
11月22日は盛岡競馬場にレッツゴー。
今年は盛岡競馬場に行くのが、これで確か7回目?
ほかに水沢競馬場に1回行っているので、私としては過去イチの突撃回数になっております。
前回のJBCはおとなしく東北新幹線で行きましたが、今回はちょっとヒネって飛行機とレンタカーという行程にしてみました。
しかしですよ。想定外の業務がドカドカ入って、その前の週は7日間連続で電車に乗らない缶詰め状態。
前日になって、新幹線のほうがラクだったよなあ……という状況でした(涙)。
しかし1か月も前に予約してしまったのだから仕方がない。
そんな時間との戦いに勝利するべく頑張ったおかげで、8日ぶりに電車に乗った11月20日は幕張メッセで開催された、
ももクロのファンクラブイベントに行ってきました。テヘッ。
(元気の源)
という日々を経て向かった盛岡競馬場。
今回のルートは
11月22日:羽田空港→三沢空港→盛岡競馬場→八戸(泊)
11月23日:八戸→三沢空港→羽田空港→浦和競馬場
ちなみにですが、
☆私の自宅からヒコーキ経由で三沢空港=約3時間+レンタカーで110km
☆私の自宅から新幹線はやぶさ号で盛岡駅=約2時間半
ハッキリ言って、ただの遠回りなのですよ。
それなのになぜ、あえてこんなことをするのかというと、
私の2022年における日本航空の有料搭乗回数が初めて50回に手が届く位置にいるからなのです。
50回乗ると各地の空港でビールがタダで飲める権利が獲得できるので、ちょっと頑張ってみようかと思っている次第なのであります。
といってもですね、正直なところ空港でルービーなんてそこまで魅力的ってわけじゃないんですけど。
なんというか、縁起物ってな感じですな(汗)。
ちなみに、こんなふうにわざわざ飛行機に乗ることを、その筋の世界では「修行」および「修行僧」と呼んでおります。
実際のところ、自分の身を削って飛行機に乗っているので、あながち間違った表現ではない……。
それでも盛岡には行かねばならぬので、夜明け前に自宅を出て三沢空港に午前9時すぎに到着。
空港内で終わっていなかった原稿を1本やって(苦)、レンタカーで南に戻ります。
でもせっかく青森県に来たのだから、ちょっとだけ寄り道。
今年5月にももクロがコンサートを開催した、南部町の会場に向かいます。
いわゆる「聖地巡礼」ですね。
(元気を注入)
会場の南部町民センターで感動したあとは盛岡競馬場に直行。
今年も開催される「レディスジョッキーズシリーズ」の取材です。
昨年も盛岡競馬場の最終開催日である11月下旬に行われて、その昨年は雨が降っていて寒かったとのこと。
でも今年は晴の良馬場で、昨年とは真逆のコンディションになりました。
しかしやっぱり11月下旬の盛岡は寒い!
(のぼりは9名分ありました)
紹介式が行われた16時ちょうどは太陽も出ていて過ごしやすくても、
第1戦のパドックが始まった16時30分すぎは一気に暗くなって気温も低下。
パドックで新聞を持ってメモしていると、手がしもやけになりそうな気がしました……
(第1戦のパドック)
そして第1戦の発走時刻、17時05分は完全にナイター。こんなに急に暗くなるなんて!
昼はわりと暖かかったから夜との気温差でカゼひきそう。あたしゃ子供のころから気温の変化に弱いのよ。
そんな私とは正反対の若手騎手は元気いっぱい。もちろん、ベテランの宮下瞳ねえさんも楽しそうにしていました。
なお、宮下騎手は第2戦の終了直後に撤収して、新幹線を乗り継いで当日のうちに名古屋に帰ったのですが、その翌日に返し馬で落馬……。
ケガの程度が重くないことを祈ります。
そのレース内容は、2戦ともなかなか面白いものでした。
第1戦は出走する7頭のうち6頭がパドックで明らかにイレこんでいて、ゲートが開くと超ハイペース。
そんななか、3番手追走で食い下がった小林捺花騎手は強気のレースを見せたと思います。
それが神尾香澄騎手の差し切りを呼び込むことに。
(今年最後のジャンボ焼き鳥)
第2戦は逆にスタート後がしばらく超スローペース。
その流れに耐えられなかった馬を抑えきれなかったという形で中島良美騎手が逃げましたが、2着に踏ん張ったのは立派。
ゴール直前で地元の関本玲花騎手が競り勝ちました。これが通算の100勝目。
その第2戦、パドックを見て「もしかして」と思ったのですよ。
そんなわけで関本騎手の単勝馬券を買いました。
関本騎手の通算100勝の“現地単勝馬券”なんて、かなりの希少物件ではないかしら?
(通算100勝)
次のレディスジョッキーズシリーズは3月2日の川崎競馬場。
次回は現在9名いる地方競馬の女性騎手が揃って登場してくれることを期待したいものです。
そして今週の重賞は、牝馬限定戦のクイーン賞。
◎1.グランブリッジ
○14.テリオスベル
▲7.ショウナンナデシコ
△8.レディオスター
△11.コスモポポラリタ
地方競馬全国協会には「レーティング担当」の職員さんがおりまして、わりとキッチリした形で競走馬の能力を計る数字が決定されています。
しかし、グランブリッジのハンデ54kgはどー考えても有利っしょ?
3歳馬だからでしょうが、Jpn2とJpn3を勝利して、JBCレディスクラシックで僅差2着。だったら1着付けにするのが妥当だべ!
相手筆頭には55kgですかそうですか、という感じのテリオスベル。
JBCレディスクラシックではマクリ切れませんでしたが、今回の組み合わせなら2コーナーで発進して3コーナーを先頭で迎えられそう。
私はマーキュリーカップでテリオスベルを買わなかったばかりに3連複14万馬券を逃したわけで、引退するまで本命または対抗にする方針です。
ショウナンナデシコはトップハンデを考慮して3番手。ハンデ51kgの2頭は少し弱めに押さえます。
ところで盛岡競馬場に行った翌日、12時半発の飛行機に乗ろうと空港に着いたら10分遅れで出発するとアナウンス。
しかし遅れは増加して、羽田空港着は予定より30分ほど遅れて14時半でした。
となると、今から浦和競馬場に直行しても浦和記念には間に合わん。
ということで、羽田空港の到着ロビーでの観戦に切り替えました。
(羽田空港場外発売所)
買ったのはケイアイパープルの単勝と複勝。
浦和名物、払い戻しのラッパの音を聞く前にパソコンの電源をオフにしたとです……(涙)。
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。