
京都府亀岡市で行われた「ももクロ」のコンサートの翌日(4月15日)は、京都駅から新宿駅までバスで長距離輸送。
その翌週もバスの旅となりました。
乗ったのは、4月21日の22時45分に金沢駅を出発する仙台行き。
日曜日だからか、29人乗りの3列バスには20人ほどが乗っていました。
この行程でよく聞かれるのが、「夜行バスは疲れるでしょう」
しかしですよ。メチャ疲れている状態で乗ると、逆に大丈夫なんですよ(汗)。
このバスは富山駅経由。私ときたら、それに気づくことなく気絶していまして、気がついたら宮城県。
よく寝たわ~~~
(バス前の焼肉も効果があったかも)
仙台駅からは電車で水沢競馬場に移動します。
そこで問題発生。
バスが仙台駅に着いたのが7時55分頃。
事前にその後の行程を調べていなかったのが大失敗で、
8時11分発に乗れないと、水沢到着が2時間半も遅くなることが判明して大あわて!
ちなみに上記は東北本線を利用した場合です。
新幹線を利用すれば余裕タップリで水沢競馬場に行けます。
でもそのときの私は、新幹線乗場の近くにいるのに新幹線がまったく頭に浮かばなかった……(汗)
こういう思考回路になるのは、普段からケチケチ大作戦をやっているのが原因ですな。
正直な話、南関道中を作成しているときに「新幹線に乗ればよかったんじゃないの……」と気がついたのだから困ったもんだ。
でも、私が選んだリカバリー策は、9時発の一ノ関行きのバス。
そこで1時間ほど待って水沢に行けば、1時間程度のロスで済みます。
(一ノ関行きの高速バス)
4名の客を乗せたバスは定刻に出発して、気合の入った運転手さんのおかげで無事に到着。
次の電車まで1時間ほどの間はお仕事タイムで、水沢駅から競馬場までは徒歩で向かいます。
その道中が暑いのなんのって。
前日の金沢はとても寒いから駅の近くでトレーナーを買ったのに、今日はちょっと歩いたら汗が出る陽気。
(盛岡所属騎手の送迎バス)
ちなみに水沢駅から競馬場まではタクシーだと5分ちょっとで約千円。
徒歩だと30分くらいかかります。
みなさまが水沢競馬場に行くときは、合理的な行程にすることをおすすめします……
という難儀はあったものの、無事に水沢競馬場に到着。
今回の目的は1時間ほどのインタビュー取材とアポ取りだけなので、わりと余裕がある感じです。
(向正面の桜は終了)
しかし(涙)、そうならないのが自転車操業の悲しいところ。
その週だけは仕事量がちょっと多めで、競馬場のスタンド1階でテレワーク。
まあまあ仕事しやすい環境なのが多少の救いです。
(テレワーク)
そんなミッションをクリアし終わったのがメインレースあたり。
よおし、最終レースくらいは競馬をやるぞ!!!
うーん、なかなかムズイ……
すると、岩手競馬の生き字引である松尾康司さんが
「新人騎手の坂井瑛音(さかい・えいと)騎手に展開が向くんでない?」
とおっしゃるではあーりませんか。
締め切り10分前あたりでオッズを見ると、1番人気が3月まで川崎にいたアダマスミノルで1.5倍くらい。
これは過剰人気の香りがしますなあ(ニヤリ)。
坂井騎手の馬は単勝11倍くらい。
よおし、坂井騎手の単勝と総流しにしよう!
と決断してレースを見ると、3コーナーで坂井騎手が先頭に並ぶ強気の競馬。
大丈夫か???
でも大丈夫でした。
そのままの勢いで押し切り勝ち。
問題は2着ですよ。人気薄と1番人気馬の競り合い。あたしゃ総流しなんで高いほう!
……ハナ差で1番人気馬が2着でした。
2着と3着が入れ替わっていたら諭吉さまに会えたのに~。
おまけに坂井騎手の単勝が5.6倍に急降下していて二重のショック。
でも、坂井騎手の初勝利に立ち会えたのだからよかったとするべ。
確定後に動画を撮影して、これは週末の「アタック!地方競馬」で紹介しましょう。
(おめでとう)
でもその影響で、水沢駅行きの無料バスに間に合わなかった(涙)。
そんな状況の私を専門紙の記者さんが助けてくれたので、
行きも帰りも歩きという大惨事は免れました(タクシーに乗れというご指摘はごもっとも)。
そんな激動の3日間を経て、中1日でこんどは名古屋競馬場にレッツゴー。
現地では我ら一族の誇り、浅野皓大騎手のおかげで儲かりました(注:親戚ではないと思います)。
そんな1週間のあとは大型連休。
もちろん自宅でおとなしく過ごします。外出予定はかしわ記念デーの船橋だけ。
じつは水沢競馬場に行く日の12時に、先着順で発売される船橋競馬場の指定席を取るつもりだったのですよ。
しかしすっかり忘却の彼方。
でも一緒に行く高貴なお方が、グループ席を確保してくださいました。
かしわ記念の当日は「感謝の気持ちでいっぱいです」の思いで船橋競馬場に突撃します!
◎13.キングズソード
○6.ミックファイア
▲7.クラウンプライド
△1.ウィリアムバローズ
△11.ギガキング
△2.タガノビューティー
キングズソードはなんつったってモレイラ様ですよ。
JBCクラシックは勝ちましたが、なんとなくタイプ的にマイルくらいのほうがよさげ。
さらにスパイラルカーブの船橋コースもよさげ。
相手筆頭にはフェブラリーSで善戦したミックファイアを指名します。
クラウンプライドも勝利まで期待できると思います。
JRA所属馬ではペプチドナイルとシャマルをカット。
代わりに船橋のギガキングを入れます。
続く5月2日(木)は東京湾カップですよ!
◎9.シシュフォス
○10.バハマフレイバー
▲7.マコトロクサノホコ
△2.アムクラージュ
△5.クニノトキメキ
△3.オーウェル
シシュフォスはクラウンカップでも注目しましたが、なかなか奥行きがありそうな勝ちかた。
門別で3勝して、休養でパワーアップができたと考えるべきでしょう。
相手筆頭には逃げ粘りが狙えそうなバハマフレイバーを指名。
マコトロクサノホコは南関東で3戦連続連対中の近況と、やや小柄でも骨太の体つきを評価して単穴に推します。
ただ、東京湾カップは乱ペースでの差し馬の台頭がある気がするんですよね。
そのあたりを考えて、差し脚を備えているタイプを連下に並べてみました。
それではよい5月を!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。