コラム”

「移動だらけ」
2024年4月16日

自宅周辺で過ごした先々週とは一変。
先週は移動だらけでした。
月曜日は午前中の飛行機で千歳空港に着陸して、レンタカーで浦河まで約3時間。
さすがに先週までの疲れが出て気絶したようで、目が覚めたのは日付が変わる頃。
そこから3時間ほどお仕事して……
やっぱりちゃんと寝ないとダメね。
その影響が翌日に出てしまいました。
雨が降っていて気温が3度。
寒冷地仕様の服装で臨んでも寒いのなんのって。

雨のなかでのJRA育成馬の展示会

(雨のなかでのJRA育成馬の展示会)

浦河の三嶋牧場のスタッフである加藤くんが経営しているインド&ネパール料理店「マールワール」に行って、
スパイスタップリの昼食で体温を上げたのですが……

カレーとビリヤニ

(カレーとビリヤニ)

夕方4時の気温が2度では、寒気が止まらないのことよ!
さらに超絶な眠気との戦いに打ち克って、無事にレンタカーを返却して宿に移動。
こんなありさまだから、先週も記した状況が「逆にラッキー」でした。
先週も記した状況とは……

●後輩から郵送された「青春18きっぷ」を受け取れず
●そのため、稚内からの鉄道旅行を断念

つまり青春18きっぷが自宅に届いていたら、この日の宿は稚内行きの夜行バスだったのです。
……ムリっすよ。
しかーし、自分を厳しい環境にさらしがちなのが私の方向性(要するにドエム)。
おそらく稚内へのバス移動を強行していたと思われます。

お宿でノンビリは久しぶり

(お宿でノンビリは久しぶり)

いや~、18きっぷを持っていなくてラッキーでしたわ。
お宿で体をまっすぐにして寝て、朝は大浴場に行ってから千歳空港に移動。
そして20時まで空港でおしごとタイムとなりました。
千歳空港はテレワークしやすい環境なのよね(笑)。
そんなわけで夜行バスに乗らなかったのが大正解。
体調がそこそこ戻った感じになりました。

さて、その日の大井のメインレースは東京スプリント。
飛行機の出発が20分ほど遅れたおかげで、搭乗待合室で見ることができました。
馬複が当たってヨカヨカ~(喜)。

飛んだ先は中部空港で、その日のお宿は空港の近く。
明けて木曜日は名古屋競馬場に行くのですが、その前に敵情視察を一瞬だけ。
その場所は常滑競艇場。
すると入場口の真ん前に「トコタンシートS席専用駐車場」。
おお、こういうのは競馬場では見たことないぞ。
クルマ社会の愛知県っていうこともあるのかな。

いいサービス

(いいサービス)

続いて、やたらと警備員が多い入場口からスタンドに入ると、すかさず「ロッカーは右にあります」と声がかかりました。
コインロッカーは100円が利用後に返却される方式。
そのおかげで身軽になって、メインスタンドから離れた場所にある巨大な招き猫を見ることができました。
しかし滞在時間は30分。
競艇にはまったく興味がないもので……(本当)。

目指せ億万両

(目指せ億万両)

常滑駅まで歩いて戻り、名鉄電車と無料バスを乗り継いで名古屋競馬場にレッツゴー。
新設された1,400mが行われる第7レースに合わせてスタンドの外に出ると、
ちょうど4月デビューの望月洵輝(もちづき・じゅんき)騎手の初勝利記念セレモニーが行われるところ。
その直前の第6レースを勝って3勝目を挙げましたが、セレモニーは事前に決まっていたものなので“初勝利”記念。
勝負服柄のタオルを持ったご家族も臨場していました。

デビュー記念タオル

(デビュー記念タオル)

望月騎手はその後も人気薄の馬を3着に粘らせるなど、減量をいかした積極的な騎乗を心掛けている様子。
名古屋で勝負するときは、買い目に組み入れるほうがいいかも!

さて、この日のメインは東海クイーンカップ。
パドックを凝視して、毎度おなじみ節操なき3連複7頭ボックス35点を買ったのですが……
11番人気の3着馬がヌケてしもた(涙)。
3着に入ったコールミーメイビーは、クロス鼻革を装着してきたという点が気になったんだけどなあ。
6番人気の4着馬は持っていただけにクヤシイ限り。
ちなみに3連複は10万馬券。
4着馬がもうちょっと頑張ってくれたら、私は万馬券をゲットできたのよ。
その3着馬に乗っていたのは、浦和から期間限定騎乗中の室陽一朗騎手。
レース後に「ブービー人気での3着なんだから、ウデだね」と褒めておきました(苦)。

いやしかし、私の座右の銘のひとつである「迷ったら買え」を実践しなかったばかりにデカい魚を逃してしまうとは。
だから帰りの新幹線は自由席ですよ。
的中していたらグリ……
なお、先週の段階では名古屋から大宮まで夜行バスに乗ろうと考えていたのはナイショです。
体力には限りがあるのよね。
無理しないようにしなくちゃ。
自宅に戻った翌日は早朝から原稿仕事をビッシビシと終わらせて、所沢のベルーナドームで野球観戦。
そして土曜日も早朝から働いて、中山グランドジャンプを見に競馬場にゴー!

中山競馬場

(中山競馬場)

応援するのは熊本県出身のイロゴトシ。
いや~、久しぶりにドキドキしたわ~。
最終障害の手前で先頭に立ったときは神に祈る気持ち。
よかったよかった♪
という土曜日を経て、日曜には京都府亀岡市で行われた、ももいろクローバーZの「春の一大事」という野外ライブに行ってきました。

最高気温は28度だった模様

(最高気温は28度だった模様)

そんな1週間だった影響で、かなり疲れている状況です。
しかしですよ。じつは先週中盤まではライブが終わったら関西国際空港に行って、

Aコース:水沢競馬場に向かう
Bコース:ソウルに飛ぶ

を視野に入れていたのです。
我ながらアホですわ。
さすがにそれはムリだったので、今週はおとなしくします。
でも木曜日は浦和競馬場に行っちゃうかも。

◎8.ジゼル
○12.ボヌールバローズ
▲11.サーフズアップ
△10.カラフルキューブ
△5.ツーシャドー
△3.ジュネス
△7.リコシェ

ジゼルはデビュー戦から11連勝中。
前走のティアラカップで差し切った内容ならば、重賞の舞台でも引き続き注目していいでしょう。
逆転候補は重賞タイトルを持っているボヌールバローズとサーフズアップ。
カラフルキューブはJRAでの実績的に無視できない存在といえます。
善戦傾向があるツーシャドー、昨年4着のジュネスにも要マーク。
リコシェもなんか気になるので押さえます。
3連複なら1頭軸の相手6頭で15点。
3連単なら30点。
ジゼルの12連勝に期待します!


プロフィール

プロフィール

浅野 靖典

1969年8月1日生まれ

1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。

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