
いちおうですが、私は「総合旅行業務取扱管理者試験」の合格者。
しかし実際のところ法規とか実務とか、ほとんど覚えていないのよね。
沖縄から持って帰ってきたらダメなものってなんだっけ?
そんな感じではありますが、旅費を合理的に安くするスキルはハイレベルであると自負しているので、
快楽亭ブラック師匠が各地で落語会をするときの交通の手配は私が担当しております。
そういう形になったのは、私は芸人さんにオヒネリとかご祝儀とか渡せるほどの身分ではございませんので、
せめてこういうところで貢献を、という気持ちから。
もちろん師匠には原価にて提供させていただいております。
というか、手数料を乗っけたら旅行業法違反になりますので……
というボランティア精神あふれる手配師として活動しておりますが、問題点がふたつあるのです。
1.旅行代金は私が立て替えているので、もし師匠が体調不良などで遠征を中止した場合、キャンセル料を請求しにくい(汗)
2.立て替えた旅行代金を回収するために経費がかかる
(浅草木馬亭でのブラック師匠)
経費というのは「交通費」と「木戸銭(=入場料)」。
何回か、師匠がいる映画館の前で出待ちして集金したことがありますが、なんか「借金取り」みたいな感じになるのよね。
さらに集金完了後はだいたい飲みに行ってしまうので、師匠に気を遣わせるのもアレですし。
というわけで、基本的に落語会の会場で集金することにしております。
でも落語も聞いて帰ります。
ということで「木戸銭」が必要経費。
しかしこの件はブラック師匠のファンのなかでは完全に「ネタ」として成立しております。
その集金のために11月最後の土曜日は上野広小路亭を訪問。
すると12月分の追加日程を発注されました。
どうやら私がオススメした秋田県北部の鷹ノ巣駅近くのお店に「馬ステーキ」を食べに行くとのこと。
しかも4名様。立て替えの金額がメッチャ増えるじゃないですか~~~!
さあて、どういう行程にしようかな♪
その翌日は神宮球場で開催された「ヤクルトスワローズのファン感謝祭」に参戦して、火曜日は笠松競馬場に突撃です。
(ジャパンカップには行かず神宮球場)
今回もまともな行程ではなくて、
火曜日:夜明け前に出発→羽田空港→中部国際空港→笠松→名古屋(泊)
水曜日:夜明け前に出発→中部国際空港→羽田空港→自宅
東京駅から名古屋駅まで新幹線のぞみ号なら1時間40分で着けるのに、飛行機の場合は離陸30分前には空港に行き、そして機内にいるのが1時間。
さらに空港から名古屋駅まで40分……
そんな「修行」をするのもあとわずかだと思います(たぶん)。
ちなみに空港から笠松までは、金券ショップで仕入れた名鉄の株主乗車証を利用してみました。
350円くらい安く行けて小さな幸せ♪
笠松競馬場でのメインイベントは「笠松グランプリ」の取材です。
名鉄電車の車窓から見えた笠松競馬場は水たまりだらけで、駅を降りたらまあまあの雨でした。
カサ持ってこなかったよ(泣)。
その影響でお客さんが少ないのなんのって。
そして馬券の売上も低調という感じでした。
この日は笠松のほかに金沢と園田と水沢が開催していて、午後2時過ぎからは船橋もスタート。
競合相手が多すぎるのよね。
(特別出店の小栗孝一商店)
さらに中1週での5日間開催だから出走頭数が揃わなくて、私が行った日は「枠複」の発売が笠松グランプリだけ。
そのほかの9レースはすべて7頭立て以下でした。
そりゃ売れないよなあ。
(曇りになる時間帯もありました)
翌日は船橋のクイーン賞で、翌々日は賞金総額がクイーン賞よりも高い園田金盃。
その関係で火曜日になったのでしょうが、開催日程次第で馬券の売上は変わりますからねえ。
来年度はウマい感じになることを期待したいものです。
(オグリキャップの絵馬を買いました)
そしたらアラ、今週は木曜日に名古屋グランプリと勝島王冠が行われるのね。
なんで今週の南関東は水曜日に重賞をしないのか不明ですが、私のスケジュール的にはありがたい限り。
じつは笠松から帰ってきて、中2日で再び名古屋に行っていたのです。
ちなみに行程は
土曜日:昼に自宅を出て羽田空港→20時に中部空港着→常滑駅前で宿泊
日曜日:常滑→中京競馬場→名古屋で暴年会→常滑
月曜日:夜明け前に出発→中部国際空港→羽田空港→大井競馬場でパーティー
(チャンピオンズカップのパドック)
月曜日は14時すぎに大井競馬場に着いて、21時半に競馬場を出ました。
日曜日も月曜日も活動時間が長い1日でしたが、意外と的中率は良かったんですよ。
しかし日曜日も月曜日もメインレースはハズレ。
木曜日はメインレースを当てたいところ!
◎11.マムティキング
○10.ゴールドホイヤー
▲3.カジノフォンテン
△1.ミヤギザオウ
△15.キタノオクトパス
△8.リンゾウチャネル
△4.タイムフライヤー
勝島王冠で思い出すのは2010年。
10番人気のスーパーパワーが勝ち、1番人気のボンネビルレコードが2着で、3着に13番人気のサイレントスタメン。
追い込み→追い込み→追い込みで決着した年でした(ちなみに高知競馬場の場外発売所で観戦)。
最近5年の結果をみても、前走の通過順に「2ケタ」の数字がある馬が3着以内に1頭以上入っているのよね。
今年のメンバーだと該当するのはパストーソ、ゴールドホイヤー、マムティキング。
さすがにパストーソはキビシイかなと思うので残り2頭を採用して、なかでも距離延長が悪くなさそうなマムティキングを狙います。
といってもこういうレースは「流すな・ボックス」が基本なので、シルシの強弱はあっても7頭ボックスが基本です。
でもデータは尊重して、10番および11番からの1頭軸3連複を追加で押さえる予定といたします!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。