
先週火曜日は日帰りで笠松競馬場に行ってきましたが、電車の窓には途中から雨粒が……。
まじすか、聞いてないよ~。というのは自分の責任だった模様。
現地に着くとカメラマンさんが「3時くらいから濃い雨雲が来るみたい」と言っていました。
ハイ、天気予報をまったく見ておりませんでした(汗)。
(寒すぎる)
その前に誤算がもうひとつ。
先週はスケジュールがギチギチのスシ詰め状態。
だから笠松まで各駅停車&快速で行って、電車に乗っている6時間半でミッチリとテレワークしようと考えていたのです。
そのために使うのはビンボー人の味方「青春18きっぷ」。
しかし18きっぷは5日分がセットになっているので、4月10日の有効期限までに使い切れるアテはない……。
というわけで誰かと“シェア”するのがバッチグー。
さっそくウチの近所に住んでいる安倍ちゃんに連絡してみると、めでたく交渉成立。
安倍ちゃんが3月1日に使ったあと、2日(土)の朝に駅前のポストに投函したとのこと。
しかしですよ。4日のうちに郵便が届かない!
昨年あたりから郵便の到着が遅くなっているとは聞いていたけれど、今回の件で完全に実感。
だって安倍ちゃんが投函したポストから私の自宅までは約8kmなんだから!
しかし届かなかったんだからしょうがない。
やむを得ず、朝イチで18きっぷを購入してから笠松に向かったのでした。
個人的に使うのはあと1日分。どないしよ……
それはともかく、名鉄電車の笠松駅に着いても冷たい雨が継続中。
さっそく競馬場に行こうとすると、歩行ルートが変わっていました。
これまでは道路をムリヤリ横断するのがメインルート。それを横断歩道経由に変えたようです。
(ルート変更)
いやしかし、寒くて雨が降っていると客がいないねえ。
予想屋の大黒社さんも今日はお休み。これじゃあ電車賃をかけて来ても厳しいものね。
でも発表されていた場内イベント「長谷川満の漫談」は決行。
ただ、雨のため場所が表彰台から客席に変わっておりました。
さっそくそれを見に行くと、観客が8人前後……
落語業界では客が10人未満のことを「ツ離れしない」と言いますが、まさにそれ。
でもその漫談は笠松競馬のYouTube中継でまるまる流されているようでした。
笠松競馬はレースが終わってから次の出走馬がパドックに出てくるまで5分以上、間が空きますからね。
すると長谷川さんが私を発見して「次は飛び入りで出て~」と言ってくるではあーりませんか。
笠松競馬のエライ人にも「よろしく」と言われてしまっては断るわけにはいきません。
(長谷川満さんが漫談中)
しかしウッカリ。電話打ち合わせをしていたために、すっかりそのことを忘れていた!
急いでカメラマン控室から走ってイベント会場に行ったら、出走馬がパドックに向かって歩いてくるところ。
ギリギリのタイミングで飛び入り参加できました。
気づくのがあと30秒遅かったら、裏切り者になっていたところでしたわ(汗)。
そこで発表したメインレースの予想が、愛知のコンビーノと大井のグレースルビーの馬複&枠複&ワイド4-5の1点×3。
まさかそれが大正解だったとは……
(締め切り直前でも余裕で買えました)
あたしゃ自分が言ったことに背いて押さえ馬券も買ってしもうたから、当たってマイナスでしたよトホホのホ~
(グレースルビーが重賞初制覇)
レース終了後は雨のなか検量室付近で取材。
髪の毛がビショビショになったのにタオルがないから、電車のなかで自然乾燥させました。Oh、恥ずかし。
というわけでわりとヘロヘロになったので、さすがに帰りは飛び道具を使用。
その前になんか食べないと。今日は朝から菓子パン2個という、高校生みたいな食生活だったんだし。
しかし名古屋は大都会。午後5時半頃の駅ナカや地下街はどこもメチャ混みでした。
そこはスパッと切り替えて、駅のコンビニでおにぎりを購入。
またまた高校生みたいな選択でしたが、せめてもの抵抗として「みそかつおにぎり」で名古屋メシ。
(一応は地元の名物)
ちなみに帰りの電車でもテレワークは続いたわけで、でもそこで頑張ったおかげでスケジュールが楽になりました。
帰宅した翌日は確定申告の作業が無事に終了!
しかし申し訳ありません。
それに没頭していたせいで(言い訳)、ダイオライト記念の買い目をマークして投票ボタンを押したら締め切られてしまいました。
キャプテン渡辺さんの番組はちょいちょい見ていたんだけどなあ。
マークした買い目は4着のディクテオンが中心だったので助かったんですけど(汗)。
翌日の京成盃グランドマイラーズは投票できましたが、的中して若干マイナスって感じ。
やっぱりあわただしく投票するとダメよダメダメ~ですな。
健全な馬券は健全な肉体と精神に宿る。投票活動は心に余裕があるなかで行いましょう。
今週の重賞は木曜日の川崎。まだナイターが始まっていないから、発走時刻は16時半ですよ!
◎4.ギガース
○1.クルマトラサン
▲10.チャダルクン
△2.ライゾマティクス
△11.アムクラージュ
△12.パンセ
短距離が合うタイプにとっては、この時期に1,400mの重賞ができたのはデカいですね。
中心はニューイヤーカップの上位2頭、ギガースとクルマトラサン。
先行力があるチャダルクンを割って入る候補として考えます。
ニューイヤーカップ3着のライゾマティクス、4着のアムクラージュも流れひとつでチャンスあり。
吉原寛人騎手が乗るパンセにも警戒しておくべきでしょう。
日曜日の高知競馬場で吉原騎手はさすがの技術を見せてくれましたから!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。