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「猛暑でござる」
2023年7月31日

7月22日(土)に10日間にわたる出張から帰ってきまして、その翌日の昼間の暑いこと!
それからというもの「なんか調子がイマイチだなぁ……」という状況なのよね。
たぶん、パンパンに詰まったスケジュールをクリアする日々が終わったことで、気持ちがゆるんだのかなと思います。

そんななかではありますが、火曜日の「習志野きらっとスプリント」は3連単と3連複が大的中!
いやあ~、ギシギシ君が届いてくれて助かった!

もしギシギシがプリモパイソンに届かず3着だったら、3連単がハズレ。
世の中にはプリモパイソン&吉原騎手に「粘れ!」と念を送る人もいたと思いますが、
ワタクシとしてはあのクビ差で98.1倍が棚からぼたもち(喜)。
競馬および馬券にもっとも必要なものは“運”なんだなあと改めて思います。

その結果で気持ちよく眠ったその翌日は再び猛暑。
自宅の温度計は38度になっているではあーりませんか!
うーむ、こりゃキビシイ。でも幸いなことに今日はちょっと余裕があるのよね。

そこで「暑い日だから暑いところに行こう」と思い立ったので、西武球場に突撃することにしました。

到着時は暑くなかった

(到着時は暑くなかった)

この日は生ビールが500円で買える日だそうで、これは暑気払いに最適ですな♪

しかし夏の西武ドームは暑いのよ……
ここは屋外球場に屋根を増設した形なのでクーラーがついておりません。
そのおかげで熱気がこもりやすいと言われています。
その影響のためか、席に座って野球を見ているうちにジワジワと汗が……

その結果、ビールを1杯しか飲めませんでした。なんとなくプチ熱中症だったっぽいなあ。
やっぱりムリしちゃダメなお年頃なのね(涙)。

1杯だけ

(1杯だけ)

と実感したので翌日はムリしないことにして、川崎競馬場には午後3時頃に到着。
この日は川崎でヤングジョッキーズシリーズの取材です。

しかしですよ。
今年の川崎ヤングは昨年より2か月半ほど時期が早まり、さらにスタート時刻も昨年より1時間ほど前倒し。
だからメチャ暑いっすよ……

という状況でも騎手紹介式を見ようと集まったファンはたくさん。
なんてったって、本日は17名もの騎手が出場するんですからね。
壇上がメチャメチャにぎやかだから“映える”写真になりますね。

騎手紹介式

(騎手紹介式)

そしてレースは2戦とも出走馬の成績がビミョーだから波乱必至。
とくに第1戦はメチャむずかしい……。さらに若手騎手限定戦でしょ?

これはもう、まっさらな気持ちでのパドック診断が的中への最短ルートですよね!
と判断してパドックを凝視して、8頭をピックアップ。
こういうレースは絞っちゃダメよ。ボックスよ!

第1戦のパドック

(第1戦のパドック)

その結果は……惜しかった……。
10→11→6番人気の順で入ったのですが、なんと3着馬だけがありませんでした(涙)。
3連複の配当は8万円オーバー。2番人気の4着馬は持っていたのに~
(入れ替わっていたら346.3倍の3連複をゲットしていました)。

しかも持っていた専門紙「勝馬」では、3着以内の3頭に「◎」がついているじゃないのよ。
せっかく550円も払って買ったのにバカバカバカ!

5番7番9番の順で決着

(5番7番9番の順で決着)

よおし、第2戦は「◎」がついている馬を入れた3連複を買うぞ!
と気合を入れて8人ボックス56点買いを再び敢行。

するとズバリ的中はお見事でござる。
まあ14分の8の大きい網なのでアレなんですけど……
そしたらえええーっ。3連複が28.8倍ですかマジですか?
しかも改めて確認したら、5→2→1番人気の順なのに3連複が1番人気の組み合わせ?

こりゃ今日はダメだと判断して記者席に引きさがり、おしごとをしながらメインレースの芙蓉賞はSPAT4で購入。
すると1番人気のローアヴァンフレアの単勝がギリギリのハナ差で的中して、ちょっとだけ損失補填ができました。
そのお祝いじゃないけれど、帰りがけに軽く食事しましょ♪

これは太る

(これは太る)

という感じで日々をすごしまして、こんどの火曜日に来る私のお誕生日は盛岡競馬場でヤングジョッキーズの取材です。
盛岡も暑いのよね……。

そこで気がついたのが、いわゆる「夏の必勝法(?)」。
日曜日の盛岡競馬では第5レースから第10レースまで「3着以内に牝馬が2頭」という結果ではないですか!
やはり暑い時期は牝馬を強調するという作戦でいきましょう!

しかしですよ。水曜日のサンタアニタトロフィーは出走全馬がオトコ馬(汗)。
ちなみに私はサンタアニタトロフィーを札幌周辺から投票する予定です。
しかしその日の札幌はなんとビックリ、最高気温が33度らしい……。
せっかくの北海道なのに~。

てことは、東京都はもっと暑いはず。
だとすればベテランよりも若い馬のほうが有利かも?

◎14.タイムフライヤー
○8.ヒーローコール
▲5.トランセンデンス
△12.ダノンスプレンダー
△11.ゴライアス
△7.デュープロセス
△1.マースインディ

過去3年が11月で、今年は4年前の夏開催に戻る形。
そんなわけで過去5年のデータをそのまま使うのはダメかなとは思うのですが、
それでも「3着内馬はすべて、前走がオープンか重賞、もしくはトライアル」という実績は採用したいと思います。

本命には休み明けで体力が温存されているハズのタイムフライヤー。
ハンデは気になりますが、3歳馬のヒーローコールに5歳のトランセンデンス。
その3頭を強めにするフォーメーションを組む3連複&3連単でビシッと勝負しようと思います。

そしておそらく、レースは飛行機のなかで観戦することになるかなと。
機内でネットが使えなかった際には、羽田空港に着いた瞬間にドキドキワクワクしながらレース映像を見る所存です!


プロフィール

プロフィール

浅野 靖典

1969年8月1日生まれ

1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。

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