
10年くらい前まで、月曜日は船橋競馬に行くのが恒例でした。
集まるメンバーは5人前後で、昼すぎから最終レースまで戦って宴会するのが定番。
今になって振り返ると、毎月1回または2回、よく船橋まで行っていたなと思います。
その理由は現地に競馬仲間がいる点と、当時は今よりヒマだったから……(汗)
その後はメンバーの業務状況が変わったことで自然消滅。
同時に私が船橋に行く回数も激減しまして、新コロ以降は年に1度という感じ。昨年は9月の日本テレビ盃が唯一でした。
2021年なんて、矢野義幸調教師のインタビューで非開催日に行っただけですよ。
でも先週水曜日は万難を排して船橋競馬場にレッツゴー。その目的は、
・月イチ連載の競馬場グルメのネタ集め
・佐賀のウルトラノホシが出走する
の2点です。
そんなわけで会社帰りの人たちで混雑している京成電車に乗って、船橋競馬場のひとつ前の大神宮下駅で降りて徒歩10分少々。
日暮里から大神宮下駅までは、船橋競馬場駅より60円も運賃が安いのです!
という通常ルートで競馬場に着いたら、なんだか人がたくさんいますなあ。
オヨヨ、ウマ娘さんとのコラボを開催しているんですか!
(コラボ開催中)
そういうイベントがあるのは知っていましたが、重賞の日もやるとは知らなんだ。
そのおかげで売店前はどえらい混雑。
前のスタンドだったころは、焼きそば&モツ煮の東西商会で順番待ちをしたことなんてなかったよ……
(売店前が大行列)
でもハラへったし、おとなしく並びましょ。という状況を現場にいる仲間に連絡したら
「入口の近くならすぐに買えますよ」とTK内さんから返事がきたではないですか!
東西商会ってふたつあったっけ。
もしかしたらキッチンカーを出しているのかも。
と思って行列から離脱して入口に戻ると、そんな店はありませんでした……。
もしやTK内さんはビールを素早く買える店を教えたのでは?
と思って確認したら正解でした。
あたしゃビールは買わんのよ(涙)。仕方がないから並び直し。
でも並んでいる間に買った第10レースの馬複と枠複が大当たり。
おお、馬複が29倍で枠複が24.1倍ですか。これで今日の黒字は確定だな(喜)。
とニヤニヤしながら15分ほど並んで、20年ほど前に初めて食べた「あんかけ焼きそば」をゲット。
昔とほとんど味が変わっていなくてビックリ!
(あんかけ焼きそば)
それを持ったままパドックに行ってウルトラノホシを含む9頭をチェック。
うーむ、JRA所属の3頭はなんとなくビミョーな感じ(受ける印象には個人差があります)。
これなら佐賀のウルトラノホシで勝負になるんじゃない?
(ウルトラノホシがんばって)
と考えて、馬複と3連複のボックスと、夢馬券の単勝と複勝を投票。
するとおおお、3コーナーでウルトラノホシがつまづいた!
大丈夫かとあせったら、その後はちゃんと伸びてきて、3着から4分の3馬身差。
うーむ、3コーナーがスムーズだったらなあ……
でも改めてレース映像を見ると、スムーズでも着順は変わっていなかったような気が。
この辺は「タラレバ」の話になりますが。
それよりも気になるのは、南関東所属のトップが5着のソレナってどうなのよ。
しかも単勝162.5倍のビリ人気ですぜ!
「南関道中」でソレナにシルシを付けていた私は、そのオッズを見てビビりましたが初志貫徹。
ボックス馬券のなかにマークしました。やや惜しい。
というわけで馬券は「当たって大幅マイナス」。
しかしそれより、私の感覚で「ビミョー」と思ったJRA所属馬に上位を独占されたのが今日の最大の誤算でしたね。
気を取り直して、続く最終レースも人気上位の決着で当たってマイナス。
でもトータルでは交通費以上の収益を得たのでヨシとしましょう。やっぱり現場に行くといいことあるね♪
その翌日は歌舞伎を見に行って、そのまま羽田空港に行って徹夜でお仕事。
金曜日の早朝の飛行機で3時間ほど気絶して、到着したのは沖縄那覇空港!
なんと最高気温が25度で、薄手のパーカーを着たら汗が出るという状況。
そんななか訪問したのは、美ら海水族館の近くにある今帰仁村の「仲原馬場」。
(仲原馬場)
15年くらい前に、沖縄の競馬をテーマとした番組の撮影で来たのよね。
沖縄の競馬は速さを競うのではなく、馬に付けた飾りの美しさや動きの優美さの評価が基準。
1回だけ見たことがありますが、お祭りの余興という感じがある、ほのぼの系の競馬でした。
(説明の表示)
その寄り道を経て到着したのは今帰仁城跡。
ここで「ももいろクローバーZ」の高城れにさん、
TEAM SHACHI(チーム・シャチ)、AMEFURASSHI(アメフラっシ)が出演するイベントがあるのです。
さすがに金曜日の沖縄に来る人は少なくて、ざっと見たところ300人くらい。だからステージまでの距離が近いのよ。
(撮影オッケーのサービス付き)
このイベントは「今帰仁グスク桜まつり」の前夜祭という位置づけで、
ライヴ終了後にはライトアップされた今帰仁城内を歩けるというオマケつき。
桜は2分咲きでしたが大満足の3時間少々でした。来てよかった~!
(世界遺産を散策)
そんな沖縄1泊2日から戻ってきたら、気温5度で雨ですよ。さむー。でも今週も水曜日は大井の金盃を見に行くぞー!
◎11.アンタンスルフレ
○8.セイカメテオポリス
▲5.マンガン
△7.コスモポポラリタ
△15.ランリョウオー
△13.カイル
△3.トーセンブル
今年の金盃には昨年の1~6着馬が出走。
その昨年は、パドックで買ったカイル(8番人気)と3着のセイカメテオポリス(2番人気)に赤丸を付けて、
現場にいたIS川さんは2着のトーセンブル(12番人気)を狙っていたのに私の馬券は不的中という大惨事……
今年はそうならないように、昨年の1着から6着馬を漏れなく買います。
しかし本命には名古屋から短期移籍中のアンタンスルフレを配置。
昨年11月の東海菊花賞のあと「大井の金盃を狙って浦和に2戦だけ移籍させます」という馬主さんの狙いどおり、まずは金盃トライアルを勝利。
今回は名古屋から丸野勝虎騎手を呼んでくるという、メイチの勝負に期待します!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。