
全日本2歳優駿は2008年から現地で見ている、私にとって12月の恒例行事。
というわけで今年も行きましたが、途中で寄り道をした影響で川崎競馬場に着いたのは第10レースのパドック中……(涙)
(全日本2歳優駿)
せっかくSPAT4プレミアムポイントで第8レース以降の専門紙を手に入れてから突撃したのに。
来年は第1レースから戦うことを目標として考えよう。
それはともかく、過去に3連単の5万馬券を2回取ったし的中率が高い重賞。
ただ、上位人気馬が好走して“カチカチ山”になることも。
今年の私も当たりはしましたが、取れたのは厚めに買った枠複2.4倍だけでした。
南関道中のシルシのとおりに買っていれば3連単の万馬券が当たったのに!
その翌日の神奈川記念も◎→〇→△で大的中。しかしこれはウッカリ、買うのを忘れておりました。
その理由は飛行機に乗る前で余裕があまりなかったから。
とは言っても、3連単94.9倍はもったいないなあ。今週からはそのようなことがないようにいたしますです(反省)。
さて飛行機に乗って着いたのはソウルの金浦空港。
約30分遅れ&入国審査の大行列でシャバに出たのは23時20分となれば、今日の宿は空港の近くのサウナでいいかな。
という流れでレッツゴー。このお店に入るのは5回目なので、勝手知ったる人の家という感じです。
ただ、5年前は8千ウォンだったのが、1万4千ウォン(現在は1,500円くらい)に値上がり。当時の800円が安すぎたんだと思いますが。
(意外と快適)
ここは地下でもネットがバリバリで、コンセントも使い放題。
深夜まで宿題をしてから40℃の低温サウナのなかで寝て、翌日の金曜日は初乗りの鉄道を経由してコンサート会場で仲間と合流!
韓国の2人組の歌手「DAVICHI」の4年ぶりのコンサートで、速攻でチケットが売り切れたので金曜日は追加公演。
私は日曜日だけの鑑賞ですが、コンサート後の打ち上げには3日連続で参戦します。
(コンサート会場)
仲間がコンサートを観ている間、私はゆったりとしたカフェでおしごと。
こういうお店がうちの近くにもあればいいのになあ。と思いながら3時間を過ごしたあとは、初日の打ち上げで午前2時過ぎまでの大宴会。
(カムジャタン屋さん)
続く土曜日は、ソウル競馬場で出走する知り合いの馬を見にレッツゴー。
ソウル競馬場に来るのは今年3回目。当初は翌日のG1競走「グランプリ」を見に行くつもりでしたが、
天気予報を見るとグランプリの発走時刻の予想気温はマイナス10度……
身の安全のため、土曜日だけ競馬場に来たのは結果オーライだったかな。
といっても土曜日もまあまあ寒いのよ。おまけに風が強いから、パドックに10分いただけで体がカチカチ。
前日の雨と雪の影響で馬場状態は不良だし、馬も騎手も客もキビシイなかでの勝負ですわ。
(極寒のパドック)
そんななか、知り合いの馬は1番人気で3着。
これは仕方がない面がありまして、出走メンバーのなかで唯一の2歳馬なのに、ハンデ戦の負担重量は56kgと重いほう。
さらに2番手につけたら逃げた馬が残り500mでいきなりバテるという想定外の形。
勝ったのは直線勝負に出た9番人気馬(11頭立て)で、2着は好位で前を目標にしていた馬。
韓国は馬の層が薄いので、2歳限定のレースは新馬戦と、そこで負けた馬だけ(2歳重賞と特別戦はあります)なので、
2歳馬がちょっと賞金を稼ぐと3歳以上の馬と一緒に走らねばならんのです。
(展開のアヤという3着)
でも今回はメドが立ったといえる内容だと思いました。
馬主さんはガッカリしていましたが……
その後は単独で馬券勝負を続けます。第9レースは時間の余裕がなかったので回避したらカチカチ山。
すると第10レースは休み明けでマイナス17kgの9番人気馬が逃げ切り勝ち。
そりゃマイナス4.4度じゃあ、実力どおりに決まりにくいよね(涙)。
(第10レース)
でも負けずに最終第11レースは気合のパドック診断(寒いのでテレビモニター)で5頭をピックアップ。
しかしここで大失敗。断然人気馬から流してしまって、相手の4頭のうち2頭で決着。馬連ボックスにするべきだったわ……。
1番人気馬は不利な大外&デビュー2年目の騎手だったんだし。
その馬連は39.8倍。もったいなー。というか、いつもやってる内枠の6頭ボックスを買っていれば3連複443.3倍が取れとるやないかい。
ハラタツ~。次は必ずリベンジしてやる!
(最終レース)
と心も体も冷え切りましたが、気持ちを立て直して夜は12名で大忘年会。
二次会のカラオケを終えて宿に戻ったら午前3時でした。
その翌日は私もコンサート!
しかしさすがに疲れがたまってきたので、午後3時まで宿で仕事をしつつゆっくりしてから出動することにしました。
そして午後5時から3時間ほど歌声を浴びて胸いっぱいになって、3日連続の宴会で締め!
(写真OKタイムで撮影)
これで年内の遠征は終了。今年も年末年始は超絶ブラック労働の予定になっているので、このくらい楽しんでもいいでしょ!
そんなわけで今週木曜日のゴールドカップは在宅投票でございます。年内に競馬場に行くのは東京大賞典だけの予定です。
◎2.スマイルウィ
○3.ブラックパンサー
▲6.ジャスティン
☆5.サヨノグローリー
△11.トップウイナー
△7.アマネラクーン
スマイルウィは間違いなく“取りに来た”でしょ!
負担重量が他の馬と同じというのも明らかに有利。
相手探しに徹することにして、その筆頭に置くのは浦和で3着内率が100%のブラックパンサー。
ダートグレードで好走歴があるジャスティンも2列目に塗ります。
サヨノグローリーも浦和での3着内率が100%。あとは的場文男さまが乗るトップウイナー、昨年4着のアマネラクーンを3列目に。
ここは軸不動と考えていいでしょう。的中率より回収率!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。