
先週末は、今月2回目の九州へゴー!
金曜日の午後に「アタック!地方競馬」の収録に参加してから羽田空港に向かうと、余裕十分で出発1時間前に到着。
しかし25分の遅延……
その時間を利用して、日曜日の船橋の新馬戦を予想します。
その結果をここで確認☆
☆第2レース
◎ミナトノソウタ→1着
○メルヘンローザ→競走除外
▲カミノワ→3着
☆第3レース
◎プリムスパールス→1着
○マドモアゼルヴェル→4着
▲キョウエイロード→2着
☆第4レース
◎インディスピュテブ→2着
○ワールドクライシス→競走中止
▲アメストリス→1着
まあまあかな、という結果でした(汗)。
でも“新馬戦はしっかり検討すれば当てやすい”んですよ。
個人的に、今年は新馬戦の利益でほかのレースの軍資金を作っております!
搭乗前に脳細胞をハードに使ったあとは、飛行機に乗って気絶。目が覚めたら北九州空港に着陸する1分前でした。
その日は空港から歩いて行ける東横インに泊り、翌日は小倉競馬場に突撃!
(無料朝食をガッツリ)
個人的なメインレースは、九州産馬限定「ひまわり賞(JRA)」。
このレースは地方所属の九州産馬なら“どのレースでもいいから1勝”していれば出走可能です。
そういう側面を含めて、九州のホースマンたちの夢舞台。
今年は佐賀所属のウサギ、カシノアップビート、テイエムサガボーイが参戦してきました。
ウサギは鹿児島県いちき串木野市の出身で、福田米造さんが生産者&馬主。
福田さんは草競馬の出場経験も豊富な、根っからのホースマンです。
(ウサギ)
そのほかの2頭はオーナーがJRAの馬主資格をお持ち。
その一方で、カシノアップビートを生産した坂本秀樹さんは、「パドックからジャケットを着ておくほうがいいかな」とソワソワしていました。
乗馬クラブを経営しつつサラブレッドを生産している人で、JRAは初出走。
それぞれの結果はアレでしたが、ドキドキワクワクしていました。
ドキドキワクワクは騎手も同じ。
ウサギの鞍上は出水拓人騎手で、カシノアップビートは飛田愛斗騎手、テイエムサガボーイは石川慎将騎手。
3人ともパドックでニコニコ顔でした。
たまにはこういうイベントがないとね☆
(飛田愛斗騎手)
しかし私は昨年の九州1歳市場で購入していただいた、ケイテンアイジンが本命。
単勝&複勝をガッツリ買って見守ると、アレレ、スタート直後の位置取りがだいぶ後ろ……(汗)
そこから先はあまり覚えていなくて、気がついたらケイテンアイジンが勝っていました。
なんかビックリ。そのおかげでプラス決算になりました。
(表彰式)
そして夜の生産牧場の代表、本田土寿さんを囲んでの打ち上げは祝勝会に変身。
なお、5年前にひまわり賞を勝ったイロゴトシ号をテーマにした番組が、8月初旬にグリーンチャンネルで放映される模様です(告知)。
(本田土寿さんの勝利の熱唱)
その翌日(21日の日曜日)も小倉競馬場に突撃。
前日よりも暑さはマシかな~というコンディションでしたが、4コーナーの自由席に座るとケツが熱い!!!
新聞でもタオルでも敷かないとヤケドしますわ。という状況のなか、
千葉県からやってきた後輩と合流して「仁義なきパドック診断」でガッツリと勝負。
さらにこの週末は、大井記念の日の最終レースで私に的中をもたらしてくれた天才少年の父が、韓国から来場していました。
「小牧太騎手がJRAでラストなので」とのこと。
小牧騎手はJRAでは2年近くも勝ち星なし。
この日は3回の騎乗機会がありますが……
(メインレースの小牧騎手)
しかし私はラスト騎乗を見られないのよ。
この日は北九州空港発の航空券が取れなかったため、帰りは山口宇部空港からなのです。
だから小倉のメインレースが終わったら速攻で出発しないと間に合わん(涙)。
電車に乗って山口宇部空港に着いて、小倉の結果をみてみると……小牧騎手が最終レースを勝っている!!!
うわ~~~、これは現地で見たかった。
わざわざ国境を越えて来たKW端さん、よかったねえ!
「おかげさまで、昨日の負債を取り返して航空券代も出ました(単勝57.8倍、複勝13倍)」
やっぱり“信じる者と書いて、儲かると読む”んだなあ。とてもめでたい!
しかし私は最終レースの馬券をひとつも買ってないのよね。モヤモヤ。だったら高知の最終レースで穴埋めするか。
この日の高知はインコースが使える感じ。
よおし、内枠のボックスだ!
という理由で買い目を決めたところ、15歳のマイネルバルビゾンが出ていることに気がつきました(ゼッケン2番)。
……小倉で大ベテランが勝ったんだから、高知でも?
ちなみにマイネルバルビゾンの最後の勝利は、2020年4月25日(11歳時)。
最後に馬券対象になったのは昨年の5月21日(3着)。うーむ……
というわけで、機内Wifiで単勝と複勝をちょっとだけ購入。
そして羽田空港に着いてからレースを見たらアナタ、マイネルバルビゾンが最後の直線で勝ちそうな勢い!
と思ったら、画面を拡大していたので、はるか前を行く勝ち馬がスマホに映っていませんでした(汗)。
でもマイネルバルビゾンは3着で、複勝は4.4倍。ちょっとだけ損失補填ができました。
(チャレンジ成功)
しかし土曜と日曜の収支を通算するとマイナス。でもプライスレスな2日間でした。
さあ、私も水曜日の芙蓉賞で信じる者になろう!
◎8.ペルセヴェランテ
○3.スノーシュー
▲1.ケンタッキースカイ
△9.シトラルテミニ
ペルセヴェランテは一昨年のサマーセールで(南関東入厩馬としては)高額で落札された馬。
7戦7連対の実績を評価して、初の川崎コースでも狙います。
古馬B級で好成績を残しているスノーシューとケンタッキースカイとの三つ巴が本線で、
今回が転厩初戦となるシトラルテミニは押さえまで。水曜メインは絞ります☆
続いて木曜日のメインレースはA2&B1クラスの特別戦!
◎1.ジョーエスポワール
○2.ファルコンソード
▲10.エアポートライナー
△3.キタノインディ
△4.マシンガン
このレースは、nankankeiba.comの「季節別成績」のデータを重視。
すると、ブルグミューラーは冬~春に調子が良くなる傾向があることがわかります。
移籍3戦目のヴァンデリオンも夏はビミョーっぽい?
そういう理由で選ぶほうがいいかなと、小倉の炎天下で2日間を過ごした私は思います!
浅野 靖典
1969年8月1日生まれ
1998年にグリーンチャンネル「中央競馬中継」のキャスターから競馬関係のキャリアをスタート。
現在は各種媒体に原稿を寄稿し、競馬関係のメディアにも出演。
青森、九州のセリ市場の司会進行役も担当している。
ときどきグリーンチャンネルの番組「競馬ワンダラー」で、ワゴン車の運転手として全国を放浪。
各地の地方競馬場には1~2年に一度以上は訪問している。