
今年もやってきました。
ヤングジョッキーズシリーズのファイナルラウンド。
予定どおり、川崎競馬場に突撃してから名古屋にレッツゴーとなりました。
その全日本2歳優駿は先週の南関道中で書いたとおり、ゼッケン13番と14番は1円も買いませんでしたよエッヘン。
しかし13番が3着で、3連複がハズレ。
馬連にしておけばよかった……グッスン。
でも7.7倍の3連複なんて当たってもしょーがないから、馬券道としては正解だったとしておこう!
(ガンバレ九州産馬のネオシエル)
というところで極寒のなか暴年会会場まで歩き、
SPAT4プレミアムポイント経由で印刷した専門紙を見ながら最終レースの川崎ジョッキーズカップの馬券を買い、お店のなかで観戦。
そして3連複8人ボックスという節操なき56点買いで78.9倍が当たり、めでたくプラスとなりました。
しかもポイント7倍カードを使ったので、さらにバッチグー(死語)。
その2日後にはポイント10倍カードをホワイトクリスマス賞で使いました。
ありがとうございます!
(暴年会)
ちなみに暴年会のお代は、駅前のホテルでもらった神奈川県の地域振興券を使用しました。
いやあ、本当にかたじけない。
これでサイタマの自宅に帰ると到着は日付をまたいだ真夜中になるから、これは本当に楽チン。
「全国旅行支援」の期間中だけの大バーゲンなので、割引率が下がる来年1月10日以降も積極的に利用させていただきます(感謝)。
さて、翌日の木曜日は羽田空港から飛行機で名古屋に行くのですが、出発は夜18時55分。
それまでの間、みっちりとお仕事ができるわけでございます(苦)。
さて、明日はどうやって行こうかな。
名古屋駅から出発する無料バスは9時15分と10時55分の2択。
10時55分でも余裕で間に合うんですが、もしかしたらヤング目当てのお客さんがたくさん来たら、バスに乗れない可能性があるのかも?
と直感したので、9時15分に乗ることに決定。
そして8時57分に名鉄バスセンターの4階に到着したら……
ビビるくらいの長蛇の列!
でも自分の位置はたぶん30番目くらいだったので、積み残されることはなさそう。
すると私の4人後ろに愛知県在住の競馬ファンのIS黒さんが到着したので助かりました。
というのは、あたしゃトイレに行きたかったんですよ。
この状況でトイレに行って戻ってきたら、バスが満員になっている可能性がありそう。
というところでバスが到着して乗車開始。
無事に座席を確保できたところで出発まであと10分あるからトイレに行っておきましょう。
競馬場までの所要時間は40分。
そこまで耐えられなかったらシャレにならん!
(ほぼ満員)
と、心配ごとが消えてバスに戻ったら、
私のとなりの席(補助席)にいろんな競馬場で実況をしているシゲちゃん(西田茂弘さん)が座っているじゃないですか!
なんという偶然。
そのまま競馬場まで小さい声でのバカ話が続きました。
裏話的なネタをIS黒さんにも楽しんでいただいて、
競馬場に着いたらまずは専門紙「競馬エース」が経営しているヤマザキデイリーストアに寄ります。
主目的は食料の確保。
(笠松の実況アナウンサーのシゲちゃん)
店に入ると競馬記者兼店長の石井学さんが品出し中。
バスはほとんど満員でしたよと伝えると
「仕入れを失敗したかなあ」
との答え。
お店は厩務員さんなども利用しているものの、パンや弁当などは発注する量を決めるのが難しいそうです。
売れ残りを少なくするのが店舗経営の最重要課題ですからね。
というわけでおにぎりと弁当の数は少なめ。
ちなみにハラが減ってどうしようもなくなった場合は、お湯をもらってカップラーメンでしのぐという手はあります(汗)。
(開門待ち)
ところで場内ですが、同じ金曜日でも先月11日の東海菊花賞の日に比べると入場者数は3割減という感じ。
しかし遠方から来たと思われる人は倍以上で、記者席も先月が4人だったのに、この日は20人くらいも来てイス不足。
オープン初日以来のにぎわいになりました。
第4レース後に出場騎手の集合写真撮影会が行われ、そのあと東京トゥインクルファンファーレの演奏をはさんで、
ヤングジョッキーズのレースが3つ。
どれも普段の名古屋競馬では見られない、ワイルドなレースになりました。
(16名の出場騎手)
しかし馬の実力差がそこそこあったためか、3連複は第1戦が10.5倍で第2戦が41.8倍と堅い決着で、馬券的な収益はイマイチ。
しかし私が3連複を買わなかった第3戦は、4→5→6番人気の順で106.5倍。
これ、買っていれば当たってましたよ!
的中したのは川崎の野畑凌騎手の複勝2.4倍だけ。
ああ、なんてもったいない(涙)。
ちなみに南関東所属の4名で3着以内に入ったのは、その野畑騎手の2着だけ。
あとは船橋の木間塚龍馬騎手が4着1回。
内ラチ沿いを大きく開ける名古屋競馬のスタイルに慣れないまま終わってしまったという感じでした。
(16名の出場騎手)
なかでも2戦ともブービーに終わった大井の大木天翔騎手は、
「今日も新聞のシルシが全然ない馬で、明日の馬も人気がないっぽいんですよ」
とテンションが低いまま。
でも大木騎手はトライアルラウンドで他の騎手が4戦以上をしているのに、
3戦だけでファイナル進出を決めたのだからこれで終わることはないはず。
明日は景気のいいコメントを聞かせてよ、と声をかけておきました。
さあ、翌日の土曜日はファイナルラウンドのラスト2戦。
ですが、その前に今週木曜日に浦和競馬場で行われるゴールドカップを予想します。
文字数が多くなってしまったもので……。
◎6.ルーチェドーロ
○2.ティーズダンク
▲10.サルサディオーネ
△5.スマイルウィ
△4.ブラックストーム
ルーチェドーロは前走を快勝して、次は水曜日の園田・兵庫ゴールドトロフィーか浦和かという選択肢でこちらに出走。
これまで左回りでは5戦未勝利ですが、全日本2歳優駿で3着、そしてJRAのオープンで4着2回なら、そんなに気にしなくてもいいのではと思います。
逆に、笠松グランプリ2着のアポロビビのほうが同じ左回りで4戦未勝利でも、適性的にビミョーなのではないかしら。
今回は前走より流れが激しくなる気もしますから、度胸一発の無印にして攻めてみます。
対抗に推すのは浦和の1,400mで7戦して3着内率100%のティーズダンク。
6月のさきたま杯を逃げ切ったサルサディオーネも押さえます。
あとは超大型でも先行力があるスマイルウィ、そして的場文男さまが手綱を取るブラックストームを押さえます。
今回は馬複と3連複のボックス併用で!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。