
先々週から九州方面に業務で行っておりまして、だいたい朝は3時から5時に起床。
でも数日続くと慣れるもので、普段が時間に追われがちなのは、ダラダラしているからだということがよく分かります。
しかしそれをどれだけ続けられるのかというのは別問題。
その限界が来る前に9日間の出張が終わったのはなによりでした(汗)。
自宅に帰った翌日は東京ダービー。
前売りで毎度おなじみの網打ち式3連複を買いましたが、結果はご存じのとおりの“カチカチ山”。
過去10年で3度目となる「3連複が3ケタ配当」の年でした。
ちなみに前回の3連複3ケタは、2019年のヒカリオーソ→ミューチャリー→ウィンターフェルで840円。
その前が2017年のヒガシウィルウィン→キャプテンキング→ブラウンレガートで630円。
その2年の勝ち馬はその後も活躍していますから、今年の東京ダービーを制したミックファイアも期待できるハズです!
という、当たったのに超マイナスという東京ダービーを終え、先週金曜日は9か月ぶりに韓国に入国。
以前から約束していた、韓国南部の公営競技場に行きたい人を案内するというミッションです。
(渡航前日は聖地で野球観戦)
PCR検査をクリアして渡航した前回が2年9か月ぶりの韓国で、
そのときはソウル市に行ったので「街の雰囲気はあまり変わっていないなあ」と感じました。
しかし今回はおそらく5年ぶりの韓国南部。
基本的にはそれほど変化がなくても、アレがなくなっていたりコレができていたりという細かい変化がありました。
そんなことを思いつつ、金曜日は競輪場で車券にトライ。
昼間の開催なので勝負を終えて撤収したのは夕方でしたが、
さすがに疲れたので夜はおとなしくお宿にこもって仕事をすることにしました(苦)。
(チャンウォン競輪場)
これもすべては翌日以降を楽にするためだ!
と自分に言い聞かせて頑張ったおかげで、土曜日はわりと身軽。
競輪場に続いて行くのは、世界では韓国だけと思われる「公営競技での闘牛」の観戦です。
私はすでに2回行ったことがあるので“勝手知ったる闘牛場”。まずは「闘牛博物館」を見学しましょう。
しかしここでビックリギョウテン。
無料から有料(約300円)に変わっていたのに加えて、以前はあった闘牛の歴史コーナーがゴッソリなくなって、
さらに闘牛のルール説明もカットされていました。博物館なのに~
代わりに作られたのは、あえて書いちゃいますけど「ク●ゲー」という表現を使わざるをえない体感型ゲームと、
正義の味方の牛がズルをする牛と戦って勝利する座席振動型劇場。
私は元ゲーム会社でテーマパーク系の部署にいたので、なおさら「こりゃダメだろ」という思いが強く残りました。
(謎のリズム系ゲーム)
と思ったら、施設名が「闘牛博物館」から「闘牛メディア体験館」に変わっていた……
そこはアテがハズレましたが、闘牛場のなかは以前と同じ。新コロを無事に乗り越えて元気に開催しておりました。
ところで闘牛は2頭立て。勝ち負けは、相手に背中を向けた瞬間に決まります。
(パドック)
というわけで「牛券」の種類は
●単勝=赤or青or引き分け(30分一本勝負)
●時間単勝=0~5分で赤or青が勝つ、5分1秒~10分で赤or青が勝つ……を5分刻みで当てる
●重勝式=連続した2試合の結果を当てる(単勝と時間単勝の2種類)
基本的に単勝と時間単勝では、万牛券が出ることはほとんどナシ。
高配当が出るのは時間単勝の重勝式となります。
試合は力量差がある組み合わせも多く、この日は第2試合が4秒、第6試合が2秒で終わってしまいました。
(試合開始)
しかしまあ、この競技が意外と面白いんですね。
まったくのマイナー競技で、闘牛場も駅から数km離れたド田舎なのに、よくやっているなあと思えます。
でも私としては、公営競技ファンの限定でオススメできるスポットなのです☆
しかしですよ。お宿について荷物を整理したところでクリビツテンギョウ。
第6試合の当たり牛券がある!!!
(払い戻し忘れ)
ありゃりゃマジですか、ゲゲゲのゲ~。たぶん、第7試合の牛券を買うときに払い戻すのを忘れたんだな……
ちなみに単勝は1.1倍=5,500ウォンで、時間単勝が1.3倍=2,600ウォンで計8,100ウォン(約900円)。
牛券の有効期間は1年。それを取り戻すためにまた来るか……(?)
じつは前日の競輪でも痛恨のミスをしていたのですよ。
それは場外発売で買った光明(クァンミョン)競輪の第11レース。
7車立ての6番→5番の一騎打ちだと判断して、
そこから4名に流す3連単&アタマ固定の3連複(1着は固定で2着と3着は順不同)を買ったら、
持っていない1番が3着に来てしまったのです。
(1点だけケチって大損害)
その配当は3連単が51.8倍で、アタマ固定の3連複が39.5倍。4点買いをするんだったら、5点買いの総流しを買っておけよ……
という2件の事例からの教訓は、
●的中したら、次の券を買いに行くときに払い戻すべし
●3連単の3列目は総流しにすべし
この円安ウォン高のご時世に、現金を補充できなかったのは痛すぎる……
こんな悲しみを繰り返さないように、火曜日と水曜日の重賞は「惜しい」ということがないように取り組むぞ!
☆火曜日の川崎スパーキングスプリント
◎2.プリモパイソン
〇11.キモンルビー
そして3列目は「全通り」だ~~~!
プリモパイソンは川崎の900mで17戦7勝、2着5回。今回も逃げるが勝ちが狙えそう。
キモンルビーは詰めひと息でも南関東で19戦11勝、2着6回という成績だったら、今回も崩れることはないでしょう。
というわけで3列目は「全」で、3連複が10点、3連単は1着&2着を折り返して計20点!
☆水曜日の関東オークス
◎2.サーフズアップ
○3.クレメダンジュ
▲10.パライバトルマリン
△13.フェブランシェ
こちらはしっかり絞るの巻。
今年は浦和の桜花賞と東京プリンセス賞の勝ち馬が久しぶりに違いますが、
しかし勝った2頭は南関所属の3歳牝馬ではちょっと抜けていると考えるべき。
あとはJRAの2頭に流しますが、2頭軸マルチの3連単(12点)または、4頭ボックスの3連単(24点)で攻めてもいいような気がします!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。