
6月最初の週末は2日とも東京競馬場に行ったものの、現地に到着したのは午後3時すぎ。
日曜日は最終レース後に寄り道しないで帰りましたが、わりとグッタリ……
ただ、6月のスケジュールは先月までよりもスカスカなのが救いです。
という状況ではありますが、東京ダービーは現地で見ないといかんバイ!
と思っていたら、快楽亭ブラック師匠が
「大井町でチャーハン&餃子を食べてから東京ダービーへ」とブログに書いているのを発見。
すかさず師匠に
「この春から大井町駅発の無料バスは運行されなくなりました!」
と連絡した結果、チャーハンと餃子を回避してオフト後楽園に向かうことにした模様です。
じつは私も大井町からの無料バスの愛用者。
でもバスがないんじゃ仕方がないから、大井町駅から歩くか……と思っていたら、
水曜日の午前中にイレギュラーな案件が発生。
その結果、浜松町からモノレールというルートになってしまいました。
健康のために歩きたかったのに~~~
ところで東京ダービーといえば、入口でスクラッチカードをもらって、というのが定番。
しかし新コロの無観客&抽選入場の時期を経た現在はそれが廃止された模様。
代わりに「ダービーネクタイ」はワゴン販売、帽子は500円以上の未確定馬券の提示で抽選、という形になっていました。
じゃあ縁起物だから、馬券を買って抽選に参加しますかね。
(応援馬券は先に購入)
ということで列に5分ほど並んでタブレットの抽選機をタップ。
するとガラポンの画面から赤い玉が出たけれど、その色の意味がわからないまま無料入場券を渡されました……
デジタルの抽選って情緒がないね。流れ作業的で釈然としないわ~
(抽選会)
とモヤモヤしながら歩いていたら、競馬場の常連グループと遭遇するの巻。
「席があるので来てくださいよ」
と誘われたので行ってみると、椅子の上には酒が……
でもさあ、これだけじゃあ足りなくない?
この時点で夕方5時。
そして私は昼メシがまだ。
ということで「じゃあちょっくらスーパーに行ってくるわ。なんかリクエストある?」
「赤のぶどうジュースかなあ」
ハイハイ了解。
という展開で、北門から徒歩2分のスーパーでお買い物♪
その結果がこのありさまですわ。もはや“路上飲み”に近いな……。
(椅子が机状態)
でもみんな楽しそうにしているからまあいいか。
するとスタンド前のテラスエリアにも、会社帰りとおぼしき集団が同じように酒盛りしている!
うーん、なんだか30年前を思い出すなあ。
会社を定時で上がって新橋から電車とバスを乗り継いで大井競馬場に行っていたあの頃を……(遠い目)
その当時は「単勝」「複勝」「枠複」の3種類。
1点あたりの単価、および1レースあたりの総投資金額は現在よりも上だったような。
これってつまり「私のなかにおけるデフレ」ってこと?
いやいや、あのころはお金を使う先が今より少なかったし、残業手当が基本給をはるかに上回っていたし……
そんなことを思い出してしまったので、第9レースはラブラブパイロの単勝に千円。
するとアララ、早め先頭から粘れずの3着ですかそうですか。
(ハズレ確定の数分前)
うーん、やっぱりなんか気合が入らないなあ。
でも次は大丈夫。前回のレースで4着だったウナモンタナアルタで鉄板でしょ!
今回も昔を思い出して、単勝と枠複の2本立てで勝負しました。
するとウナモンタナアルタが快勝で、2着も赤い帽子で大的中!
……えええっ。枠複が3倍で、馬複は12.5倍?
うーむ、これって「早く馬券の種類が増えないかなあ」と思っていた30年前がよみがえった形やんけ!
でも当たったからまあいいか。さあ、続いてはメインの東京ダービーだー!
(東京ダービーのパドック)
さっそくミッチリとパドック診断。
といっても、ラムジェットが本命で、マコトロクサノホコが対抗で、3番手にサトノエピック。
馬券は馬複2点と決めていたので、パドックは出走馬の雰囲気と馬具をチェックするだけ。
その予定どおりに購入したところ、結果は枠複が2.2倍、馬複が2.1倍ってどーゆーこと!?
ここも枠複で勝負するべきだったか……
(入場者サービスの馬蹄型パイは確保)
それはサテオキ、レース後は取材活動。
その後はラムジェットを管理する佐々木晶三調教師をモノレールの駅までお見送りして、
記者エリアに戻ったら今度は吉原寛人騎手がいたのでボディーガード役としてタクシーに乗るまでお見送り。
そうやって動いていたら、ずっと持ち歩いていた頭痛がどこかに行ってしまいましたね。
やっぱり競馬場でテンションを上げることが最大の治療方法なのかも!?
そんなわけで今週も療養に行きます。
ただ、火曜日はちとムリなので、水曜日だけ……。火曜日は在宅投票でござる。
まずは火曜日の川崎スパーキングスプリント!
◎2.プライルード
○6.ティアラフォーカス
▲11.アルバミノル
△5.ヴァンデリオン
△10.サンダーゼウス
今年のメンバーには昨年のキモンルビー、おととしのコパノフィーリングみたいな強力なスピードタイプがいない感じがするのよね(主観)。
だから好位差しタイプが届くのではと仮定して、プライルードを中心視します。
ティアラフォーカスは前走で逃げましたが、900mなら好位付けの形になりそう。
アルバミノルは展開的に恵まれそうな気がするので3番手に推します。
馬券的にはこの3頭の馬複がいいかなあ?
続く水曜日は関東オークス!
◎6.アンデスビエント
○7.ローリエフレイバー
▲9.クリスマスパレード
△5.プリンセスアリー
△3.イゾラフェリーチェ
△10.ミスカッレーラ
アンモシエラがいないので混戦模様。
中心にはアンデスビエントを指名します。
母のアンデスクイーンが2020年のエンプレス杯を勝ったから、というのが理由です。
正直、逃げ先行タイプが多いのはビミョーかなと思うのですが……
そんなわけで、意外と混戦模様で南関東所属馬にもチャンスがあると思います。
なのでボックスで!
ちなみに水曜日の川崎競馬場では、1か月ほど前に紹介した「成田漬物本舗」がお店を出します。
現在、新しい食品衛生法の基準を満たす厨房設備を作るために必要な資金を“クラウドファンディング”で募集中。
私もちょっとですが協力しました。するとさっそく、その返礼品が届きました。
(漬物引換券)
水曜日の川崎競馬場に行くかたは、パドック近くの漬物屋さんにぜひお立ち寄りください!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。