競馬マスコミ業界にいる人たちからはよく「時間が過ぎるのが早い」と聞きますが、
私の場合はまったく逆。長くて長くて……
昨年の1月はニューイヤーカップを浦和競馬場に見に行きまして、
内田利雄騎手が騎乗するピノホホッアが3コーナーで勝っちゃうんじゃないかという動き。
その瞬間、あたしゃ脈拍数が200くらいまで上がるのを実感しましたよ。
それはよく覚えているのですが、それが去年なのかと聞かれるとちと怪しい。
逆にサラリーマン時代は1年が早かったような気がします。
入社からの3年ほどは気合が入ったブラック労働で、月額の基本給を残業代が上回ることがしばしば。
テーマパーク事業部に異動してからは真っ当なスケジュールになりましたが、でも時の流れは早かったように思います。
しかしここ数年は真逆。これはジジイ化が進んだからかしら。
でも日々があっという間だと寿命が尽きるまでが短くなるので、時間を長く感じるのは悪いことではないのかも?
そんなこんなで年末年始にいろいろあって、1月3日は川崎競馬場に突撃。
しかしですよ。京浜急行の港町駅に着いたのが午後3時半(涙)。
さっそく場内に入ったらもう第10レース。
急いでパドック診断をすると、10頭立て7番人気のプレストエンジェルが輝いて見える!
(正月おなじみの獅子舞誘導馬)
すると見事に2着。ただ「3連単でも取れた」というのが反省点。
というのも、勝ったのは私が「すぱっと!POG!」で指名していたゲットアップゲート。
そういう縁は大切にしないとダメですね。
そんなことはスパッと忘れて、川崎マイラーズのパドックに行きましょう。
まずはパドックの大型ビジョンの陰にある馬頭観音にお参りします。
そしてパドックを眺めると、アランバローズの雰囲気がよさげ。
主戦騎手だった左海誠二さんの記憶がよみがえってきましたよ……
(川崎マイラーズ)
でも、このレースはカチカチ山でしょ!
と決断して、2番人気のフォーヴィスムの単勝と複勝、そしてギャルダルとのワイドという絞る作戦を採択。
すると、ヤヴァイ、アランバローズがメッチャ逃げている~~~!
これは残っちゃうよどうしよう。
あー、でも複勝とワイドは当たるかな。と思ったところにゼッケン1番のデュードヴァンが飛び込んできた!
アランバローズは3着のフォーヴィスムからクビ差で4着だから、私の馬券は当たったけれどもギリギリ。
この的中は拾ったようなものだなあ(馬券ってそんなもんですが)。といっても当たれば勝者。
その勢いで最終の川崎ジョッキーズカップにもチャレンジしましょ。
昨年はわりと人気順になることが多かったので、今年はメッチャ荒れてくれることを期待します!
ところで川崎競馬が終わったあとによく行く店は、中国と北朝鮮との国境付近が出身地だというファミリーが経営している中華料理店。
しかしその店は1月3日まで休みなので、向かった先は某イタリアな感じのファミレス。
その途中で絵馬を見るのを忘れていたことに気がつきました。川崎競馬場と駅の間にある稲毛神社の恒例行事です。
そのなかでの個人的な注目は増田充宏騎手。増田騎手はももクロのファンでして、いつもももクロの曲名を絵馬に記しているのです。
さて今年は……
(川崎ジョッキーズの絵馬)
「いちごいちえ」
ももクロの結成15周年記念ソングで来ましたか~♪
続いて私が注目するのは、プロレスラーのダンプ松本さん。キャラクターと絵馬とのギャップがスゴくて感動します。
稲毛神社での展示は1月7日までで、9日からは駅前の商業施設「モアーズ」の7階と8階にて1月末まで見られます。
次回の川崎開催は1月29日からなので、ぜひ競馬場からの帰りに寄ってみてください。
で、我々が着席したのは絵馬の展示場所の近く。店内に2時間半もいましたが、こういう時間は短いのよね(汗)。
続く1月4日は毎年恒例「闘強導夢」で新日本プロレス!
(闘強導夢)
その前にオフト後楽園に寄り道。
6階の一般エリアに行ったらけっこうな混雑でしたが、ひとつ上の7階の「ラウンジセブン」は落ち着いた雰囲気。
14時頃でも入館チケットを買う人がいました。500円の席も用意されているので、1~2時間の滞在でも利用する価値がありそうですね。
今回は入口にある巨大な「うまたせ君」の写真を撮らせていただいて退散しましたが、野球を見る前などに寄ってみようかな。
(オフト後楽園の7階)
15時半に試合が始まって、メインイベント終了は21時ちょっと前。
終了後は2日連続で某イタリア系のファミレスで観戦お疲れさま~となりました。
しかし改めて振り返ると、元日から10日間の行動って毎年ほとんど変わっていないのかも。
今週の浦和開催も行く予定でして、ニューイヤーカップも現地観戦の予定です。
◎3.クルマトラサン
○5.アムクラージュ
▲7.クリコマ
△10.ライゾマティクス
△1.オーウェル
10頭立てなのでシルシを付けるのは半分の5頭だけにしましたが、オッズはかなり割れそう。
こういう場合、3連複はあまりウマ味がないので、馬複または3連単がいいというのが個人的な経験則です。
中心に取るのはクルマトラサン。
日本の正月映画といえば……という話は置いといて、3着だったハイセイコー記念の内容を見ると、今回の距離は向く感じがするのよね。
今回は手を広げずに、馬複の流し4点と3連単1着&2着固定の24点で勝負をかける予定とします!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。