
先週と今週は再び朝から晩まで動き回り、夜は原稿系のおしごとという日々。
それでも雨が少ないので、体力面と精神面で助かっているところです。
ちなみに先週日曜日(6月18日)は金沢競馬場へレッツゴー。
私にとっては1か月ちょっとぶりの金沢ですが、今回はなんとしてもやらねばならぬことがありました。
それは、☆的中馬券の払い戻し
前回は最終レースで米倉知(よねくら・さとし)騎手が通算1,800勝を達成して、
その写真を撮ったり話を聞いたりしていたら、払い戻し機が営業終了していたのですよ。
でも、2か月以内に金沢に来る予定があったので、次回の宿題に切り替えて無料バスに乗りました。
ここで気を付けなくてはならないことは、当たり馬券を忘れずに持ってくること!
それを避けるために、馬券は金沢競馬の入場ポイントカードと一緒に保管。
そのおかげで出発前日に気付いてサイフに格納することができました。
実際のところ、当たり馬券の存在を忘れていたんですよね……(汗)
私の手元にはポイントカードや会員証の類が大量にあるので、外出のたびに入れ替えるスタイル。
今回は金沢競馬のカードのおかげで助かりました。
(金沢でも新馬戦がスタート)
そしてもうひとつ、想定外の喜びが!
じつはわたくし、広島県福山市にある園田・姫路競馬の場外発売所「DASH福山駅前」で買ったJRAの的中馬券を持っていたのですよ。
その場外馬券売場は10年前に廃止された福山競馬が作ったもので、だから馬券の様式が南関東などとは違います。
しかも地方競馬ではなくJRAの馬券なので「払い戻しはJ-PLACE」でしかできません。
私の自宅から近い「J-PLACE」といえば、千葉県の船橋か群馬県の伊勢崎か……
どちらも片道2時間はかかるし、馬券のデザインが違うから受け付けてもらえるかわからんし。
こりゃ福山市に住んでいるシゲちゃん(西田茂弘さん=笠松などの実況アナウンサー)に郵送して払い戻してもらわんといけんかのう……
と考えていたところ、金沢競馬場で気付いたのですよ。
「オヨヨ、金沢と同じサイズでバーコードも同じ位置!」
(同じデザインに見える)
この日は日曜日だから、金沢競馬場ではJRAの馬券が発売されています。
つまり「J-PLACE」の営業日。
いっちょ試してみるか……ゴクリ
と、恐る恐る払い戻し機に入れてみると、あっさり「的中表示」が点灯!
(払い戻し成功)
その瞬間、馬券が当たったとき以上の喜びがありました。
ワーイワーイ。
ということで「DASH福山駅前で買った馬券は金沢競馬場で払い戻せる」ことが分かりました。
みなさん、ぜひご活用ください!
いやしかし、福山で買った馬券がなぜかサイフのなかに入っていたのは幸運でしたね。
では気分よくメシを食いに行きますか。
(前回は入れなかった食堂)
メインレースの日本海スプリントは最終レースなので、今回は紙で馬券を買わずにSPAT4を利用。
おそらく2か月以内に金沢に来ることはないですからねえ。便利な世の中になりました。
じつはわたくし、たしか2010年に金沢競馬場で取材をしていたら払い戻しができなくなったので、
払い戻すためだけに青春18きっぷを使って金沢競馬場に行ったという過去があるのです。
その当時はスマホとかwifiとか、世の中にあまり浸透していなかったですからねえ。
そのころと比較すると、ネット社会の発展に驚くばかりです。
そして私はそのころとてもヒマだったという事実にもオドロキ(汗)。
(旅行支援クーポンも忘れずに持参)
金沢競馬場で1日を過ごしたその翌日は、お宿を朝6時に出て小松空港に行き、羽田空港を経由して宮崎空港に飛びます飛びます。
そして宮崎空港からレンタカーで、鹿児島県にある「日本軽種馬協会九州種馬場」に向かいます。
ここで毎年恒例の「九州1歳セール」が行われるのです。
(九州1歳市場)
昨年は大雨で往生しましたが、今年は週間天気予報がハズレてお日さまキラキラ。
そのおかげで手首から先だけ日焼けしてしまいました。
顔は日焼け止めを塗ったけれど、手は無防備だった……
6月20日は1年ぶりの鑑定人業務(価格を決める係)を汗だくで遂行いたしまして、売却率は60%で昨年よりおよそ12%の増加。
そして売却総額は九州1歳セールとしては過去最高となりました!
これもヨカヨカ、イロゴトシを筆頭に、九州産馬が大舞台でも活躍を見せていることと、昨今の競走馬市場の好況が影響しているのだと思います。
この場を借りて御礼申し上げます。
なお、7月4日には青森県で「八戸市場」が開催されます。
ぜひともよろしくお願い申し上げます!
そして私は現在(6月26日)、朝7時の新幹線こだま号で江戸に移動中。
しかし火曜日の優駿スプリントと水曜日の帝王賞はSPAT4で参戦となります。
夜の帝王賞を現地で見られないのは7年ぶりくらいかも(涙)。
◎16.シロイトイキ
○5.リベイクフルシティ
▲9.スタードラマー
△15.メンコイボクチャン
△8.クラティアラ
△13.フジコチャン
△2.ウインドフレイバー
優駿スプリントは個人的に、5年前に勝ったクルセイズスピリツを予想できなかった衝撃が大きいレース。
でもそれ以降は穴馬をちゃんと拾えているので、わりと得意なレースという認識です(本当か?)。
ポイントとしては、前走が「3歳の条件戦」だった馬は基本的になさげというところ。
連勝中のシロイトイキを軸にして網を張るつもりです。
そして水曜日は帝王賞!
◎4.メイショウハリオ
○1.テーオーケインズ
▲2.クラウンプライド
△8.プロミストウォリア
穴9.ライトウォーリア
穴7.ミヤギザオウ
正直なところ、かしわ記念でメイショウハリオが勝つとは思っていなかったんですよ。
右回りのほうがいいと考えていたもので。
しかしそこで勝ったのならば、昨年の覇者という点を含めて評価しなくてはなりません。
ちなみに過去10年の帝王賞では1番人気馬が1回しか勝っていないんですね。
今年はおそらくプロミストウォリアが1番人気になるでしょうから、そのデータがメイショウハリオの援軍になるハズです。
続いて上々の成績を残している「前走が海外」組を選び、プロミストウォリアは連下まで。
そして川崎と大井の所属馬を穴として押さえておきます!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。