コラム”

「ハードスケジュール」
2023年11月1日

先週日曜日(10月29日)は「ネクストスター高知」のレース取材で高知にGO!

高知競馬場に“まともに”行くのは久しぶりでして、前回が今年1月24日の全日本新人王争覇戦の日。
昼頃に高知名物(?)のとんかつラーメンを食べたあたりではパラパラと降っていた雪が徐々に大粒になりまして、第4レースあたりでは豪雪に変貌。
18時05分発走の第6レースは「天候の回復を待って……」という放送が流れましたが、「こんなん無理でしょ」という状況。

その天候回復を待つ状態が続いて、19時頃に「ご覧のような天候のため、本日のレースはすべて打ち切りとさせていただきます」
という放送がありました。
ここまで中止の確定を引っ張ったのは、19時15分発走の第8レースまで馬体重が測定されていたからだと思います。
パドックの時間にならないと厩務員さんへの手当が出せないとか、そういった事情があるのかな?

それはともかく、その日はまったく馬券を買えなかったのでガッカリ君。
取り止め直前の第5レースは落馬した篠谷葵騎手に付き添っていたから見てないし……

降雪で打ち切り

(降雪で打ち切り)

その代わり「絶対に大丈夫だから、メインレースの単勝を100万円くらい買っちゃいなよ」
などと現地に突撃した南関東民4名で盛り上がったのはいい思い出。
私も調子に乗って最終レースの「モノノフブルー」の単勝を大量に買ってみました。
そしてすぐに現金化。意味なし~

ちなみにその前の高知訪問は昨年の9月で、台風の影響で高知龍馬空港の外に出たのが約1分。
昨年の4月にはグリーンチャンネルの番組ロケで最終レースまで戦いましたが、撮影だと馬券を自由に買えないのよね(汗)。
さらにその前が一昨年の8月29日で、高知競馬は無観客開催。
スタンドには私と井上オークス先生の2人きりというシチュエーションでは盛り上がれるわけもなく、最終レースの直前で撤収……

というわけで、客で最終レースを現地で見るのは、チョー久しぶりなんですよ!
しかし航空運賃高騰の関係で、高知へは成田空港からのジェットスター。
さらにその日は高知に泊まらず、夜行バスで神戸に向かい、大阪空港から飛行機で羽田に戻るルート。
これでも1月に比べるとお値段は高めです。

高知行きのジェットスター

(高知行きのジェットスター)

そんなわけで高知に14時半に着いて、高知を23時に出るという0泊2日になったのです。
バスのなかで寝たから厳密には0泊ではない……のかな?
こういう行程だと、SPAT4プレミアムポイントのバスツアーを思い出しますね♪

高知競馬場に到着

(高知競馬場に到着)

今回の高知競馬場では個人的に確認したいことがありました。
それは「金沢競馬場で買った馬券を高知で払い戻せるのか?」でございます。
そのために、金沢で買ったJRAの菊花賞の的中券を運んで参りました。
「DASH福山駅前」の馬券を金沢で払い戻せるのは確認済。
ならば金沢→高知はどうよという確認ですが、大丈夫でした(想定内)。

しかしそのあとは雑用が多くて、客エリアに戻れたのは「ネクストスター高知」が終わって1時間後の第10レース。
1月に馬券を買っただけのモノノフブルーが出ていたので単勝を買いましたが、
それ以外はマークカードを塗り間違えた影響で締め切りに間に合わず……。
しかし買えなくてラッキーという結果でした(悲)。

高知競馬場の夕景はキレイ

(高知競馬場の夕景はキレイ)

第11レースも雑用で検量エリアにいたので、残る勝負は「一発逆転ファイナルレース」だけ!
この日の馬場は先行有利が明らかで、地元のファンと「最終は内枠のボックスかな」と話をしていたんですよね。
でも能力差がありそうな組み合わせ。

というわけで、内枠の馬と逃げそうな馬を組み合わせてみました。
といっても予想に使った時間は10秒程度(汗)。
するとビックリ。4→3→2番人気の順で入って3連複は54.2倍。おお、まあまあ儲かった!

また来ます

(また来ます)

と良い気分で無料バスに乗り、大阪空港に朝7時半頃に着いて昼すぎの飛行機に乗り、羽田空港の到着後も午後7時頃までおしごと……
じゃあ大井に寄っていくか。入れ替えられた白い砂も見ておきたいし。

モノレールで大井へ

(モノレールで大井へ)

なんとなく園田競馬場の砂のほうが白い気がするんですけど、これは照明の関係でそう見えるだけかな?
馬場に近寄ってみると、発表されている数字のとおり、以前より砂が厚い感じ。
しばらくはパワータイプの先行馬が有利になるのかな?
その点を踏まえつつ、JBC競走を予想していきましょう!

☆第9レース(15時20分発走予定)・JBCレディスクラシック

◎2.グランブリッジ
○8.ライオットガール
▲12.アーテルアストレア
△3.スピーディキック
△1.ヴァレーデラルナ

いちおう、羽田空港を20時15分に出発するアメリカン航空に乗れば、ブリーダーズカップ前日の14時15分にロサンゼルス空港に着けるんですね。
でも結果を出さねばならないアスリートはそんな行程は組まないか(汗)。

というわけでグランブリッジは川田将雅騎手からジョアン・モレイラ騎手にスイッチとなりましたが、まったく問題ないと思います!
シルシを付けたのはすべてレディスプレリュード組ですが、その着順どおりにはならないと思います。

☆第10レース(16時00分発走予定)・JBCスプリント

◎11.リメイク
○8.イグナイター
▲5.リュウノユキナ
△15.ダンシングプリンス
△14.バスラットレオン
△10.ジャスティン

個人的にはリメイクとイグナイターの一騎打ちに期待しますが、荒れるとすればスプリントなのでボックスかな?

☆第11レース(17時00分発走予定)・JBCクラシック

◎7.メイショウハリオ
○9.キングズソード
▲5.ウィルソンテソーロ
△3.テーオーケインズ

メイショウハリオは9月10日のコリアカップに招待されましたが、それを辞退。
とくに体調に問題があったわけではないので、改めて注目したいと思います。

相手筆頭にはオープン特別を連勝中のキングズソード。
3連勝中のウィルソンテソーロと実力上位のテーオーケインズも押さえます。
しかしパイロとシニスターミニスターって、大種牡馬ですね。

☆スプリントとクラシックの間は門別でJBC2歳優駿(16時30分発走予定)

◎12.サンライズジパング
○2.パワーキングダム
▲9.エストレヤデベレン
△3フォーエバーヤング
△7.フォーディアライフ
穴10.パッションクライ

2009年以降(前身の北海道2歳優駿を含む)、前走時の馬体重が480kg以上の馬しか勝っていないというデータから、
該当する5頭を並べまして、最後に連勝中のパッションクライを配置。
単勝5点買いという節操ない戦法を採用する手があるかもしれません!

JBCです

(JBCです)


プロフィール

プロフィール

浅野 靖典

1969年8月1日生まれ

1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。

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