コラム”

「ハードワーク」
2024年3月25日

先週も北海道に滞在して、火曜日から金曜日まで午前中から夕方まで牧場取材で、夜中にレギュラー原稿のおしごとというスケジュール。
この日々を無事にこなすことができるのか。
それはまさに体力勝負でして、いまのところの結論は「来年はワークシェアすべし」となっております(苦)

そんなわけで、3月20日に新冠町で開催されたスターダスト☆レビューのコンサートに行きたくても、そんな余裕は完全にゼロ。
でも夜に新冠温泉に行ったら、ロビーで「スタ☆レビ」の曲をレコードで流してくれたので、いい気分でテレワークができました。

新冠にスタレビが

(新冠にスタレビが)

続く木曜日も夕方まで取材だワッショイ!
スケジュールが完了したのが浦河BTCの近くで16時45分。
ならば浦河の場外発売所に急行すれば、17時10分発走の大井6レースに間に合うな。
速攻で出発して「Aiba浦河」に到着したら、ギリギリかと思った第6レースがまだパドック周回中。
オヨヨ、発走時刻が15分も遅くなっているんですか。

友人が出資している馬が出るので「見るだけ」のつもりだったのに、こりゃ余裕のよっちゃんで買えてまうやないかい。
というわけできわめて少額ではありますが、Aiba浦河の売り上げに貢献してきました。

大井6レースを観戦

(大井6レースを観戦)

「Aiba浦河」も平日の夕方から夜にかけてという時間帯のせいかガラガラで、場内にいた客は5名ほどでした。
実際のところ、空港から離れている浦河町や様似町、えりも町は人口減少が加速中。
その対策として行政が「移住促進プログラム」などを実施していますが、なかなかキビシイ状況だそうです。
私の実感としても、以前より街を歩いている人が少なくなった感じがするものなあ。

ところで私は、2歳馬取材の期間中は静内にある友人宅に宿泊。
その人(40代)は東京都からの移住者です。定年後の移住も大歓迎だそうですよ!

その反面、増加しているのは外国人。
浦河町には昨年末の時点で470人の外国人が住民登録をしているそうで、全体の人口がおよそ1万1千人だから5%に迫る勢い。
新型コロナウイルスの影響で出入国に制限があった時期は300名程度だったので、この1年でかなり増えたことになります。

それに伴って浦河には、私が確認した限りで3軒のインド・ネパール料理店が営業中。
そのうちの1軒は、育成牧場で馬に乗っている20代前半の日本人が経営しています。
その人の趣味は「投資」らしく、なかなかチャレンジャーですな。って感心している場合ではないですな。
私も見習わなくては!

馬産地のインドカレー

(馬産地のインドカレー)

しかしながら取材中心の日々ではそんな心の余裕なんてなくて、頭痛薬がお友達。
先週の外食は、会食が1回、温泉の食堂で1回、温泉に行く途中で1回だけでした。

静内のラーメン

(静内のラーメン)

そうなんです。ゆっくりメシ食ってるヒマあるなら業務と睡眠に充てるべし。
そんな木曜日は浦河の場外から静内に戻ってきた頃が、スーパーの総菜売場でフィーバータイムが始まる時間。
これは参加しなくては。ちょっと買いすぎたけれど、なんくるないさ~

食料を確保

(食料を確保)

そんな出張続きのスケジュールは今週まで。
無事に終わらせることができたら、その後は編集作業を頑張って、4月の第2週は再び浦河に出張。
そしてそのあとは京都でももクロのコンサート。それを心の支えにして頑張っていくぞ!

その前に、今週は桜花賞が開催されるんですね。最近2年は今年より1週間前。
過去の優勝馬一覧を見ると、浦河や静内の場外発売所でレースを見た記憶がよみがえります。
しかし今年はリアルタイムで見られないのよね。忘れないように投票しておかなければ。

ところで先週土曜日。週明けの浦和の予想をしようと思ったらクリビツテンギョウ。
nankankeiba.comの出馬表が劇的に変わっている!

千歳空港にて

(千歳空港にて)

パッと見て「複雑だな~」と思いましたが、「設定」で自分が必要な項目だけを表示させるようにしたら問題なし。
もう見慣れた気がします。

しかし改めて思うのは、2歳馬の取材を含めて日本には競馬関連の細かい情報がたくさんあることですね。
以前、韓国のソウル馬主協会の会長に「POGの達人」をプレゼントしたら、
「日本には2歳馬だけが載っている本があるんですか」とビックリされました。
競馬マスコミおよび競馬予想にたずさわる人の多さは、日本が間違いなくトップですよ。
私はそのオコボレをいただいているひとり。日本に生まれてよかったなあと思う次第でございます。

では感謝しながら桜花賞を検討していきますか!

◎11.ミスカッレーラ
○5.シトラルテミニ
▲6.モノノフブラック
△2.ミチノアンジュ
△4.プリンセスアリー

いやしかし、シニスターミニスターってスゴイですね。馬産地でも何回か話題に出ました。
その血統のチカラに期待して、休み明けでもミスカッレーラを中心にしました。

相手筆頭にはシニスターミニスター系の種牡馬、インカンテーション産駒のシトラルテミニを指名。
3番手にはユングフラウ賞で私に的中をもたらしてくれたモノノフブラックを配置します。

ここまで3着内率が100%のミチノアンジュも押さえたい存在。
プリンセスアリーは前走の4着がスタートでの差だったと思われるので、巻き返しに警戒しておきます。

というわけで馬複は5頭ボックスで10点買い。
3連単は1着に11番と5番を配置して、2列目と3列目が5頭ずつの24点にしようかなと考えております。
なお、こちらでも火曜日の午後8時から桜花賞の検討会があります(告知)。

荘司典子さんの予想も公開される模様です!

プロフィール

プロフィール

浅野 靖典

1969年8月1日生まれ

1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。

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