コラム”

「年頭にて」
2024年1月2日

元日の夕方に大きな地震がありまして、震度が大きかったあたりに友人知人がたくさん住んでいることを含めて心配していましたが、
どうやら避難所に行くまでの状況にはなっていない様子。

それでも現地在住のみなさんにとって、穏やかなお正月になっていないのは間違いないところで、
埼玉県人としては事態が悪い方向に行かないように祈るのみです……。

金沢競馬場

(金沢競馬場)

そういう状況を気にしながらもスケジュールは待ってくれないわけで、仕事納めも仕事始めもない状況。
クリスマスの日には例年以上かもという「やることリスト」を目の前にして気持ちをヒリヒリさせていたところ、
年が明けてもろもろ遅れぎみになっておりますが、体調としては今のところ大丈夫だと思われます。

そんなわけで本年もよろしくお願いいたします。
3日は川崎競馬場に行くぞ!

ところで昨年はいつもと違う出来事が多くありまして、
もっともデカい件としては現在グリーンチャンネルで放送中の番組の長期ロケが3回くらい入ったこと。
それでも韓国には5回も行ったし、テレワークができる利点を活用できているのはありがたい限りです。

しかしながら私の感覚としての韓国は“九州のちょっと先”なので、あんまり海外旅行ってる気がしないのよね。
よく泊まるのは東横インだし(汗)。

韓国の東横インの食器は日本と同じ

(韓国の東横インの食器は日本と同じ)

ちなみに現在の私における、行ってみたい場所のベストツーは、

●アメリカ大陸
●タイの北部

となっております。
というか、アメリカは10年前くらいから行きたいと思っているわけで、
自宅には1ドル100円前後のときに金券ショップで替えていた数百ドルが待機中。
それを使いに行くなら5月か6月かな。
目的は野球観戦ですが、日本人選手が出る試合は混むだろうから、それ以外の試合を狙います。

タイの北部に行きたい理由は「廃競馬場めぐり」。
タイには2019年の時点で競馬場が4個ありまして、バンコクの競馬場は新コロの休止時期を乗り越えて復活しました。
しかし残る3か所は再開されたという情報がないんです。

その場所は、チェンマイ、ナコンラーチャシーマー(通称コラート)、ウドンタニ。
タイの競馬は場内での現金発売がすべてで、バンコク以外の主催者は情報発信をほとんどしていません。

ウドンタニ(バンコクから500kmくらい北東)だけはまともなホームページがあったのですが、
2020年3月に「開催中止」の発表があってから数か月後、中国のオンラインカジノ(?)にアドレスが乗っ取られるという……

ウドンタニ競馬場

(ウドンタニ競馬場)

ついでに、ウドンタニからバスで2時間くらいの街と5時間くらいの街に廃競馬場があるので、そこの探訪もターゲット。
そんな場所でもテレワークできるのが、今の世の中のコワイところですねえ(汗)

今年は上半期におしごと以外の予定がいくつか入っているので、うまく折り合いをつけながらこなしていきたいところ。
ジジイ化が進んでいる状況を鑑みて、セカンドライフの構築にも取り掛かっているので、それも進められればいいなあと思っております。

しかし、ビンボー暇なし状態なのが悲しいところ。
12月30日と31日はたくさんやることがあったおかげで、SPAT4プレミアムポイントの「カード」を使い切れませんでしたよ(涙)。

東京大賞典の日は第11レースで「7倍」を使い、最終レースで「月/金」を使いましたが、30日はシンデレラマイルで1枚使っただけ。
大晦日は気がついたら最終レースが終わっていたのではドモナラズ。

12月29日の大井最終

(12月29日の大井最終)

ただ、東京シンデレラマイルは◎→○→△で161.9倍の3連単が的中。
大晦日の東京2歳優駿牝馬は10番人気の3着馬が無印でしたが、
1着と2着は△→◎だったので、予想の調子としてはまあまあと自己評価します
(ただし、東京2歳優駿牝馬は1&2番人気のワンツー)。

しかしまあ、東京大賞典は超絶に惜しかったですよ。
ちなみに買い目は発表したシルシの通りに。
そしたら

1着=△ウシュバテソーロ
2着=▲ウィルソンテソーロ
3着=◎ドゥラエレーデ
4着=○ノットゥルノ

私の買い目は◎、○、▲→◎、○、▲、△3頭→◎、○、▲、△3頭の60点。
これ、後方から差し切ったウシュバテソーロさんが不発の9-6-2だったら、1044.2倍だったんですよ!!!

2023年の東京大賞典

(2023年の東京大賞典)

「惜しいとハズレは同じ意味」という言葉があるのは重々承知。
攻めすぎたとは思いますが、我ながらいいチャレンジをしたと思います。ハズレて悔いなし!

そうは言っても、的中こそが正義というのも間違いないところ。
日程変更で1月に行われる川崎マイラーズはビシッと狙って臨みます。

◎2.フォーヴィスム
○3.ギャルダル
▲1.デュードヴァン
△11.エアアルマス
△12.ブラックパンサー

フォーヴィスムはA2クラスなので負担重量がほかの13頭より軽いのが有利。
神奈川記念は4着といっても3着から6馬身差でしたが、プラス20kgでの移籍初戦。
それを考えると前進する可能性は十分にあると思います。
高知で期間限定騎乗中の吉原寛人騎手が手綱を取る点も魅力。

ギャルダルは長期休養をはさんで4連勝中で、昨年の冬は大師オープン、多摩川オープンとマイル戦で連勝。
その実績なら今回も崩れることはないでしょう。
という一騎打ちが本線。

割って入る候補として、昨年の大師オープン、多摩川オープンで2着だったデュードヴァンを指名。
あとは実績があるエアアルマス、上昇ムードがあるブラックパンサーを押さえます。
さあて、川崎競馬場のパドックにある馬頭観音にお参りしてから勝負するぞ!


プロフィール

プロフィール

浅野 靖典

1969年8月1日生まれ

1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。

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