
しかしまあ、一週間が長いのなんのって。
これは私としての感覚ですが、北海道から帰ってから、まだ10日も経っていないってのがウソみたい……
先週は火曜日に岡山空港に飛び、そこからレンタカーで2つの育成場を訪問。
速攻で取材原稿を仕上げるというスケジュールにしたため、水曜日と木曜日は午前1時に起床しました。
ちなみに夜は9時前には寝た(仮死状態に近い)ので、睡眠時間は4時間半くらい。
だからそれほどキツくはなかったですね。
(日本海の海の幸?)
そう思えた要因のひとつは、ある程度の先行きが見えたので、その部分でのストレスが少なかったから。
先週月曜日は私の責任ではまったくない雑用で1日がまるまる費やされ、そのおかげで本来の予定が狂いまくり。
思い出すだけでもストレスになるのでこれ以上はやめますが(苦)、改めて「ストレスが地球をダメにする」ことを実感しました。
(岡山空港の近くで鉄道写真タイム)
それでもさすがに疲れは蓄積されていたようで、
木曜日の朝7時半に鳥取県の米子市を出発して岡山空港に向かう道中はシンドクて、
途中でクルマの運転をカメラマンの佐々木光くんに代わってもらいました。
いやあ、助手席って楽ですねえ♪
そのおかげもあって、無事に岡山空港から予定どおりの飛行機に乗れて、羽田空港で6時間ほどおしごと。
わりと身軽になったところで大井競馬場に向かいます。
そのルートは
●国内線ターミナルから無料バスで国際線ターミナル(第3ターミナル)に移動
●そこからモノレールで大井競馬場前駅
というセコセココース(毎度おなじみですが)!
国際線ターミナルには、この3年間でおそらく10回は行っていますが(そのうち飛行機に乗ったのは1回だけ)、
完全に賑わいが戻った感じがありますな。
それと同時に感じたのが「キャパオーバー」。
ターミナルの大きさと人の多さが釣り合っていないように思います。
つまり羽田空港を発着する国際線が多すぎるんですよ。
そのおかげでモノレールのきっぷ売場の前は人だらけ。
ジャパンレールパス(JR線が乗り放題)を自動改札に入れて「ピンポーン」を鳴らしている人もいるし。
羽田空港の運営会社は、ここに案内人を配置しないとダメですな。
現在はモノレール会社と京浜急行に任せていますが、案内係が不在というケースも多々。
今回も迷える外国人にどこに行くのか聞いて、安くてわかりやすい行きかたを教えて券売機を操作してあげました。
そんなボランティア活動を経てモノレールに乗って、大井競馬場前駅で下車して競馬場にイン。
開催中の競馬場に入るのって、もしや3月2日の川崎以来?
(なつかしい風景)
しかし現状では「競馬を楽しく観戦しよう♪」という気分になれないのが悲しいところなのよね~。
そうなんです。
羽田空港の帰りに大井競馬場に寄った最大の理由は、
地方競馬全国協会のホームページに月イチで連載している「馬美味行脚」用に、競馬場内の食レポをするためなのでした。
それでも第7レースでは競馬仲間の所有馬が走るところを見られたし、
第10レースは「1周だけで勝負するパドック診断」ができたし、まあまあ競馬場に行った感は残ったかな。
あとは記者席で翌日締め切りの原稿と戦っていましたが……。
(帰りは品川駅まで無料バス)
しかし第10レースで選んだ馬は残念ながら4着。
メインの隅田川オープンはジョエルの複勝を100円だけ買ったら6着で、勝ったのは2番人気のレッドソルダード。
素直に実績を信頼すればよかったよ(涙)。
そういえば、前日の京浜盃は、鳥取県米子市のハンバーグレストランで見ました。
(クーポン券を使ってお食事)
私の勝負は枠複3、4、5、7のボックスと、3連複の6頭ボックス。
しかし残念、買うときにタイガーチャージとオピニオンリーダーのどちらを入れるか迷ってしまい、
3着だったオピニオンリーダーじゃないほうを選んでしまいました。
まったく、私の座右の銘のひとつには「迷ったら買う」があるってのに、どーしてこうなっちゃうのかねえ?
ただ、さすがに疲れてアタマがボーっとなっていたせいか、精神的なダメージはゼロに近かったのが不幸中の幸い(?)。
じつは京浜盃で万馬券を逃していたことを思い出したのも、南関道中を書き進めている途中でした。
いやしかし、あれからまだ1週間も経っていないんだ……
そんな感じで入った新年度。テンションを上げるためにしたことは、
☆航空券の購入!!!
4月22日と23日に広島県福山市で、ももいろクローバーZの野外コンサート「ももクロ・春の一大事」が開催されるのです。
そのための航空券を、JALのバーゲンセールで買いました。お値段は片道6,970円(喜)。
しかし航空券を買ったあと、その直前となる4月20日に名古屋出張が入っていたことを思い出しました。
ありゃー、そのまま西に進めばよかったやん。
失敗したなあ。
すると月曜日になって「4月21日の神宮球場のチケットを送ります」という友人からのメッセージが到着。
おお、そうだ、その日はヤクルト戦に行くって約束していたんだっけ。
そしたらその1時間後に、4月21日に仕事してくれという依頼も到着。
いやあ、名古屋から西に行かずに1回帰るという行程にしておいてよかったあ!
重い疲労と頭痛は残っているけれど、運は尽きていないのかな。
そうだ、その運があるうちに水曜日のクラウンカップを予想してしまおう!
◎13.ゴールドラッドマン
○1.オーマイグッネス
▲2.ハセノゴールド
△4.ポリゴンウェイヴ
△5.チェルカトローヴァ
△10.ナイトオブバンド
△8.ナガタエース
クラウンカップは高配当になることが多い重賞で、しかしオッズが割れることも多いので、
南関東の重賞のなかでは難易度が高いという印象。
そうなると3連複のボックスに妙味があるのではと思います。
一応の中心は、活躍馬タイニーダンサーを母に持つゴールドラッドマン。
ただし予想のポイントは、連闘のポリゴンウェイヴをどう考えるかでしょう。
穴狙いとしては無印にしたいところですが、腕力がある山口達弥騎手が乗るところがなんとも不気味。
というわけで、少々ひよった形の3連複35点買いとさせていただきました!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
JRA、青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。