だったら逆らってはいけないのでは?
その相手は、前に行く馬よりも後ろからの馬。たぶんサルビアカップとは違って、前半が速くなると思うんですよ。
ロジータ記念はスピーディキックの1頭軸で勝負しますが、いちおうボックスも買っておきます。
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。